英語はトレーニングだ!

 

 

作品名:『英語をめぐる冒険』(2008年5月第1刷発行)
著者:岩村圭南(英語トレーナー)
出版社:NHK出版

 

人生に成功する秘訣はルーティン化。「人間の行動の4割は習慣からきていて、だめな習慣でもよい習慣に変えられる。小さなよい習慣をやり始めると脳のメカニズム、体のメカニズムが変わり、一気にいろんなことが変わってくる」(中尾マネジメント研究所社長の中尾隆一郎氏)

うすうす気がついていたが、残念ながら実践できなかった。実践しようとしたが、70歳からではもういかんともしがたい。

この本も『英語は音読だ!岩村流英語筋力アップ法』(岩村圭南著)を図書館から借りてきて、ついでに筆者の初のエッセイをつまみ読みした。時間もたくさんあった。

英語を改めてやろうかなと思って手に取った。最後に彼のメッセージが書かれている。これまでの過去を振り返りながら、小学生時代から現在に至るまで、『英語をめぐる冒険』を続けてきた。ローハイドを見ていた時代から、もう40年以上の歳月が流れた」。

ロディに憧れ、英語に興味を持ち、その面白さの虜になり、英語を学び続けてきた。アメリカの大学院で学ぶチャンスを得て、さらに中学、高校、短大、大学の教壇に立ち、テレビとラジオに出演する機会にも恵まれた。「英語はトレーニングだ」を実践する英語トレーナーが送る3つの「ず」

(1)焦らず=少し練習したくらいで、すぐに結果が出ると思ってはいけません。焦ってもいい結果は出ません。練習すれば間違いなくあなたの英語は上達します。焦らず、じっくり腰を据えて、こつこつ地味な努力を続けましょう。

(2)悩まず=この方法でいいのかなと悩む。しかし、悩むくらいなら練習しろ、いや、悩みながらでも練習しろ、と私は言いたいのです。練習の仕方がわからない、と悩んでいるのなら、まず、手元にある英語のテキストに載っている英文を毎日音読して覚えましょう。それでも続けば英語力はつきます。悩んでいるだけでは何も解決しないのです。

(3)諦めず=せっかく始めた練習を途中で投げ出すのが一番よくありません。短時間でもいいのです。とにかく毎日続けましょう。継続は力なり。途中で投げ出さずに、練習を続ければ、きっとあなたの英語は上達します。練習は決してあなたを裏切らないのです。

この「3つのず」を心に留め、英語のトレーニングをすれば、必ずや上達する。英語はトレーニングだ。何事も簡単なようでいて、やはり難しい。ただどうも真実はシンプルである。

 

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