初日の確定申告
確定申告の初日に申告をしに行った。これまでいつも最終日だった。それが今回初めて、初日。いつもは書類作成に手間取り、答えが出るのは最終日になっていた。
今年は時間がたくさんあることから、e-Tax(電子申告)をしようと自宅で試みたものの、マイナンバーカードのほか、それを読み取るためのカードリーダーライターが必要だ。マイナンバーカードはともかく、それを読み取るためにはカードリーダーも必要だ。それはどうもただではなく、自分で用意しなければならない。
加えて、自宅のパソコン(pc)では容量不足でダメだった。結構、ハードルが高かった。この結果、一応紙で大体作っておいて、それをPCでインプットし、分からない部分はその場で聞くことにした。
練馬東税務署は3階。どうやらパソコンコーナーに誘導するのが狙いだ。ほかはすべて青色コーナーや書類整理コーナー、準備コーナーなどで、全員がパソコンコーナーに流れるシステムになっている。
要はすべてパソコンコーナーに流れるシステム。パソコンを使える人も使えない人も。使えない人はスタッフの手を借りながらパソコン操作を行う仕組みだ。結局、医療関係の領収書を計算しなおした結果、2時間半もかかった。
印刷コーナーで申告書の控えなどを印刷して、提出箱に出しておしまい。これまでは収受印をポンと受けて、それで今年も確定申告したという気分だった。それがなくなり、何を持って確定申告したのか良く分からない。今年は所得を必要経費が上回って赤字決算だった。悲しい。
午後行ったが、それほど込んでいなかった。結構閑散で、びっくりした。整理の女性スタッフによると、「午前中は結構込んでいた。やはり自宅から送れるe-Taxのせいかしら」と言っていた。「確定申告時の税務署は込む」というのは恐らく昔話になるのかもしれない。