ロジャー・パルバース氏

 

熱を入れて語るロジャー・パルバース氏

熱を入れて語るロジャー・パルバース氏

 

ゲスト:ロジャー・パルバース(作家、演出家)
テーマ:戦後70年「2015年の日本から 曲がり角なのか?それとも関ヶ原か?」
2015年7月13日@日本記者クラブ

 

ロジャー・パルバース氏(Roger Pulvers、1944~)は米ニューヨーク・ブルックリン生まれのポーランド系(ロシア系)ユダヤ人。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒業後、ハーバード大学大学院政治学研究科で修士号を取得。ロシア学が研究テーマだった。

ベトナム戦争に反対し、ポーランドのワルシャワ大学に留学したものの、スパイ容疑を受け、パリ大学に移った。そのパリの居心地も悪く、それまで関心の対象外だった日本に来た。32歳のときだった。

パルバース氏を拾ったのは故若泉敬氏(1930~1996)。沖縄返還交渉で、佐藤栄作首相の密使として重要な役割を果たしたとされる国際政治学者だ。彼の知遇を得て、パルバース氏は京都産業大学でロシア語やポーランド語の講師を務めた。

日本では宮沢賢治作品の英語訳などで知られる。映画やラジオの脚本を執筆しているほか、映画『戦場のメリークリスマス』で助監督を務めた。演劇活動も行うなど、多芸多才多弁だ。

 

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