梅見
例年より冬が厳しかったせいで、梅の開花が非常に遅く、とても待ちどうしかった。年が明けて、真っ先に春の到来を告げる梅は何よりの楽しみだ。暖かい東京だと、それほどでもないのだが、寒さの厳しい土地だと、その楽しみも深いものがあることだろう。
新年も3月に入って、もう5日。あれだけ寒かった季節もようやく暖かになり、梅の開花もスピードが乗ってきた。柔らかい日差しに誘われて、近所で梅見のはしごをした。練馬区田柄梅林公園→光が丘美術館のそば処・桔梗家の枝垂れ梅→都立光が公園内の梅林→同屋敷森跡地の枝垂れ梅。
梅にウグイスはどうやら昔の話のようで、今は梅にメジロ。目の周りが白いメジロが梅の花に酔ってか、ピーチクピーチク。なかなか風情のある姿である。