桜開花予想

 桜(ソメイヨシノ)の開花予想に関心が集まっている。3月も中旬になると、桜開花の便りがちらほら聞こえてくるものだが、今年は例年にない厳冬。花曇りとなったこの日の東京西部の桜も蕾が膨らみ始めたものの、開花にはもう一息。満開だったのは梅だった。

 17日付の読売新聞夕刊によると、今年の桜開花予想について、老舗の気象庁が「平年より早い」と予想する一方で、予想経験が4年と浅い民間の気象会社「ウェザーニューズ」は「平年並みかやや遅め」と正反対の見解を出して、「正解どっち?」と面白がっている。

 寒い冬を乗り越え、桜の休眠打破が進んだという点までは両者とも同じ見解。問題は3月に入ってからの気温の上がり下がりや日照時間の長さをどう予想するかが開花日を占う決め手。両者の言い分が最も食い違ったのは静岡で、気象庁が3回目の予想で3月16日としたのに対し、ウェザーニューズ社は4月7日。実際には3月17日に開花した。

 「開花」と言っても、もちろん「満開」ではなく、「2分咲き」ぐらいのことを言うそうだ。2分咲き程度なら、ちょっと物足りないのではないか。梅の場合は2分咲きでも風情があるが、桜の場合、やっぱり満開でなければ、どうも気分が出ないような気がする。

 都立光が公園の桜は昨年は4月9日(土)が満開だった。翌10日(日)訪れたサクラ保存林(八王子市)の桜は2分咲きだった。満開の日に桜を愛でることができるのはまさに僥倖。日本の場合、街中のどこででも桜を楽しめるのがすばらしい。

 ちなみに3月18日現在の光が丘公園の桜は蕾がかなり膨らんでおりました。開花は25日ごろ。満開は4月2日ごろと予想します。全くの根拠レス。当たるかな。外れるでしょうねえ・・・。責任は持てません。

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