ドライフルーツ羊羹
11月11日(日)に光が丘美術館(東京都練馬区田柄5)で2011年東日本大震災遺児支援のチャリティーコンサートが開かれた。今年で8回目。
平家琵琶やピアノと歌、それに和菓子と抹茶が提供され、美術館の鑑賞もできた。妻に案内が来た。和菓子は萬年堂本店(中央区銀座5)の13代目当主・樋口喜之当主の実演があったという。
これは「百果」3種類の1つ。黒イチジク、パイン、みかん、トマト、生姜のドライフルーツをレモン羊羹に流し入れたドライフルーツ羊羹で、「若い人に受けている」(萬年堂)という。
ほかにナッツ黒糖羊羹と焙じ茶甘納豆羊羹がある。また高麗餅として煮物製の「御目出糖」は祝儀用として重宝されている。
萬年堂は元和年間、亀屋和泉を名乗り、京都寺町三条にて創業。御所所司代等に菓子を納めた。明治5年、東京遷都とともに9代目が東京京橋に店を移転。現在は銀座に店を構えている。