丸万「岩栗」

 

お土産にもらった「丸万」の岩栗

 

 

ふたつに切るとこんな感じ

 

諸官庁御用達、和菓子の丸万(港区新橋1)の定番は栗饅頭だが、むしろ一回り小さい「岩栗」のほうが好きだと言う方が多い。栗饅頭より丸くて可愛いかたち。

中に刻んだ栗を練り込んだ白あんと栗が一粒まるごと入っているのは丹波の勝栗最中と同じ。とにかくあまり甘くなく、それでいて結構美味しい。

如水会館で行われたエルネオス出版社の新年会に出席した。知った顔はあまりいなかったが、何人かと話をした。こういう場に呼ばれているうちが花かもしれない。

最初にマイクの前に立ったのは石原信雄氏。自治省に入って事務次官をやった。その後1987-1995年まで内閣官房副長官を竹下内閣から村山内閣までの7つの内閣で務めたことで名高い。

今年で90歳になったという。75歳以上が後期高齢者だと思っていたら、すごいのがいた。現職は財団法人地方自治研究機構会長だ。最近は身体が思うように動かないといいながらも記憶力はしっかりとしており、文字通り壮健だ。

お土産はいつものと同じ丸万の「岩栗」だった。会費1万円。こういう会合にはあんまり出たくない。出費をセイブしたいからだが、家人から声が掛かった。「こういう会合には出ておいたほうがいい。呼ばれているうちが花。どうせ、あと何年かで声が掛からなくなるから」。シュン。

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