「ギルティ」
作品名:ギルティ
監督:グスタフ・モーラー
キャスト:ヤコブ・セーダーグレン(アスガー・ホルム)
2019年4月1日@ユナイテッドシネマとしまえん
映画のプロから「新感覚映画」だとして絶賛を受けているという。しかし、お金を出してまでして見る映画ではない。プロはみんな試写会で見る。だからお金がかからない。だから言いたいことを言える。
しかし、映画のアマチュアは映画館で見る。私はたまに試写会もあるけれど、決してプロではない。アマチュアそのものだ。しかし映画は好きでよく見ている。
改元の発表があったにもかかわらず、この日も気になっていたこの映画を見に豊島園に行った。やはり映画のアマチュアから見れば、「金返せ!物」だ。豪華な登場人物や派手な演出も何もない。次から次へと展開するものもない。
逆に撮影個所はほぼ1カ所だ。登場人物も数人だ。電話のやりとりと効果音だけで物語が進むサスペンス。展開がなくて、息苦しい。せめて最後のワンカットでも展開があれば、こんな苦しい思いをすることはないはずだ。しんどかった。制作費はいくらだったのだろうか。
内容はインパクトのあるものだ。サンダンス映画祭などで観客賞を受賞している。プロは拍手をしているものの、あまりに制約的すぎる。愚作ではない。問題作だろう。