「赤坂サカス」の桜

東京・赤坂に3月20日、誕生したのが「赤坂Sacas(サカス)」。「新しい文化を咲かす」「桜を咲かす」「笑顔を咲かす」「夢を咲かす」などの思いが込められているらしい。しかし、行って見て分かった。名前はすごいけど、要はTBSテレビの人寄せ場だった。色んな名店が入っていたが、どこもかしこも人だらけ。
赤坂と言えば、黒塀の老舗料亭の街だったはずだが、どうもそういった風情は淘汰されたらしい。新しい店ばかりが立ち並び、一ツ木通りも昔の面影はまるっきりない。「相模屋」だけは昔の場所に昔の看板を出していたのは救い。葛餅を買った。おいしかった。

