『ロンリ―・ハート』

 

書名:『ロンリー・ハート』(文庫上下)
著者:久間十義(ひさま・じゅうぎ)
出版社:幻冬舎

 

就寝と入眠の間を埋める本として読み始めた。『刑事たちの夏』がどういうわけか好きで、昔読んだのを思い出し、ブックオフで見つけたので買った。上下2巻の分量だが、若者言葉の饒舌体文章なので、飛ぶように読める。途中まで読んできて、既読感に襲われた。一度読んだことがあるような気がしてきたのだ。

昔読んだ本は田舎の家に送ったり、送らないまでもどこにあるのか分からない本は基本的に初めて読むのと同然だ。既読感があるということは以前にも購入しているということだ。こんなことはもちろん、今回が初めてではない。流石に3度も買うことはないが、前にも買ったことを、買ってしまってから思い出すことはままある。記憶は意外といい加減だ。自分に自信が持てない。

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