交通事故は怖い
午前8時すぎ、練馬区高松の自宅で静かに読書していたら、パトカーが何台もサイレンを鳴らしてやってきた。すぐ近くで事故があったにちがいないと思った。
今日は暖かくなると予報が出ていたが、サンダルを履いて外に出た。予想通り、トラック2台の事故が起きていた。443号線のアコレそばから目白通りに向けて走る細い道。途中にセブンイレブンやジェイソンがあり、目白通りの手前で目白通り旧道と交差している。
信号はあるが、1台右折しようとすると後続の車は待たなければならない。1車線で右折レーンもない。右折の車が2台、3台ということもある。
引っ越してきて20年超。昔は何もなかった。セブンイレブンもジェイソンもワークマンもなかった。そのうちそういう店が幾つもでき、車の量も増えた。店は道沿いにあるので客にとっては便利。急激に道路が混んできた。
そういう場所は最近増えている。道路のキャパシティー以上に車が増えている。見ていると、信号が変わる際には必ず青から黄色になっても1台はいく。赤になってももう1台いく。いずれ事故が起こるだろうと思っていたら、案の上だった。
急いでいたのかもしれない。トラック2台の事故だった。配送車にダンプカーがぶつかった感じだ。ダンプカーの運転手は脚を挟まれ、動けなかった。それで時間がかかった。
それにしても東京消防庁と警視庁の連携は見事だった。あっという間に片付いた。
昼にかけて幾分南風があったものの、東京はポカポカ陽気だった。わが家の庭にイスを出し、日光浴をしながらぜんざいに舌鼓を打った。お餅は2つ。
合間に藤沢周平の剣豪小説『用心棒日月抄』を読んだ。読み返すのはもう何度目になるだろうか。