「食」自立プロジェクト

味付もずく土佐酢+
ミョウガの千切り+
カイワレ大根(ブロッコリーの芽なども可)+
生姜の微塵切り

 夕飯の簡単1品。これなら自分でも作れそう。これにご飯+納豆+玉子焼き(あるいは目玉焼き)を加えれば立派な朝食(夕食)。ご飯は炊いた後、1食分ごとタッパに入れ、冷凍庫に保存する。1回に3合ほど炊けば、1週間ほどは持つのではないか。

 定年後を見据え、自立するためのプロジェクトをスタートさせることにした。近々、あこがれの「単身赴任生活」も始まる。1人暮らしは学生時代以来のこと。いつの間にか30年もの歳月が流れ、果たして1人で暮らせるのか、若干不安だ。

 とりわけ問題なのは「食」。これまで、用意されたものを食べ、食堂のメニューを見て選ぶだけで、自分で深く「食」に係わったことはない。まして料理することなど思考の枠外。若かったし、食べる物があるだけで満足だった。

 若いうちはそれでも良かった。しかし、歳を取ってくるとそうはいかない。「食」への注意力、想像力を働かせなければ、身体が破壊される。身体に優しい食事をしなければ、現実的に自分の健康が侵されるからだ。何と無知、何と無謀だったのだろう。

 既に侵されている部分もある。気づくのが遅かったが、いまさら悔いても始まらない。せめて進行を阻止するのが精一杯だ。何をどう食べるか。手探りだが、そろりと考え始めたい。

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