【散歩】秋晴れの中「なかやしき」で新そばを食べ「三宝寺池」を散策する=これぞ男のずる休み

新そば始めました

 

今日は朝から快晴で、すがすがしい気分だった。午後2時から日本記者クラブで東京都医師会会長の話を聞き、その後はジムで運動しようと思っていたが、こんないい天気の日に屋内で人の話を聞いているのがもったいなく感じ予定を変えた。石神井公園そばのそば屋で新そばを食べることにした。

こんなことができるのも会社を定年退職し、フリーで活動しているためだ。会社に所属し記事を書かなければならないとするならば、こんなマネは許されない。フリーの立場でいるから可能なのだ。予定をキャンセルするのは一種「ずる休み」かもしれない。

 

天せいろ

 

外に出たのは午後零時半すぎ。目的地は石神井公園の「なかやしき」。私は天せいろ、妻は海老天入り天丼+せいろ。メニューを見ると、当店の蕎麦の特徴について「国内産の在来種を中心に状態の良い丸抜き(玄蕎麦からそば殻=外皮だけをきれいに取り除いて、そのままの形をとどめている状態のそばの実)を仕入れ、当店石臼にて自家製粉。手打ち蕎麦であること、挽き立て・打ちたて・茹でたては代々のこだわりです」とあった。

本日は「北海道産」だという。コシが強い手打ちそばだった。天ぷらも熱々で実にうまかった。

日穀製粉(長野市)のそば辞典によると、そばが美味しい条件として、そばの成熟期に昼夜の寒暖差が10℃程度と大きく、日中の気温も25℃程度で高くなり過ぎない場所で栽培されたものが良いとされている。

北海道では早いところで8月の終わり頃から、九州や沖縄では遅いところで1月の終わり頃までが新そばの季節だ。北から南に渡り歩けば、半年近く新そばを味わえるという。

「東京二八蕎麦」。江戸生まれ、東京育ちの「二八そば」。そば粉8割に小麦粉2割を調合したそばだ。香り、風味と喉ごしを一層豊かに味わえる黄金比率と言われているという。

「日本の伝統和食として、新たな東京の名物として、現代そして未来に『東京二八そば』を受け継いでいく」(東京都麺類協同組合)とうたっている。どうやら「東京二八そば」は実在するらしい。

 

Cenchrus alopecuroides

 

この不思議な洋館はかつてはレストランだった

 

サルビア・レウカンサ(紫色)

 

中南米を中心に世界で900種類以上あるサルビア。品種によってその性質が異なり、春から秋にかけて咲く花や、夏から秋にかけて咲く花、また気温さえあれば1年を通してよく咲くものもある。

秋の庭を彩ってくれる短日性のサルビアがサルビア・レウカンサ。英名でメキシカンブッシュセージ、アメジストセージとも呼ばれる。

 

タイサンボク(泰山木)

 

タイサンボク(泰山木)は、樹高が20mにもなるモクレン科の常緑高木。初夏に白く大きな花を咲かせるが、上のほうの枝に花が付くため、下から見上げても気付かないことが多い。花は直径20cm以上はある大きな花で、芳香がある。

香水の原料や化粧品の香料として「マグノリア」と言われる場合はタイサンボクのことを指す。マグノリアとは、モクレン科モクレン(Magnolia)属植物の総称。モクレンやコブシ、タイサンボク、オオヤマレンゲなども含む。

なかでもタイサンボクは香りが良いため、香料として利用されている。タイサンボクは葉の表面がツルツルとしていて光沢があるのが特徴。葉の裏側は茶色く、少し毛羽立ったような手触りが特徴だ。

クリスマス時期になると出回るマグノリアのリースやマグノリアボールなどはタイサンボクの葉を使って作られている。

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