「ブランカとギター弾き」
作品名:「ブランカとギター弾き」
監督:長谷井宏紀
2015年イタリア作品
飯田橋ギンレイホール
マニラのスラム街で窃盗や物乞いで暮らしている孤児のブランカは”お母さんをお金で買う”ことを思い付く。そんな時、盲目のギター弾きピーターと出会う。
日本人初のヴェネツィア・ビエンナーレ&国際映画祭の全額出資の下、長谷井監督が撮り上げた長編監督デビュー作。
「今日、私たちは全てのものをお金で買うことができます。服や、車や、家や、休暇や、犬や猫、もしかしたら妻や夫でさえも、私たちはほとんどのものがお金で手に入ると知っています」
「そこで僕は自分に聞いてみました。母親を買うことは可能なのかと」。この映画のコンセプトはそういった疑問から生まれた。