「緊急事態宣言」解除を受け八王子霊園まで墓参行=私もこういうところに眠ってみたい
5月30日(土)、当初は春のお盆前後に行く予定だったが、新型コロナウイルスの感染防止策で外出自粛を強いられ、かなわないでいた母方の墓に参った。都営八王子霊園(八王子市元八王子町)。練馬の自宅から車で1時間ほどで、このところほぼ年1回の割合で来ている。
今年は5月も末になった。4月7日に緊急事態宣言が発出され、5月26日に解除されるまで1カ月半ほどは外に出られなかった。日用品の買い出しや散歩などはできたが、県外などの遠出は認められていない。
練馬からだと、八王子市までは関越自動車道と圏央道を使うしかない。6月19日までは県外またぎは認められていなかった。甲州街道(20号)を通れば埼玉県を通らずに行けたが、行きは時間が惜しかった。「すみません」と謝って霊園に行くしかなかった。
それにしても、東京都と埼玉県をつなぐ関越道は他県ナンバーが何と多いことか。なかには秋田ナンバーも見掛けた。あんまり堂々を走っていると、こちらがひんしゅくする。最近は札幌や沖縄などの遠隔地ナンバーを平然とつけている車も少なくない。
墓地と言っても東京都営霊園。「都立」か「都営」かどちらが正しいのかややこしいが、正式のHPにたどり着けない。都立霊園公式サイトなるものがある。公式サイトとは一体何なのか。どこが公式と名乗っているのか。全然分からない。
確認しようと探したが、疲れ果ててしまった。都立が多数派だ。しかし、案内図には「都営八王子霊園案内図」(2018年9月23日付)とあるから困ってしまう。今も都営となっている。よく分からない。
今はネット時代。しかも民間企業が自分のサイトに誘導できるようにあらゆる手を尽くしている。よほどしっかりしていないと本来の自分が検索したいサイトにたどり着けない。大変な時代である。
芝生墓地である。とにかく広大である。いつもは墓参はせいぜい30分ほどで、次の訪問先に出掛ける。だいたい4月に来ることが多く、4月ならばそばにある国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所多摩森林科学園「サクラ保存林」で桜を観賞する。
今回はほかにいくところもなかったので少し霊園内を散歩することにした。全部で80区画ある。
墓地内の一部を散策した。疲れた。ここで体調を崩すのもふがいない。悲しい。