「エネルギー効率向上こそ最大の成長戦略」
テーマ:日独エネルギー政策比較
会見者:梶山恵司富士通総研経済研究所上席主任研究員
2013年2月18日@日本記者クラブ
●日本でのエネルギー議論は原発と再生可能エネルギーのことばかり。それももっぱら電力のことばかりだ。熱や輸送用燃料(ガソリンなど)の議論は抜けている。電力のことばかり考えていても、エネルギーのことは分からない。エネルギー効率を含めて総合的、体系的にとらえることは、エネルギー戦略を描くための前提だ。
●エネルギー消費を増やすことと経済成長することとはイコールではない。双方を切り離して考えなければならない。エネルギーがなぜ最大の成長分野なのかを理解するためにもこれは不可欠だ。