箱根山から新宿新都心を眺める

早大文学部の裏手にある感染研の前は戸山公園。その中にある箱根山に登った。学生時代に一度だけ登った。山と言っても、高さ44.6mの築山。見晴らしはよくないが、新宿方面の高層ビル群だけがなぜかよく見えた。写真では蚕のような奇抜なコクーンタワーも写っていたはずなのに、なぜか消えてしまった。
箱根山を中心とした公園は戸山ハイツと呼ばれる高層アパート地帯。戸山ハイツ一帯には、江戸時代、尾張徳川家の下屋敷があり、戸山山荘と言われたという。そこから新宿まで歩いた。20分ほど。ゴールデン街を通って紀伊国屋書店に着いたころにはネオンの海の中にいた。