‘映画/テレビ/舞台’ カテゴリーのアーカイブ

「お尻から人は変われる」

カテゴリー: 体調/体力/運動/病気, 映画/テレビ/舞台

2019/04/16  23:36


 

美尻トレーナー岡部友氏(プロフェッショナル仕事の流儀HPから)

 

「美尻の魔術師」の異名をもつ美尻トレーナーの第一人者・岡部友(33)に密着したプロフェッショナル「仕事の流儀」を入院先の牧田総合病院で4月16日深夜見た(4月23日は再放送予定)。

岡部の元には丸くて大きなお尻を目指す女性が殺到するが、彼女が目指すのは「お尻」を変えることではなく、その女性の弱い「心」を変えることだった。

ストイックなまでにパーソナルトレーナーであり続けようとする岡部の生き方はそのすさまじいまでのエネルギーに満ちていた。

日本の女たちの弱き心。彼女たちが自分らしく強く生きられるために努力を続ける姿を記録した1カ月がここにはあった。

『記者たち』

カテゴリー: 政治/外交/国際/軍事, 映画/テレビ/舞台

2019/04/05  23:33


 

『記者たち』

 

作品名:『記者たち 衝撃と畏怖の真実』
監督、製作、出演:ロブ・ライナー(ジョン・ウォルコット役)
キャスト:ウディ・ハレルソン(ジョナサン・ランデー役)
ジェームズ・マースデン(ウォーレン・ストロベル役)
トミー・リー・ジョーンズ(ジョー・ギャロウェイ役)
3月5日@TOHOシネマズシャンテ

 

ジョージ・W・ブッシュ米大統領は2003年、「イラクのサダム・フセインは大量破壊兵器を保有している」と述べ、イラクとの戦争を始めた。しかし、大量破壊兵器は見つからず戦争の大義が失われ、情報のねつ造であることが明らかになった。

当時、ニューヨーク・タイムズ紙を含め米大手メディアは軒並みこのブッシュ政権下のウソに迎合し、権力の暴走を許した。しかし、31紙の地方新聞を傘下に持つナイト・リッダー社だけはこれに疑問を持ち、真実発掘に執念を燃やした。

これは不屈の精神で真実を伝え続けた新聞記者たちの知られざる実話の映画化である。
 

「ギルティ」

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2019/04/01  20:08


 

ギルティ

 

作品名:ギルティ
監督:グスタフ・モーラー
キャスト:ヤコブ・セーダーグレン(アスガー・ホルム)
2019年4月1日@ユナイテッドシネマとしまえん

映画のプロから「新感覚映画」だとして絶賛を受けているという。しかし、お金を出してまでして見る映画ではない。プロはみんな試写会で見る。だからお金がかからない。だから言いたいことを言える。

しかし、映画のアマチュアは映画館で見る。私はたまに試写会もあるけれど、決してプロではない。アマチュアそのものだ。しかし映画は好きでよく見ている。

改元の発表があったにもかかわらず、この日も気になっていたこの映画を見に豊島園に行った。やはり映画のアマチュアから見れば、「金返せ!物」だ。豪華な登場人物や派手な演出も何もない。次から次へと展開するものもない。

逆に撮影個所はほぼ1カ所だ。登場人物も数人だ。電話のやりとりと効果音だけで物語が進むサスペンス。展開がなくて、息苦しい。せめて最後のワンカットでも展開があれば、こんな苦しい思いをすることはないはずだ。しんどかった。制作費はいくらだったのだろうか。

内容はインパクトのあるものだ。サンダンス映画祭などで観客賞を受賞している。プロは拍手をしているものの、あまりに制約的すぎる。愚作ではない。問題作だろう。

『孤狼の血』

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2019/03/20  23:56


 

孤狼の血はリアルな映像だった

 

作品名:『孤狼の血』
監督:白石和彌
キャスト:大上章吾(役所広司)
日岡秀一(松坂桃李)
五十子正平(石橋蓮司)
一之瀬守孝(江口洋介)
2019年3月20日@飯田橋ギンレイホール

 

主人公の大上章吾暴力班捜査係主任役の役所広司

 

手段を選ばぬ大上の捜査に異議を唱える日岡刑事二課巡査

 

尾谷組に抗争を仕掛けた五十子正平・五十子会会長(石橋蓮司)

 

人気クラブ「梨子」の美人ママ役の高木里佳子(真木よう子)

 

広島県警呉原東署刑事二課巡査部長。暴力捜査係主任。破天荒な捜査で警察内部、暴力団から一目置かれている大上章吾(おおがみ・しょうご、通称ガミさん)役を務めた役所広司が出演を快諾した理由について、パンフレットの中で内田正樹氏のインタビューにこう答えている。

「かつての日本映画には『孤狼の血』のような映画がたくさんありました。でも、今はこういう映画が本当に少なくなった。だから、今こそこんな映画があったら、新鮮で面白いかもしれない。そんな気持ちが決定打となりました。監督の想いに共感し、とにかく熱く、暑苦しいほどの大上を演じようと心がけました」

『孤狼の血』は東映が放つ久しぶりのアウトロー(無頼)映画だ。映画史研究家の春日太一氏によると、1950年代は片岡千恵蔵、市川右太衞門、中村錦之助、大川橋蔵によるヒーロー時代劇を量産。60年代は鶴田浩二、高倉健、藤純子らによる着流しヤクザの活躍を描いた任侠映画がヒットした。

また、70年代は深作欣二監督の『仁義なき戦い』が大ヒット。任侠映画で描かれたストイックさを捨て、己の欲望と野心のために暴力に走るヤクザたちの実話に基づきながら生々しい実録路線が始まった。菅原文太、千葉真一、松方弘樹、渡瀬恒彦らが台頭した。

80年代は映画の主要な観客層は女性と若者が占め、映画の内容は文芸色の強いものになり、90年代には主要な活躍の場はVシネマ(東映が1989年より制作・発売を開始した劇場公開を前提としないレンタルビデオ専用の映画の総称)へ移る。世の中全体がアウトローに厳しい目を向けるようになってもいた。

大上は警察の人間だ。警察側の価値観に軸足を置いた映画だ。純然たるアウトロー映画ではないものの、しばらく断絶していた流れを今に引き寄せたようである。

『寝ても覚めても』

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

  22:35


 

「寝ても覚めても」(掲示版から)

 

作品名:「寝ても覚めても」(2018年)
監督:濱口竜介
キャスト:東出昌大(ひがしで・まさひろ=丸子亮平/鳥居麦)
唐田えりか(からた・えりか=泉谷朝子)
2019年3月20日@飯田橋ギンレイホール

 

「大阪に暮らす21歳の朝子は偶然出会った麦(ばく)と運命的な恋に落ちるが、ある日突然麦は姿を消してしまう。

2年後、東京に引っ越した朝子は麦とそっくりな亮平と出会う。いつしか2人は引き合い一緒に住む決断をするが、引越祝いを兼ねた仲間との会食の場に麦が現れ、2人は車で姿を消す。

同じ顔をした2人の男と、その間で揺れ動く女の葛藤をスリリングに描いたラブストーリー」(ギンレイ通信Vol.207)。

言葉で書くのは楽だが、これを映像化するとなるとどういう展開になるのか。映画を見たあと、心が苦しくなった。原作の柴崎友香『寝ても覚めても』を図書館から借りてきて少し読み始めた。読み進められなかった。

この作品を映像化するのは難しいだろうなと思った。実際に原作を読んでみると余計にそう思う。朝子の心を映像化するなんてできない。

しかし、映画をみてこの監督はすごいなと思った。言葉を映像化できる監督は天才だ。こんな恋愛をもう一度してみたいと思った。

恋愛というのは簡単なようでいて難しい。

 

試写会『バイス』

カテゴリー: 政治/外交/国際/軍事, 映画/テレビ/舞台

2019/03/15  23:21


 

アメリカ史上最強で最凶の副大統領、ディック・チェイニー

作品名:バイス
監督・脚本・製作:アダム・マッケイ
キャスト:ディック・チェイニー(クリスチャン・ベール)
リン・チェイニー(エイミー・アダムス)
ドナルド・ラムズフェルド(スティーヴ・カレル)
ジョージ・W・ブッシュ(サム・ロックウェル)
コリン・パウエル(タイラー・ペリー)
2018年アメリカ映画132分@日本記者クラブ
4月5日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

 

『バイス』はバイス・プレジデント(副大統領)のほか、悪徳・邪悪という意味もある。世界をめちゃくちゃにした悪名高いバイスのディック・チェイニー。まさかの実話であり、社会派エンターテインメントである。

米大統領は世界最強の権力者で、ハリウッドも幾多の「大統領映画」を製作してきたが、本作品は大統領ならぬ「副大統領」を主人公とした前代未聞の作品である点がユニークだ。

「常に陰に隠れた副大統領は、大統領が死亡したり辞任した際にその代わりとして昇格するポジションであるため、『大統領の死を待つのが仕事』と揶揄する者もいる。

「しかし、この副大統領が目立たない地位を逆手にとって、大統領を操って強大な権力を振るい、すべきでない戦争を他国に仕掛けた挙げ句、アメリカや世界中を変えてしまった!

「この作品はそんなまさかの『陰の大統領』が本当に存在したことを証明し、現代米国政治史における最も謎に包まれた人物に光を当てた野心作。その主人公の名は第46代副大統領ディック・チェイニーである」(パンフレットのイントロダクションから)

『バッド・ジーニアス』

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2019/03/07  22:48


 

危険な天才たち

 

作品名:バッド・ジーニアス(危険な天才たち)
監督:ナタウット・プーンピリヤ
キャスト:リン(テュティモン・ジョンジャルーンスックジン)
バンク(チャーノン・サンティナトークン)
パット(ティーラドン・スパパンピンヨー)
グレース(イッサヤー・ホースワン)
2017年タイ映画@飯田橋ギンレイホール

 

1人の天才少女をリーダーに、高校生の犯罪チームが頭脳と度胸だけを武器に世界を股にかけたカンニング・プロジェクトを仕掛けるクライム・エンタテインメント。

物語の背景になっているのは、アジア諸国で深刻な社会問題となっている熾烈な受験戦争。中国で実際に起きた集団不正入試事件をモチーフに、カンニングをスタイリッシュかつスリリングに描き、世界各国のメディアで絶賛を受けた作品だ。

小学生の頃から成績はずっとオールA、天才的な頭脳を持つ女子高生リンはその明晰な頭脳で進学校に奨学生として転入した。そんなリンは友人となったグレースを、テストの最中古典的な方法で手助けし、ある”ビジネス”を思いつく。より高度な方法でカニングを行い、答えと引き換えに代金をもらうビジネスだ。

学生たちは瞬く間にリンの元に殺到する。しかし奨学金を得て大学進学を目指す生真面目な苦学生・バンクは最初はそれを受け入れない。

しかし、バンクも金の魅力に落ちたリンに賛同し、最後の大勝負に挑む。それがアメリカの大学に留学するために世界各国で行われる大学統一入試・STICの突破だったが・・・。

 

マスカレード・ホテル

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2019/02/20  22:09


 

マスカレード・ホテル

 

作品名:マスカレード・ホテル
原作:東野圭吾『マスカレード・ホテル』(ほかに『マスカレード・イブ』『マスカレード・ナイト』)
監督:鈴木雅之(木村拓哉と『ロングバケーション』『HERO』などでタッグ組む)
キャスト:新田浩介(木村拓哉=警視庁刑事)
山岸尚美(長澤まさみ=ホテルのフロントクラーク)
能勢(小日向文世=ある事件で新田と相棒刑事)
片桐瑤子(松たか子)
上映時間2時間13分@ユナイテッドシネマとしまえん

 

平日の週半ば、午後5時05分開始。いくつか予定がなくもなかったが、キャンセルした。仕事よりも個人の趣味を優先した。個人の趣味のほうが重要だ。

都内で3件の殺人事件が起きる。

第1の事件の犯行日は10月4日。現場は品川。被害者は会社員の岡部哲晴(32)。何者かに紐で絞め殺される。

第2の事件は10月10日。殺害現場は千住新橋。被害者は主婦の野口史子(42)。手で首を絞められて殺される。

第3の事件は10月18日。殺害現場は葛西。被害者は高校教師の畑中和之(53)。ジョギング中に後頭部を鈍器で殴られる。

被害者に共通点は見つからなかったものの、すべての殺害現場に残されていた不可解な数字の羅列から、事件は予告連続殺人事件として捜査が開始された。

警視庁捜査一課の刑事・新田浩介(木村拓哉)はその数字が次の犯行現場を示していることを解読し、都内の高級ホテル・コルテシア東京が4番目の犯行現場であることを突き止める。

しかし、犯人への手がかりは一切不明。そこで警察はコルテシア東京での潜入捜査を決断し、新田をフロントクラークとして送り込んだ。

ホテルマンとしての仕事に誇りを持つフロントクラーク・山岸尚美(長澤まさみ)は、「お客さまの安全が第一優先」のポリシーから、宿泊客の”仮面”を守ろうとする尚美。

刑事として「犯人逮捕を第一優先」に掲げ、宿泊客の”仮面”を剥がそうとする新田。

舞台は超一流の高級ホテル。尾崎管理官、稲垣捜査一課係長ら捜査陣。藤木総支配人、田倉宿泊部長、尚美を慕う若手フロントクラークの川本らホテル側。

それに濱田岳、笹野高史、前田敦子、高嶋政宏、菜々緒、宇梶剛士、生瀬勝久などの怪しげな宿泊客。

様々な対立を背景に第4の犯行は果たしてコルテシア東京で実際に起こるのか。

 

「500ページの夢の束」(Please stand by)

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2019/02/14  20:37


 

500ページの夢の束

 

作品名:『500ページの夢の束』(Please stand by)
2017年アメリカ映画@93分
監督:ベン・リューイン
キャスト:ダコタ・ファニング
トニ・コレット
アリス・イブ
2019年2月14日@飯田橋ギンレイホール

 

「家族と離れ施設で暮らす自閉症のウェンディ。「スター・トレック」が大好きで、脚本コンテストに応募しようと渾身の力で脚本を完成させて1人でハリウッドに向かう。

演技派女優へと成長したダコタ・ファニングが自分の居場所探しの旅に出て成長していく少女を演じたロードムービー!」(ギンレイ通信Vol206)

 

試写会「フロントランナー」

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2019/01/15  23:56


 

 

作品名:フロントランナー
脚本:マット・バイ、ジェイ・カーソン、ジェイソン・ライトマン
監督:ジェイソン・ライトマン
原作:マット・バイ「All the Truth is out」
キャスト:ヒュー・ジャックマン(ゲイリー・ハート)
ヴェラ・ファーミガ(妻リー・ハート)
J・K・シモンズ(選挙参謀ビル・ディクソン)
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
2019年1月15日@ソニー・ピクチャーズ試写室(虎ノ門タワーズオフィス)
2月1日全国ロードショー

 

1988年のアメリカ大統領選挙。コロラド州選出の上院議員ゲイリー・ハートは46歳。若くてハンサム、カリスマ性にあふれ、ジョン・F・ケネディ大統領の再来と言われ、大統領選挙の最有力候補(フロントランナー)に躍り出た。

しかし、マイアミ・ヘラルド紙が掴んだ不倫スキャンダルによって失脚を余儀なくされ、このスキャンダルがターニングポイントとなり、政治家は「政策よりも人柄」を重視する価値観に変わっていった。

『フロントランナー』の原作は、ニューヨーク・タイムズ紙の政治部チーフを経て、現在はヤフーニュースで政治コラムを担当するマット・バイ氏のノンフィクション『All the Truth Is Out』。

この本の中でバイは、このスキャンダルが一人の政治家の単なる転落劇というだけにとどまらず、アメリカがどのような形で大統領を選出するようになったのか、アメリカの価値の基盤がどのように変化したのかを指摘している。