春の野草「ホトケノザ」はびっくりするほど美しい
わが家の庭を小改造することになった。5坪ほどの庭の手前を車を駐めるスペースにして、その先は庭園だ。その垣根にレンガを埋め込む。私が求められるのは労働力である。
これまで気づかなかった花に気づいた。小さな花だが、よく見ると実にきれいである。七草かゆで有名なホトケノザも知った。この野花の花は何とも美しい。
ホトケノザ(仏の座)はシソ科。早春から紅紫色の唇形花をつけて咲く。道ばたや畑などに生える小さな野花。わが家の小さな庭に寄り添うように咲いていた。あまりに美しいので2枚撮った。
『日本の野草』春(矢野亮監修、学習研究社)によると、半円形の葉が向き合ってつくことから、仏座の台座に見立ててこの名がある。ただし、春の七草のホトケノザはキク科のコオニタビラコのロゼット状の根生葉を仏の座に見立てたもので同名だが、異種の呼称だという。
玄関先の下でひっそりと咲いている。これまで気づいたことは一度もなかった。毎年、この時期に咲いていたのだろう。小さな花である。花とも言えない。
もっともっと大きくて、びっくりするほどきれいな花も少なくない。遺伝子工学の技術で知らない品種も登場してきている。花の世界も様変わりである。
イスラエルのバイオ企業当たりから次から次へと開発されている。
これも初めて知った。初めて知る野花が多い。
これは知人の誕生祝いに区役所からもらった花。マンション住まいで植える場所がないからといわれ、もらってきた。ハナカイドウの前にはハナスオウが植わっていた。どちらも豪華な花を咲かせる。
今年の金柑は実の成りが良かった。正月明けから1つ、2つと食べている。これからもっと熟成しそうだが、口に入れ噛むと突然甘酸っぱい匂いが広がる。店で売られているような大きさには負けるが、結構大きい。嬉しくなって口に入れている。