産学連携記念フォーラム

 兵庫県商工会連合会と兵庫県立大学経営学部の「産学連携記念フォーラム」が16日、兵庫県県立大学神戸学園都市キャンパスの「三木記念講堂」で開かれた。

 大企業主体の商工会議所に対し、商工会は零細商店などが中心。それら商店の相談役で、復活を目指す地域社会の活動を支える重要な役割を担うが、地域貢献の難しさにも直面している。

 一方の兵庫県立大学は神戸商科大学、姫路工業大学、県立看護大学の3大学が統合され、2004年4月に誕生したが、一体感不足に悩まされているのが実態。国立大や私大の乱立する中で、存在理由を確立するのに苦労している。

 そういう意味で、「商工会も県立大学も存立を問われている」(佐竹県立大経営学部教授)。生き残りを模索するためにはやはり「情報発信」、「ターゲティング」、「連携」に取り組むしかない。どうそれを構築していくか。

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