【まち歩き】日本のコリアンタウン”新大久保”の魅力は管楽器など楽器店のメッカでもある

 

新型コロナウイルスの影響で人手が戻っていないJR新大久保駅駅頭

 

駅工事中はあれだけ人が群れていたJR新大久保駅前だったが、工事も終わって新型コロナウイルスが表れるとまるで陰を潜めたように群れが消えてしまった。目に見えないウイルスは怖い。

 

クロサワの看板が見える

JR新大久保駅からJR大久保駅まで500mほどを大久保通りが走っているが、駅からすぐの通りを新宿方面に曲がると、幾つも楽器店が軒を連ね、大久保管楽器店もあった。

 

このビルの奥に大久保管楽器店がある

息子のトランペットのマウスピースが取れなくなって困っていたが、特別のマウスピースの抜き取り器ヌッキーで抜いてもらった。

3年ばかり自宅で眠っていたトランペットだったが、息子はしばらくして音楽からサッカーに関心が移ってしまった。一度関心が冷めると、どうも戻らないものらしい。それ以来、20年もほったらかしになっていた。

また誰がいつか始めるかもしれないと思って取っている。

 

入り口には結構高価な楽器が展示してあった

 

 

ところでJR新大久保駅を中心とした新宿区百人町周辺には楽器商などの店が軒を連ねていることに気が付いた。黒澤楽器店日本総本店や大久保管楽器店、TC楽器、ダク、グローバルなどかなりの数の店が開いている。

マウスピースを抜いてもらった大久保管楽器店のリペア担当者の説明によると、百人町は新宿歌舞伎町の背後に位置している。夜の街である歌舞伎町にはビッグバンドが必須で、それにつれて音楽関係者やそれにつらなる人たちが多く住むようになってきて、楽器商も店を開くようになったという。

「東京でも新大久保は管弦楽の街としてちょっと有名なんです」と聞いた。音楽にうとい自分としては知らなかった。

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