「系統運用と自然エネルギーの大量導入」シンポ
「系統運用と自然エネルギーの大量導入」~100%自然エネルギーを目指すデンマークの知見を学ぶ~と題した国際シンポジウムが16日、東京ミッドタウン日比谷6階のBASE Qで開催された。
デンマークは自然エネルギーの大量導入を目指し、1970年代から風力発電の開発やバイオエネルギー、自然エネルギーの熱利用を進めてきた。同時に系統や熱を利用し、世界トップレベルの柔軟な送電網運営を行っている。
また、洋上風力発電プロジェクトに取り組み、現在の洋上風力開発ブームの先駆者となっただけでなく、画期的なコストダウンも実現している。
シンポではデンマークの系統運用会社エナギネット、電力会社オーステッド、資源エネルギー庁新エネルギー課長、MHIヴェスタスなど洋上風力発電の関係企業を招き、多面的な視点から日本の進むべき方向性を考えた。