NHKスペシャル「ゴーン・ショック」

 

日本で改革者といわれた男が地に落ちた(NHKから)

 

 

アムステルダムのペーパーカンパニー「Zi-A」社(同)

 

日産 極秘調査で何が(同)

 

日産はルノーの傘下だが、実力は日産がルノーより上(同)

 

ルノーは日産を「植民地支配している」との見方も(同)

 

東京地検特捜部(同)

 

NHKは25日夜9時、NHKスペシャル「ゴーン・ショック」~逮捕の舞台裏で何が~を放送した。日産のカルロス・ゴーン元会長逮捕の舞台裏に迫ったドキュメンタリーだ。

フランス側では日産の陰謀説も流れる一方、日産側にも会社がルノーに合併されるのではないかとの危機感が濃厚にあった。

ゴーン元会長に対する主な容疑は①有価証券報告書にウソの内容を記載し、自らの報酬を少なく見せかけた金融商品取引法違反②目的を偽って私的に日産の投資資金を不正流用した③不正目的で日産の経費を支出した-の3つ。

番組はオランダの子会社「Zi-A社」が実体のないペーパーカンパニーであることを突き止め、ブラジルなどの高級不動産物件を購入。ゴーン元会長の自宅として無償提供されていたことを明らかにした。

仏ルノー、日産自動車、三菱自動車の会長を兼務するゴーン容疑者の逮捕で難しいの3社連合の経営体制だ。仏ルノーは日産に43.4%出資、経営権を握る。対する日産がルノーに持つのは15%にとどまり、議決権がない。

経営の実態は売上高、販売台数は日産がルノーを大きく上回り、技術力でも日産が上。ルノーの従業員数は雇用対策を重視するルノーが日産を大きく上回る。関係はアライアンスと呼ばれながら、実態は「提携関係は対等ではない」とされる。

 

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