「たべる、たいせつフェスティバル2006」

 日本生活協同組合連合会主催の「たべる、たいせつフェスティバル2006」(神戸市、神戸国際展示場)が11月18日で開幕した。19日まで。全国の生協や生産者、さまざまな食の活動を行う組織が一堂に集まり、交流する祭典。昨年は東京で開かれ、今後神戸と交互に開かれるという。

 大型スーパーなど巨大流通企業の進出で生協も苦戦している。難しい問題もあるが、「食の安全・安心」への取り組みでは民間企業に追随を許さない。そのリーダー格が国内最大最強の「コープこうべ」(組合員数246万人、浅田克己組合長理事、35会員)だろう。

 「食べる」ことはすべての基本。「食べる」ことをおろそかにしてきたツケが今になってわれわれを襲ってきている。何を食べていいのか分からなくなってきている。こうなったら、もう自分で作るしかないのかもしれない。

 「鯛の塩釜焼き」のレシピを会場でもらった。塩と卵白を混ぜて糊状にしたものを鯛全体に塗り、オーブンで約50分間焼く。表面が薄茶色になり、しっかり固まったら食べ頃。昨夜、舞子ビラ神戸の懇親会で明石鯛の塩釜焼きを生まれて初めていただいた。どうして作るのだろうと思っていた。(写真はフェスティバル2006協議会議長でコープこうべ理事の柳瀬啓子氏)

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