東池袋「大勝軒」

   東池に
   旨いものあり
   特もりの
   忘れられない
   そばの味

   山岸一雄

 大腸の内視鏡検査を受検したついでに、懐かしい池袋周辺を散策。たまたま足を向けたのが東池袋。地下鉄有楽町線「東池袋駅」からサンシャインに向かう一帯は高層ビルが建ち、様変わりしていた。

 腹を満たそうと探したのが「大勝軒」。東京でも一番長い行列のできるラーメン屋さんだから、無理を承知で探したが、元の場所には見つからない。ビルの中にでも入ったのかと思いつつ、大通り向こうの線路を眺めたら、ガード下にありました。

 評判は知っていたし、昔一度午後2時すぎに行って、店内ががらがらなので聞くと、「今日はもうおしまい。売り切れで・・・」。そういう店だ。再開発でこちらに移ったという。店内は30人くらいは入れる大きさ。旧店は16席だった。

 平日の午後4時ごろなのに、ほとんどの席が埋まっていた。「中華そば」(700円)を食べた。しこしこ麺とこってりスープ。大腸に優しくないなと思いつつ、残さずいただいた。通は元祖付け麺の「もりそば」を頼むようだが、それは後で知った。不思議な店だ。

 

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