コッツウォルズ地方
コッツウォルズ(Cotswolds)地方は標高100m~300mほどの丘陵が続き、今も自然が脈々と息づいている。
古い英語で「羊小屋のある丘」という意味で、英国を代表するウール製品の産地だったが、石炭の採れない土地であるため、開発から取り残され、逆に昔ながらの暮らしを守ることができた。
20世紀に入り、ようやく車で訪れるようになり、「英国人が愛する田舎」として人気が高い。われわれが泊まったホテルもオランダのポルシェ・クラブの総会が開かれ、駐車場にはポルシェがずらりと並んだ景観は壮観だった。
家はライムストーン(Limestone)と呼ばれる石灰岩でできている。しかも、土地によってLight Grey 、Honey、 Light Brownというように家並みの石の色が違うのも面白い。