24時間「ホルター心電計」検査

アップには耐えられないため縮小して

 

最近、急に胸が締め付けられるようになり、身体が少し震えるような症状に見舞われる現象に襲われている。来月からいよいよ前期高齢者。法律的には、押しも押されもせず老人だ。自分ではまだまだと思いたくても、身体が教えてくれる。

5年ほど前に単身赴任先の兵庫県神戸市から1時間ほどの三木市(金物の街)に車で訪れたとき、突然苦しくなって足が止まったことがあった。そのときは身体が鉛のようになり、本当に歩けなかった。そんな症状が表れること自体、自分でも信じられなかった。

そのときは1時間ほど動けず、その場でじっとしていた。金物市の駐車場の土埃を吸ったせいかと思ったりして、何とか車に戻り、現場から離れたら、スッーと胸が晴れた。原因がなくしてそんな症状が表れるはずがないのは当然で、深刻に考えたが、その後、そうした症状はなかった。会社の年1回の健康診断の心電図検査でも特に問題は指摘されないまま、忘れてしまった。

ここ何年間か、それでも1年に1度くらいの割合で心臓が苦しくなることはあったものの、まれ。ところが今年になって、頻度が増えた。しっかり覚えているのは今月5日(水)12時07分~13時。デスクでおにぎりを1つ食べ終え、2つめを口に入れた途端、胸が苦しくなった。心臓がどきどきし、身体が少し震えた。「狭心症」「心筋梗塞」という言葉が頭に浮かんだ。休憩室のソファに少し横になっていたらスッと症状が消えた。

それから2週間しかたっていない6月21日(金)朝7時15分~45分にも同じ症状が出た。母が亡くなった葬儀当日の朝だった。朝食を摂ろうした矢先だった。疲労が溜まっていたのかもしれない。しかし、よりによってこんな日に・・・・

東京に戻って、掛かりつけの内科医の診察を受けた。「不整脈は絶えず起こっている。気づかないだけだ。年齢的なものもある。糖尿病などいろんな因子が絡み合っている。不整脈を疑う場合、ますは心電図を取るのが一番」と言われ、24時間心電計を試すことにした。

それがこの「ホルター心電計」。昔はもっと大きかったらしいが、今は小型軽量。24時間、首から心電計をぶらさげ、心電図の変化をミニSDカードに記録する。それをコンピュータ解析して、判定させる。「ホルター」氏は米国の物理学者。24時間心電図記録法の発表者らしい。結果が楽しみだ(怖い!)。7月には前期高齢者に突入する。何事も事実から目を逸らしてはならないと自分に言い聞かせるしかないか。

 

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