後藤純男美術館

 

なぜ富良野に後藤純男の美術館があるのか

 

過日会った千葉県野田市の住民に北海道旅行の話をしたら、「野田出身の日本画の大家が富良野にあるのでぜひ見てきてくれ」と言われた。

後藤純男(ごとう・すみお)氏は1930年、千葉県東葛飾郡関宿町(現野田市)に生まれた。野田市に生まれたものの、2年後には埼玉県金杉村(現松伏町)に転居していた。

真言宗豊山派の住職の息子だった。1986年に内閣総理大臣賞を受賞、88年から97年まで東京芸術大学の教授を務めた。2016年に敗血症のため死去。86歳。

この人はどこかで見たことがあると思っていたら、1981年にネスカフェ・ゴールドブレンド「違いがわかる男」のコマーシャルに1年間出演していた。

87年、北海道空知群上富良野町にアトリエを構えた。97年に東京芸術大教授を退官。アトリエを美術館にした。

 

「個人で楽しむ範囲内」として紹介させていただいた(三千院三題「行く秋」)

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