西京みそ漬+砂丘ながいも

 

主食は焼き魚

メインの蔵みそ漬のさわら

 

寒くて買い物に出るのが億劫。なので今夜はあり合わせで済ませることになった。関西方面や北海道から送られてきたお歳暮をいただくことにした。あり合わせとは言いながら、土地の逸品だった。

メインは西京みそ漬のさわらと銀だら。西京(さいきょう)は東京(とうきょう)に対応した言葉で、京都のことを表す。どうも京都は何につけ気取っている。

西京みそ(京都で作られる甘い白みそ)にみりん、酒などを加えた漬け床に魚の切り身を漬け込んだものを西京みそ漬という。いただいたのは京都の「一の傳」(中京区柳馬場通り)の蔵みそ漬。3年連続で、食の最高峰と言われる「モンドセレクション」の最高金賞を受賞したという。

東京にも京粕漬の名店「魚久」(中央区日本橋蛎殻町)がある。東京でなぜ西京漬なのかというと、初代が奈良県の生まれで京都で料理の修行を続け、大正3年に高級鮮魚小売店「魚久商店」を開いた場所が蛎殻町だったとか(魚久HP)。とにかく、おいしくいただきました。

 

砂丘ながいも

砂丘ながいも

一緒に食べたのがながいも。砂丘地で栽培されているためか、地中の生育自由度が高いのかしれない。とにかく、肌がきれいで、長くて真っ直ぐなのが自慢らしい。

おがくずの中に横たわる長いも

おがくずの中に横たわるながいも

 

かぼちゃの素焼き

蒸しカボチャ

 

こちらは蒸したカボチャ。カボチャは小樽の友人が毎年、秋に送ってくれる野菜定期便の中に入っていた。これを電子レンジ専用の圧力鍋で蒸す。

圧力鍋は食材に圧をかけることで、柔らかくしたり、味を染みこませたりする時間が大幅に短縮できるのが利点。ボルシチなどのシチュー料理に力を発揮するが、これまで大型のステンレス鍋を使っていた。

今年夏に母が亡くなったとき、四十九日の忌明法要の引き出物にしたのがこのレンジでチンする圧力鍋。素材はプラスチック(合成樹脂)の一種のポリプロピレン。とにかく軽い。さらにレンジに入るコンパクトさが好評だ。

製造しているのはマイヤージャパンの米親会社マイヤーインターナショナルホールディングス(カリフォルニア州バレーホ)。

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