シニア・セカンドライフ講座「田舎で暮らす」

 神戸生活創造センター主催のシニア・セカンドライフ講座「田舎で暮らす」を受講した。同センターは兵庫県神戸県民局の外郭のようで、実体的には県主導。県民ニーズを汲み上げていくと、こうした問題も行政課題になるのだろう。

 「田舎暮らし」は頭で考えるほど楽ではないというのが私の持論だが、都会暮らしに疲れたシニアにとっては有力な選択肢の1つかもしれない。田舎が好きな人は体力と気力で乗り越えていける。問題は私のように、そんなに好きではないものの、しがらみもあって、実家のある田舎の面倒を見る必要のある中途半端な存在。

 この日の講座では篠山市や丹波市などの田舎暮らしを想定したもので、田舎と言っても、都会に近い田舎。車で1時間から1時間半以内のエリアだ。田舎暮らしがたまらなくなれば、都会に逃げ出すことも割りとできやすい土地ではある。

 以下、パネリスト各氏の発言の中から、アットランダムに。

・薪ストーブは3回暖まる。薪を切るときと割るとき、それに燃やすとき。
・田舎でも通用する技が必要。「あぜ道を歩かせてもらっている」。
・車の運転、インターネット、うまくいかなかった場合の代替シナリオを用意しておくこと。
・田舎暮らしは体力的に結構ハード。体力、気力のあるうちに始めるのがベスト。
・野菜は勝手にできる。そんなに難しくはない。
・田舎でも自分で踏み出せば、楽しみができる。
・田舎では70歳は働き盛り。10年は長生きできる。何でも自分でやることが重要だ。

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