‘映画/テレビ/舞台’ カテゴリーのアーカイブ

早大男子チアリーディングチームSHOCKERS

カテゴリー: 体調/体力/運動/病気, 映画/テレビ/舞台

2019/06/09  23:32


 

男のチアリーディングチーム「ショッカーズ」

 

ダイナミズムが持ち味

 

コヤマドライビングスクール

 

日課の散歩の帰路、コヤマドライビングスクール(練馬区谷原1)石神井校に立ち寄った。パパルフェスティバルが開催されていた。在校生や卒業生で構成される会員クラブ「パパルクラブ」のお祭りだ。

コヤマドライビングスクール(渋谷区神泉町11)は昭和5年(1930)創業を伝統に東京・神奈川で二子玉川、成城、秋津、横浜、石神井の5校を展開する業界大手の自動車教習所。光が丘周辺を走っていると、コヤマの車が多くてびっくりするくらいだ。

1985年にCI(コーポレイト・アイデンティティ)経営に着手。それまで「暗い、恐い、ダサい」と言われた業界イメージを「明るく、楽しく、お洒落な」スクールに一新した。社員マナーの向上、女性インストラクターの大量採用などを行った。

ちょっとのぞきたかったのは早稲田大学の男子チアリーディングチームSHOCKERS(ショッカーズ)のチアのパフォーマンスだ。

約100年前にアメリカで応援から生まれたチアリーディングは時を経て1980年代には演技力を競い合う男女混成の競技スポーツに発展。日本でも体力と運動能力を要するスポーツとして認知されるようになった。

現在は「グラウンドの外の華」だったチアリーダーが競技の主役として活躍している。しかも、女子が中心だったチアに男子だけのチームも誕生するなど進化している。

SHOCKERSは2004年に生まれた早稲田大学男子チアリーディングチーム。世界的に珍しいが、今は男女の差はない。女のほうが美しいと思うが、男もあっても良いのかもしれない。男のチアを見たい人もいるのならそれはそれでいいのだろう。

パフォーマンスは短時間で、正直少し物足りなかった。来ていたのも”第一線級”でないのかもしれない。学生も次から次へと入れ変わる。まあそんなものの存在を生で知ることができただけでもコヤマドライビングスクールに感謝したい。

今はLGBT(Lesbian、Gay、Bisexual、Transgender)の時代である。男のチアがあってもいい。少なくても否定はできない。

『空母いぶき』

カテゴリー: 政治/外交/国際/軍事, 映画/テレビ/舞台

2019/05/31  22:20


 

空母いぶき

 

作品:空母いぶき
原作:かわぐち・かいじ
監督:若松節朗
主演:航空機搭載型護衛艦(いずき)艦長・西島秀俊
同副長・佐々木蔵之介
P-Panel記者・本田翼

 

かわぐちかいじ原作の初の実写映画化。かわぐち氏は1948年7月27日生まれ、広島県出身。90年に潜水艦戦を描いた「沈黙の艦隊」、2002年に架空戦記の「ジパング」を発表。どちらも戦記物だ。

「空母いぶき」は2014年から『ビッグコミック』に連載中。いぶきは架空の航空機搭載型護衛艦の艦名だ。圧倒的描写とリアリティーで数多くの話題作を生み出してきた。

最近では漫画が原作のリアリティーの薄い映画が氾濫しているが、この映画にどれだけリアリティーを与えることができるかが最大の焦点だ。

それを何とか可能にしたのがCGの力だ。パンフレットに所載されている若松節朗監督とCGIプロデューサー(株式会社コラット)の米山和利氏の対談によると、特に潜水艦や魚雷の「海中」シーンの多くはCGが中心だった。

ほかにCG部分は「艦船を中心にした海上と戦闘機などの空、いぶきの甲板まわりもそうだった」という。海中シーンは一番時間をかけて長くやれそうなところだったという。

日本は現在、空母を保有していない。東アジア海域における領土争いの激化に対し、日本近海における新たな抑止力として戦後初めて航空機搭載型護衛艦「いぶき」を旗艦とする第5護衛隊群が編成されたというのは本作における架空の設定だ。

 

『ジュリアン』

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2019/05/29  23:48


 

ジュリアン

 

作品:ジュリアン
監督:グザヴィエ・ルグラン
主演:レア・ドリュッケール
トーマス・ジオリア
ドゥニ・メノーシェ
2019年5月29日@飯田橋ギンレイホール

「両親が離婚し、母と姉の3人で暮らすことになった11歳の少年ジュリアン。しかし、離婚調停の結果、親権は共同となり、隔週の週末ごとに父親と過ごすことなる

DVや離婚によって揺れ動いた少年の苦悩と家族の運命を緊迫感張り詰めた展開で描いた社会派サスペンス」(ギンレイ通信Vol209)

 

 

日日是好日

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2019/05/13  21:26


 

 

 

作品名:『日々是好日』(にちにちこれこうじつ)
監督:大森立嗣
主演:黒木華
共演:樹木希林、田部未華子
2018年日本映画@飯田橋ギンレイホール

 

「20歳の大学生・典子は母からお茶を習うことを勧められる。気乗りしないまま、いとこの美智子に誘われて噂の茶道の先生(武田先生=樹木希林)に通い始める。

静かなお茶室で繰り広げられる風景と、茶道とともに人生を歩んだ女性の日々を瑞々しい四季の移ろいとともに綴った物語!」(ギンレイ通信Vol209)

エッセイスト森下典子が約25年間通った茶道教室の日々をつづったエッセイを黒木華を典子役を演じ、田部未華子を共演にし、映画化したもの。

本当にやりたいことを見つけるのは難しい。それを見つけられずにほんわかと生きていた典子だったが、母の勧めで流されるように茶道教室に通い出す。

見たことも聞いたこともない「決まりごと」だらけのお茶の世界に触れた典子は、それから20数年にわたって武田先生の下に通うことになり、就職、失恋、大切な人との死などを経験し、お茶や人生における大事なことに気がついていく。

武田先生は樹木希林が演じたが、公開前の2018年9月に他界した。

 

 

『山懐に抱かれて』

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2019/05/03  21:17


 

パンフレットに写った吉塚一家

 

北海道留萌郡小平町寧楽で作られたソーセージンを使ったホットドッグと山地酪農牛乳(カフェ「ポレポレ坐」)

 

作品名:『山懐(やまふところ)に抱かれて』
出演:吉塚家のみなさん
熊谷牧場の2人
監督・プロデューサー:遠藤隆(テレビ岩手)
2019年5月3日@ポレポレ東中野

 

この日はまず飯田橋ギンレイホールに行ったが、行列に並んだところ「立ち見です」との声が掛かった。話題作『万引き家族』の上映最終日だった。

次なる選択肢はポレポレ東中野で上映されているこの作品だった。平成30年度文化庁芸術祭賞テレビ・ドキュメンタリー部門優秀賞を受賞した作品である。同時にテレビ岩手開局50周年記念作品でもある。

岩手県下閉伊郡田野畑村。「みんなが幸せになる、おいしい牛乳をつくりたい」と、山の牧場を切り拓く父と母と7人の子どもたち。

理想の酪農「山地酪農」(やまちらくのう)の実現を胸に、東京農業大学卒業後すぐに千葉から田野畑へ移住した吉塚公雄(よしづか・きみお)はその後単独で牧場開拓を開始した。

プレハブの家でのランプ生活が続くなか、妻・登志子(としこ)との間に授かった7人の子どもたちとともに、山林を切り拓き、シバを植え、乳牛を放つ。

牛がのんびりと過ごし、自由に交配し、子牛を生み、牛乳が生み出され、糞尿を落とし、山が育ち、シバが再生され、それをまた牛が菜食する。これが植物学者の楢原恭爾(なおはら・きょうじ、1908~1987年)氏の唱える山地酪農だ。

大学在学中に猶原氏と出会い、山地酪農に人生をかける決心をし、卒業後、既に山地酪農を実践していた先輩の熊谷さんを頼って田野畑村に移住。自らの手で山を牧場に開拓し、熊谷牧場と二人三脚で「田野畑山地酪農牛乳」を創設した。

猶原氏と山地酪農に出会ったのは1971年、公雄が20歳のときだった。2019年の現在68歳。苦難の道だった。季節はめぐり、子どもたちも育っていく。

5男2女の7人の子どものうち、長女・都は吉塚牧場に来ていた実習生と結婚。のちに夫の母のいる岡山県へ移住。次男・恭次(きょうじ)は自らの酪農方法を見出し北海道中標津町で酪農を行っている。

頑固一徹の公雄には兄弟思いの優しい長男・公太郎(こうたろう)、営業を任せられている3男・純平(じゅんぺい)、台所にも立つ母思いの4男・勇志(ゆうし)、末っ子の5男・壮太(そうた)が父を支えている。

 

 

「お尻から人は変われる」

カテゴリー: 体調/体力/運動/病気, 映画/テレビ/舞台

2019/04/16  23:36


 

美尻トレーナー岡部友氏(プロフェッショナル仕事の流儀HPから)

 

「美尻の魔術師」の異名をもつ美尻トレーナーの第一人者・岡部友(33)に密着したプロフェッショナル「仕事の流儀」を入院先の牧田総合病院で4月16日深夜見た(4月23日は再放送予定)。

岡部の元には丸くて大きなお尻を目指す女性が殺到するが、彼女が目指すのは「お尻」を変えることではなく、その女性の弱い「心」を変えることだった。

ストイックなまでにパーソナルトレーナーであり続けようとする岡部の生き方はそのすさまじいまでのエネルギーに満ちていた。

日本の女たちの弱き心。彼女たちが自分らしく強く生きられるために努力を続ける姿を記録した1カ月がここにはあった。

『記者たち』

カテゴリー: 政治/外交/国際/軍事, 映画/テレビ/舞台

2019/04/05  23:33


 

『記者たち』

 

作品名:『記者たち 衝撃と畏怖の真実』
監督、製作、出演:ロブ・ライナー(ジョン・ウォルコット役)
キャスト:ウディ・ハレルソン(ジョナサン・ランデー役)
ジェームズ・マースデン(ウォーレン・ストロベル役)
トミー・リー・ジョーンズ(ジョー・ギャロウェイ役)
3月5日@TOHOシネマズシャンテ

 

ジョージ・W・ブッシュ米大統領は2003年、「イラクのサダム・フセインは大量破壊兵器を保有している」と述べ、イラクとの戦争を始めた。しかし、大量破壊兵器は見つからず戦争の大義が失われ、情報のねつ造であることが明らかになった。

当時、ニューヨーク・タイムズ紙を含め米大手メディアは軒並みこのブッシュ政権下のウソに迎合し、権力の暴走を許した。しかし、31紙の地方新聞を傘下に持つナイト・リッダー社だけはこれに疑問を持ち、真実発掘に執念を燃やした。

これは不屈の精神で真実を伝え続けた新聞記者たちの知られざる実話の映画化である。
 

「ギルティ」

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2019/04/01  20:08


 

ギルティ

 

作品名:ギルティ
監督:グスタフ・モーラー
キャスト:ヤコブ・セーダーグレン(アスガー・ホルム)
2019年4月1日@ユナイテッドシネマとしまえん

映画のプロから「新感覚映画」だとして絶賛を受けているという。しかし、お金を出してまでして見る映画ではない。プロはみんな試写会で見る。だからお金がかからない。だから言いたいことを言える。

しかし、映画のアマチュアは映画館で見る。私はたまに試写会もあるけれど、決してプロではない。アマチュアそのものだ。しかし映画は好きでよく見ている。

改元の発表があったにもかかわらず、この日も気になっていたこの映画を見に豊島園に行った。やはり映画のアマチュアから見れば、「金返せ!物」だ。豪華な登場人物や派手な演出も何もない。次から次へと展開するものもない。

逆に撮影個所はほぼ1カ所だ。登場人物も数人だ。電話のやりとりと効果音だけで物語が進むサスペンス。展開がなくて、息苦しい。せめて最後のワンカットでも展開があれば、こんな苦しい思いをすることはないはずだ。しんどかった。制作費はいくらだったのだろうか。

内容はインパクトのあるものだ。サンダンス映画祭などで観客賞を受賞している。プロは拍手をしているものの、あまりに制約的すぎる。愚作ではない。問題作だろう。

『孤狼の血』

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2019/03/20  23:56


 

孤狼の血はリアルな映像だった

 

作品名:『孤狼の血』
監督:白石和彌
キャスト:大上章吾(役所広司)
日岡秀一(松坂桃李)
五十子正平(石橋蓮司)
一之瀬守孝(江口洋介)
2019年3月20日@飯田橋ギンレイホール

 

主人公の大上章吾暴力班捜査係主任役の役所広司

 

手段を選ばぬ大上の捜査に異議を唱える日岡刑事二課巡査

 

尾谷組に抗争を仕掛けた五十子正平・五十子会会長(石橋蓮司)

 

人気クラブ「梨子」の美人ママ役の高木里佳子(真木よう子)

 

広島県警呉原東署刑事二課巡査部長。暴力捜査係主任。破天荒な捜査で警察内部、暴力団から一目置かれている大上章吾(おおがみ・しょうご、通称ガミさん)役を務めた役所広司が出演を快諾した理由について、パンフレットの中で内田正樹氏のインタビューにこう答えている。

「かつての日本映画には『孤狼の血』のような映画がたくさんありました。でも、今はこういう映画が本当に少なくなった。だから、今こそこんな映画があったら、新鮮で面白いかもしれない。そんな気持ちが決定打となりました。監督の想いに共感し、とにかく熱く、暑苦しいほどの大上を演じようと心がけました」

『孤狼の血』は東映が放つ久しぶりのアウトロー(無頼)映画だ。映画史研究家の春日太一氏によると、1950年代は片岡千恵蔵、市川右太衞門、中村錦之助、大川橋蔵によるヒーロー時代劇を量産。60年代は鶴田浩二、高倉健、藤純子らによる着流しヤクザの活躍を描いた任侠映画がヒットした。

また、70年代は深作欣二監督の『仁義なき戦い』が大ヒット。任侠映画で描かれたストイックさを捨て、己の欲望と野心のために暴力に走るヤクザたちの実話に基づきながら生々しい実録路線が始まった。菅原文太、千葉真一、松方弘樹、渡瀬恒彦らが台頭した。

80年代は映画の主要な観客層は女性と若者が占め、映画の内容は文芸色の強いものになり、90年代には主要な活躍の場はVシネマ(東映が1989年より制作・発売を開始した劇場公開を前提としないレンタルビデオ専用の映画の総称)へ移る。世の中全体がアウトローに厳しい目を向けるようになってもいた。

大上は警察の人間だ。警察側の価値観に軸足を置いた映画だ。純然たるアウトロー映画ではないものの、しばらく断絶していた流れを今に引き寄せたようである。

『寝ても覚めても』

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

  22:35


 

「寝ても覚めても」(掲示版から)

 

作品名:「寝ても覚めても」(2018年)
監督:濱口竜介
キャスト:東出昌大(ひがしで・まさひろ=丸子亮平/鳥居麦)
唐田えりか(からた・えりか=泉谷朝子)
2019年3月20日@飯田橋ギンレイホール

 

「大阪に暮らす21歳の朝子は偶然出会った麦(ばく)と運命的な恋に落ちるが、ある日突然麦は姿を消してしまう。

2年後、東京に引っ越した朝子は麦とそっくりな亮平と出会う。いつしか2人は引き合い一緒に住む決断をするが、引越祝いを兼ねた仲間との会食の場に麦が現れ、2人は車で姿を消す。

同じ顔をした2人の男と、その間で揺れ動く女の葛藤をスリリングに描いたラブストーリー」(ギンレイ通信Vol.207)。

言葉で書くのは楽だが、これを映像化するとなるとどういう展開になるのか。映画を見たあと、心が苦しくなった。原作の柴崎友香『寝ても覚めても』を図書館から借りてきて少し読み始めた。読み進められなかった。

この作品を映像化するのは難しいだろうなと思った。実際に原作を読んでみると余計にそう思う。朝子の心を映像化するなんてできない。

しかし、映画をみてこの監督はすごいなと思った。言葉を映像化できる監督は天才だ。こんな恋愛をもう一度してみたいと思った。

恋愛というのは簡単なようでいて難しい。