蓼科山とすすき

 佐久乃おぎのやで食事した後、向かったのは佐久市の南、諏訪湖の北東部に広がる高原地帯。白樺高原、北白樺高原、蓼科高原、霧ヶ峰高原、車山高原、美ヶ原高原と高原がてんこ盛りである。白樺湖を眺めながら、その奥に立つ蓼科山(2530m)を眺望した。

 霧ヶ峰高原の懐に抱かれるように立つのは小さな山小屋「ころぼっくるひゅって」(長野県諏訪市霧ヶ峰車山肩)。標高1820m。高原を一望する場所に位置しており、併設のカフェで飲むサイフォンで淹れたコーヒーは格別おいしい。吹き渡る風は高原の匂いがする。

 高原を少し降りたところには八島ヶ原湿原が広がっている。霧ヶ峰の湿原の中では最大の高層湿原。ウィキペディアによると、湿原は常に植生の枯死と堆積を繰り返しており、機構や立地条件によって低層湿原→中層湿原→高層湿原を変化し、最終的には陸地に変貌すると考えられる。

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