2年目のトランプ政権

 

佐橋亮神奈川大学法学部准教授(ピンぼけご免)

 

ゲスト:佐橋亮(神奈川大学法学部准教授)
テーマ:2年目のトランプ政権
2018年3月6日@日本記者クラブ

・トランプ米政権の外交政策を見るときの第1の鍵は「潮目」をみることにあると主張した。「ここまで潮目を見なければならない政権も珍しい」とし、「もう少し大きなスパンで物事が変化する。政策形成の形が変わってくるということはあるものの、トランプ政権の場合はいつも潮目があるというユニークな特徴を持っている」と指摘した。

・第2点はこうしたトランプ外交が国際秩序にどのような影響を与えているか。恒常的な危機を伴った外交政策の運営であり、自由貿易や民主化支援、人権擁護といった価値観にも非常に関心がない米外交として希有な状況はかなり大きいのではないか。

・変わらないものもある。航行の自由作戦はオバマ政権時代よりも多い。ウクライナにも武器を提供する決定を国務省は行った。変わらない部分と変わる部分をどう読み解くか。

・第3点は米中関係を中心としたアジア外交。

 

 

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