明石・大蔵海岸「龍の湯」

 明石海峡大橋を望む”絶景と癒し”のスーパー銭湯、との文句に惹かれて、明石・大蔵海岸の「龍の湯」(土日祝日大人600円)に行った。神戸駅からJRで30分。JR朝霧駅で下車。100mほどの歩道橋を渡ると、目の前は明石海峡。大きな船や小さな船が行き交う。

 歩道橋の端に「想」の慰霊碑。2001年7月21日、花火大会の夜。群集なだれで10人の幼児、1人の老婦人が死亡。247人が負傷した現場だ。合掌。エレベーターで海岸に降りると、堀江謙一氏が太平洋横断に使ったビア樽のマーメイドⅡ世号がどんと展示されていた。

 海岸を歩いて10分。海べりに「龍の湯」はあった。お風呂は全部で10種類。屋内に気泡風呂、電気風呂、ねころびの湯、すわり湯、水風呂、タワーサウナ。サウナはこれまで入った中でも最大規模。実にのんびり。しかし、「龍の湯」の売りは何と言っても露天風呂である。

ひのき風呂・・・屋根付き
石釜風呂・・・石で造った1人用
岩風呂・・・和風庭園
展望岩風呂龍の台・・・一段高く位置し明石海峡が展望できる

 最近の露天風呂はさまざまな工夫が凝らされているが、明石海峡大橋が眺められるのはここだけ。明石海峡から吹くミネラルたっぷりの潮風を浴びながら、のんびりお湯に浸かるのはたまりません。土曜日の昼下がり。静かに流れる音楽も癒し系でした。

 予約制のようだが、ほかに「岩盤浴」施設も。また、駐車場で天然温泉を掘削中で、2007年3月にはオープン予定だとか。楽しみです。

 追伸:2007年2月初旬に再訪した「龍の湯」のそばから眺めた明石海峡大橋。のどかな海でした。


 

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