花冷え@石神井川堤

 せっかく桜が開花し始めたというのに、あろうことか寒波が日本列島を直撃。とても花見気分どころではないと思いつつ、体を温めようと石神井川沿いに日曜ジョギング&ウォーキングに出た。ところが、10人ほどのおじさん・おばさんグループが車座になっているのに出くわした。

 寒くても、予定していた以上、花見をせざるを得なかったのだろうか。つい、ご苦労さまですと声をかけたくなった。寒いのに花見は辛い。結構、難行苦行である。寒さを忘れるためには、歌を歌うしかない。知っている歌を次から次へと歌いまくり、何とか寒さをしのぐのだ。

 もちろん伴奏なしのアカペラで歌うのだ。とても1人じゃできない。何人かいないと格好もつかない。昔、隅田公園で、桜こそ満開だったものの、よく冷えた日に花見をしたことがあった。ビールがとびきり冷たかったことを今でも思い出す。それほどまでして花見をしなければならないのか。それが江戸っ子のイキなのか。

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