サクラ保存林

 桜満開、春爛漫。

 昨日(6日)は自宅から最寄駅までの間に、練馬区立高松小学校-光が丘団地の桜を楽しみ、東京メトロ銀座線の虎ノ門で降りてからは外務省ー日比谷公園の桜を愛でた。日比谷公園はともかく、外務省前庭の桜は本数はそんなにないけど、結構見事。

 今日(7日)は神田から大手町まで歩いたが、びっくりしたのはサンケイプラザの前庭にも桜が植わっていたこと。まだ、植えられて何年にもなっていないが、しだれ桜。この季節、有名な名所にいかなくても、どこででも、目に付くのは桜、桜、桜。日本人が桜を本当に愛し、至るところに植えているのに改めて気付かされる。

 花見に出掛ける自分の贔屓の場所というのが誰にもあるものだが、私の場合は何と言っても地元の都立光が丘公園。10年ほど前にはご近所の皆さんと盛大な花見の宴を”張った”こともあったっけ。ガスコンロを持ち出して、飲めや歌えや・・・。体力、気力もありました。

 「多摩森林科学園」(東京都八王子市とどり町1833)。400年以上もの昔、小田原の北條氏が南下してきた武田の軍勢を迎え撃った古戦場に設けられた林野庁森林総合研究所の研究施設だ。日比谷公園の約3・5倍の57ヘクタールの広さ。JR中央線高尾駅から徒歩10分。

 試験林が中心だが、見逃せないのが「さくら保存林」。各地の著名な桜の遺伝子を保存するために昭和41年に設置が決まり、8ヘクタールの面積に桜亜属だけで約250品種、2000本の品種が植えられている。同時に導入されていない品種の収集や分類の見直し、保存方法、生理的反応などの研究も進められているとか。

 手元にある「見学のしおり」はもう5,6年も前のものだから、変わっているだろうが、今年も、見事な花を咲かせてくれていることだろう。週末には、義母のお墓参りを兼ねて、桜を楽しんできたい。それまで、散らないで・・・

2 thoughts on “サクラ保存林

  1. Anonymous says:

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    4月9日(土)午後も夕方になって、光が丘公園で花見をしました。もちろん小島米店のおにぎりを持って。本当にすごい人出でした。特に、中央部の大木の辺りは密集度が高かった。桜は確かに見事だったが、芝生がほとんど擦り切れ状態の無残な姿になっているのが気になった。昔はもっともっと芝生があったのに・・・。風が少し吹くと、砂塵が舞います。都の財政危機で、芝生の手入れもできなくなったためか・・・。

  2. Anonymous says:

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    4月10日(日)午後、都営八王子霊園に義母の墓参りをしたついでに、「サクラ保存林」に立ち寄った。街中の桜があまりに満開だったので、さぞやと思いきや、やっぱりまだでした。品種にもよるが、「約1700本」(前にもらったしおりでは「2000本」だったが、きょうのでは「1700本」に修正されていた)のうち、ざっと見で2分咲きか。山の上だからでしょうか。

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