米政府の対話呼び掛けは「まやかしだ」イラン大使
イランのラフマーニ駐日大使は24日、日本記者クラブで会見し、米政府がイランとの対話を呼び掛けているのは「まやかしだ」と一蹴した。時事通信社が報じた。同大使の日本記者クラブでの会見は昨年9月に次いで2度目。
米国がイラン核合意から一方的に離脱したことについては「トランプ米大統領に誠意があるならば、核合意に戻り、(対イラン)制裁を解除できるはずだ」と述べた。
米国によるイラン制裁やイランによる米無人機撃墜など両国の対立が激化しているが、ラフマーニ大使は武力衝突は望まないと改めて強調。しかし、国益が侵害された場合は断固とした対応を取るとも警告した。