池袋西口散歩

診療科がずらり

6月から始まった新たな胃腸病院通いも今日で3回目。現役時代は考えられなかったが、それも事実上終えた今は健康第一。会社より健康だ。昔は健康を二の次にして仕事にいそしんだ。それを良しとしたのは決して正しかったとは今は全く思わないが、当時はそう考えたのだろう。その結果が病院通いの現実だ。自分で播いた結果は自分で引き受けるしかない。

病院の所在地は池袋。東池袋には昔、スポーツクラブに通っていたので、土地鑑もあったが、病院は西池袋。東と西ではまた雰囲気も違って、全く未知の世界だ。診察を受けるまでは気が重いが、それを終えると、途端に気分が晴れる。しかも、今日は1日休みを取った。自由だ。好きなドトールで診断メモを作りながらコーヒーを飲むのは悪くない。しかも平日の午前だ。

外から外観だけを(8/22午前撮影)

メトロポリタンホテルの裏側に自由学園明日館(みょうにちかん)がある。1921年(大正10)、羽仁吉一・もと子夫妻が創立した自由学園の校舎だ。帝国ホテルを設計した米フランク・ロイド・ライトの設計によるプレイリースタイル(草原様式)と呼ばれる様式は彼の出身地・ウィスコンシンの大草原から着想を得たという。関東大震災や第二次大戦の空襲からも逃れた歴史的建物で、1997年に国の重要文化財に指定された。

ホール(8/22午前撮影)

 

校舎が1934年(昭和9)に南沢(東久留米市)に移転してからは、主に卒業生の事業活動に利用されたりしているという。、昔、一度ここでレセプションがあって、ぜひ参加したいと思ったが、転勤があって時間がとれず断念したことがあった。老朽化が進んだため、1991年から2001年にかけて保存修理工事が行われたのち再開業。現在結婚式会場としても使われている。館内見学も可能だが、この日は都合で外観を眺めることしかできなかった。

明日館から池袋駅に戻る途中、メトロポリタンホテルのそばで「池袋地名ゆかりの池」と書かれた石碑を見つけた。

「池袋地名ゆかりの池」の石碑

 

カラ池だった

 

「むかし、このあたりには多くの池があり、池袋の地名は、その池からおこったと伝えられている  池はしだいに埋まり、水も涸れ、今はその形をとどめていない」(東京都豊島区教育委員会)らしい。

 

塀には「ふくろう」の絵が何点も

 

こんな「ふくろう」も

 

「いけふくろう」は池袋のシンボルだ。池袋駅東口北側地下通路にある待ち合わせ場所に置かれているふくろうの石碑。いろいろあるものである。

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