イチョウ並木@東大
赤門から東大構内に入ると、鼻をつくのがイチョウの実・銀杏独特の匂いだ。入ってすぐ左に200mほど歩くと正門だ。そこから安田講堂まで続くイチョウ並木がまたすばらしい。椅子に腰掛けて絵を描いている画家が1人や2人ではない。10人ほどはいた。
都内にはイチョウ並木は数々あって、それぞれに見事な紅葉を見せるが、ここ東大構内の並木はまた格別だ。黄金色の並木の隙間から安田講堂の時計塔が顔をのぞかせているのだ。どんどん歩いていくと広場に出て、広場の先に講堂がどっしりと建っている
安田講堂の右裏手には三四郎池。この池の風景ものどかだ。この日もモノ思う人が何人も池畔に佇んでいた。都会のど真ん中とは思えない静けさだ。