農家の『ヨメ』の飽くなき挑戦=大津愛梨氏=公開シンポ③

 

家族経営農家

 

農学会・日本農学アカデミー共同主催公開シンポジウムが3月13日開催され、NPO法人田舎のヒロインズ理事長の大津愛梨氏が「農家の『ヨメ』の飽くなき挑戦」と題して話した。

・NPO法人田舎のヒロインズ・大津愛梨。農家の「ヨメ」の飽くなき挑戦。18年。現在46歳。

 

国連「家族農業の10年」

・農産物は価格の変動がある。エネルギーは固定価格である。食べ物とエネルギーを作れる農家になっていきたい。経営の安定化と地球温暖化。生きていく上で必要なのは食べ物とエネルギーだとすれば、農家はそれをともに生みだし得る存在であるし、そうなっていきたい。

 

ドイツの農家

 

・エネルギー兼業農家のススメという勉強会を熊本で始めている。地球環境基金のオンライン基金をもらって作った。目指しているのはRE100。

・ファッションショーを開催した。風景を着る。農産物だけではなく、風景も作っている。

・農家バスも走らせた。

・「できるかできないか」ではなく、「やるかやらないか」。

・休学しない農村(南阿蘇市)留学。アフターコロナ以降もこういう体験を増やしたい。オンラインをずっとやっていると煮詰まる。

・農業は産業だが、産業だけではない。文化でもあるし、国民を守る安全保障でもある。健康な次世代を育む場でもある。女性農家の立場はすべてにコミットできる珍しい立場。

・その農村を守っているのは家族農家だと胸を張って生きていきたい。家族農業なくして持続可能な社会なしというのが最近の私の口癖だ。嫁として母として大人としてやれる範囲ではあるが、これからもやっていきたい。

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