再建エドウインを買う

 

仕立て直しを頼んだら、切れ端が付いてきた

 

エドウィンのパンツを買った。紳士用デニム。6700円。ブラック系ストレート。下を少しカットしてもらった工賃は350円。EDWIN(東京都荒川区)は純正日本のファンションブランド。エドウインのジーンズは秋田、青森を中心とした自社工場で作られる。

ジーンズは1本も持っていなかった。50歳を過ぎてから何度も試したが、足の太さに合うものがなかった。光が丘リヴィンで試していてようやく72インチのが履けることが分かった。嬉しかった。インターナショナルベーシック。

 

ハンガーにかけてみた

 

デニムを買って喜んでいる一方、ジーンズ業界ではとんでもないことが起こっていた。ビジネスジャーナルによると、カジュアル衣料専門店ユニクロを展開するファーストリテイリングが2009年3月、グループ内の低価格店ジーユーから990円の激安ジーンズを売り出したからだ。

ユニクロの通常価格は3990円。「ケタ違いの安さ」をキャッチフレーズに激安をアピール。これにセブン&アイ・ホールディングスやイオンなど大手スーパーも1000円を切る激安ジーンズを相次いで投入した。

持ち株会社エドウインホールディングスは国内29社、海外5社を有し、2013年5月期で売上高500億円の規模を誇る。しかし、売上高100億円以上のこのジーンズ専業メーカーが証券投資の失敗で200億円以上の大穴をあけ、13年11月に私的整理の1つである事業再生ADRを申請した。

14年1月からスポンサー選定を始め、伊藤忠商事を含む4グループが名乗りを上げていた。伊藤忠は国内外で衣料品事業を展開しており、相乗効果が出やすいと判断。3月10日付でスポンサー契約を締結したと発表した。全株式を取得する。

世界3大ジーンズブランドはリーバイス、リー、ラングラー。日本はエドウイン、ビッグジョン、ボブソン。

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