信州なめこそば@長野駅新幹線ホーム

なめこそばが実にうまかった

なめこそばが実にうまかった

 

食べたのは新幹線長野駅上り線ホーム

食べたのは新幹線長野駅上り線ホーム

 

小布施には午前9時30分ちょうどに到着。栗菓子屋の「小布施堂」の17代目当主にインタビュー取材をし、雁田山山麓の「穴観音の湯」2階から小布施町全景を写真に収めた。

曹洞宗梅洞山岩松院まで歩き、本堂にある葛飾北斎の描いた天井絵「八方睨み鳳凰図」を再度鑑賞した上、社務所に写真画像の使用許可を願い出た。使用許可証を出した上、住職が判断するという。

とにかく、腰痛が治らない上、左足親指が痛くてなかなか思うように歩けない。駅前でレンタルサイクルを借りるのをすっかり忘れ大失敗。とにかく歩くのが不自由で辛かった。しかし、泣いてはおれない。

小布施町の原風景はやはり栗林。ぶどう畑やりんご畑も多いが、やはり栗林をしっかり写真に収めておかなければ絵にならない。栗林があるのは駅の向こう側だという。千曲川が流れる側だ。結構歩いた。そして何とかたどり着いた。

町役場に東京理科大学が小布施町まちづくり研究所を開設している。役場の2階に研究所があった。誰も人がいなかったが、ドアが開いていたので展示物をしばらく眺めた。いったん駅まで戻って栗しるこを食べた後、再度研究所をのぞいたものの、やはり無人。アポなしだったからあきらめた。

午後も4時をすぎ、太陽が山際に落ちると急に冷え込みだした。夕陽がきれいだった。予定より1本早い電車に乗った。小布施の町はあまりに整備されて、一杯飲み屋も食べ物屋もほとんどなかった。駅前食堂があったが、夜は午後5時から。とにかく、空腹だった。

空腹を抱えたまま長野駅の上り新幹線ホーム(13・14番)に立った。食堂に入ってゆっくり食べるだけの時間はなかった。駅員に聞くと、ホームのそばやがまだやっているという。あった。それがこの店だ。探しても名前はなかった。

駅そば食べ歩きガイドによると、「新幹線そば店」という名前だという。同じ新幹線でも下り11・12番ホームの店は「りんどう」、在来線3・4番ホームは「裾花郷」、同6・7番ホームは「しなの」と名前が付いているのになぜだろう。

ネットで調べると、長野駅管理会社の直営店で、営業しているのはこの店だけだという。そばは小菅亭(東之門町)から仕入れているが、つゆはかつお節、昆布、煮干しなどをブレンドして作った自家製。

食べたのは信州なめこそば。400円と高めだったが、空腹の上、寒い中で食べたせいもあってとにかくうまかった。時間さえあれば、もっと本格的なそば屋で食べたかった。しかし、駅そばもあなどれない。

 

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.