すみだ3M運動30周年祭

かざりかんざし職人の三浦孝之氏

かざりかんざし職人の三浦孝之氏

 

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全国でも数少ない市松人形職人の藤村光環氏

 

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屏風の表装職人の片岡恭一氏(片岡屏風店)

 

江戸切り子の製作工程

江戸切り子の製作工程

 

墨田区は今や「東京スカイツリー」のある区として内外に知られているが、昔から大田区と並んで東京都内では中小企業が集積する下町だ。江戸時代から栄えた向島区と本所区が1947年(昭和22)に合併して誕生した。

隅田川では花火大会が行われ、相撲のメッカ・国技館のある両国も擁している。あまりに歴史がありすぎて、分かっているようで、実はよく分からない。かと言って隅田川を挟んだ浅草を擁するお隣の台東区ほどメジャーではない。

同区は墨田のものづくりを伝えようと、30年前から3M運動を展開している。製品・道具・資料などのコレクションを工場や工房などに展示する「Museum」(博物館)、付加価値の高い製品を作る優れた技術者の「 Meister」認定、自社のオリジナル商品を作る現場を見せながら、ものづくりの楽しさを伝えていく「 Manufacturinng shop」(工房ショップ)の3本立てだ。

普段は見られない、墨田の職人たちの技を一つの会場で味わえる実演イベントが「すみだ3M運動30周年祭」と銘打ってすみだ産業会館サンライズホール(マルイ錦糸町店8F)で開催されるというので、東京の西郊から総武線に乗って東郊の錦糸町に出掛けた。錦糸町は練馬とは違った雰囲気を持っていた。

 

セイコーが誇る時計職人の櫻田守氏

セイコーが誇る時計職人の櫻田守氏(写真右)

 

展示された「和時計」(二挺天符目覚付袴腰櫓時計、セイコーミュージアム収蔵)

「和時計」(二挺天符目覚付袴腰櫓時計)

 

すみだ産業会館からのベストビュー(右側は錦糸町駅)

すみだ産業会館からのベストビュー(右側は錦糸町駅)

 

 

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