ボタンならぬシャクヤクの大輪が咲いたものの、あっという間に崩れた「紀子の舞」

 

こんな大きなシャクヤクの花が咲いた

 

1月に上野ぼたん苑に行った際に白い花の「紀子の舞」(きこのまい)を買って庭に植えた。ボタンは種から育てると最初の花が咲くまでに5~10年かかるという。よって苗木から育てるのが一般的だ。

市販の苗木はほとんどが同じボタン科ボタン属のシャクヤクを台木にした接ぎ木苗だ。3月には蕾がほころび、大きくなってきた。どんな花が咲くか楽しみだったのでそのまま放置していたら、びっくりするほど大きな花が咲いた。

 

花の落ちたシャクヤク

 

しかし、花の命は短くて・・である。あっという間に咲き終わった。しかもこれはボタンではなく、シャクヤクの花だという。咲いて10日ほどでパラッと崩れた。あっけない終わりである。次にボタンの花は咲くのだろうか。心配である。

 

ひめうつぎ

 

白い花が目にも鮮やかだ。背が高くならないのうっとうしくなく整然とした感じ。初夏に、伸びた茎の先に白い花を穂状に咲かせる。花が終わると、枝が垂れてほふくして横に伸びるという。

 

ブラキカム

 

自宅近くのマスモトキヨシで買ってきたブラキカム。別名ヒメコスモスとも呼ばれる。イスラエルのダジンガー社で品種改良されたキク科ブラキカム属の多年草。

春(4月頃)から秋(12月頃)ととても長く咲くのが特徴で、適した温度があれば冬にも花を咲かせることがあるという。キク科特有の頭状花序のシンプルな紫の一重咲きの花は、直径3センチと花経が大きく目立つのが特徴。ブラスコ(バイオレット)は多年草タイプで長い期間花を楽しめるものの、夏に弱く枯れてしまうこともあるようだ。

逆に寒さには比較的強く、霜や寒さで地上部が枯れても、根が元気なら春に芽吹いてくれることもあるという。

 

マーガレット

マーガレットはモクシュンギク(アルギランセマム・フルテッセンス)の園芸品種のほか、モクシュンギクと近縁種を交配させた園芸品種をいう。スペイン領カナリア諸島原産だが、日本では明治時代に導入された「在来白」という白花の園芸品種がよく知られている。

関東地方より西では霜に当てなければ戸外でも越冬が可能で、冬から春まで長期間花を楽しめることができる。ただ高温多湿には弱く、夏は生育が止まるという。

花形は一重、丁字、八重、ポンポン咲きなど変化に富んでいる。基本的に香りはないが、ラベンダーに似た香りを持つ交配種もある。

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