マラソンの春
天気予報は「雨」だったが、空を見上げると快晴だった。それでも、部屋でのんびりしていたが、やはりその時間になると気になった。今年初開催の「練馬こぶしハーフマラソン」のスタートは8時だった。
重い腰を上げたのは8時を10分も過ぎていた。自転車で一番近いコースに行った。環八通りの高松八幡神社前。15分ごろに着いたが、既に力走するランナーの姿があった。目白通りから環八に入る練馬中央陸橋付近の通過予想時間は8時13分。遅かった。
「こぶし」は練馬区の花。この時期は「こぶし」だけでなく、モクレンもあちこちに咲いている。ここ数日の暖かい陽気で桜の花も咲き出した。光が丘公園は花見客とマラソン客が合わさって大変な人手になった。
今年の花見も都立光が丘公園だった。ハーフマラソンが終わった後も、関連イベントが公園で開催されていた。正午過ぎに公園に行ったら、けやき広場でテツandトモのミニライブが行われていた。例によって出店がたくさん出ていた。やきそばを食べた。練馬大根の入った「すずしろ汁」が無料で振る舞われていた。
公園の中央部には何本も桜の巨木がある。公園の周辺に住んで30年ほどになる。この30年間ずっと、この桜を見てきた。全国には銘木がたくさんあるが、自分にとっての桜と言えば、ここの公園の桜が一番の馴染みになる。