「のじぎく兵庫大会」開幕

  第6回全国障害者スポーツ大会「のじぎく兵庫大会」が10月14日、10日まで行われていた国体と同じ神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開幕した。はばタンダンスなどのオープニングプログラムや歓迎演技なども含め約3時間。競技は16日までの3日間。

 「グランドソフトボール」は視覚に障害のある人の競技。ソフトボールのルールを基本としながら、ハンドボールを使用し、ボールが転がる音を頼りに競技を行う。プレイヤー10人のうち、全盲者が常時4人以上出場しなければならない。全盲者はアイマスクなどの目隠しをする。

 ピッチャーは必ず全盲の選手が行い、キャッチャーの掛け声や手をたたく音を頼りにボールをホームベースめがけて転がす。ボールはホームベースまで3バウンド以上しなければならない。見てると簡単そうでも、実際にやってみると、なかなか打てないのではないか。

 ほかに、プラスチック製の円盤を使った「フライングディスク」や車椅子を使用する5人の選手で競技する「車椅子バスケットボール」など障害者用に工夫された競技が行われる。

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