‘東京日誌Ⅱ’ カテゴリーのアーカイブ

木を多用した「森の建築」

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ, 花/木/樹

2018/02/17  21:08


 

隈研吾建築都市設計事務所の横尾実社長

 

これからの住宅・建築がよく分かる木材総合展示会が2月16-18日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。耐震、省エネ、健康、木材利用、ITのうち木材利用について2人の話を聞いた。

1人は隈研吾建築都市設計事務所の横尾実社長の「木を多用した森の建築」。横尾氏は自然と建築の溶け合う状態を「森の建築」と呼んでいたとし、木が森の建築を構成する非常に大きな要素であり素材であると強調した。

▇森舞台(1996、宮城県登米市=とめし)

 

夢舞台(隈研吾建築都市設計事務所)

 

伝統芸能伝承館。1996年オープン。昔は登米町(とよままち)と呼んでいたが、合併後は登米市(とめし)と簡略化されている。その年の最も優秀な建築物に贈られる日本建築学会賞を受賞。230年の歴史のある登米能(とよまのう)の舞台を再現した。

山裾に開くように配置し、舞台を作った。建物をばらけさせて自然の中に溶け込ませようとした。能舞台、見所(観客席)などを配置した。地場スギを使った。この物件で木の量感、ボリューム感の良さを感じた。

舞台については壊れても良いから木造にしてくれとの要請があった。3.11でもほぼ大丈夫だった。舞台の鏡板には日本画家の千住博氏による岩絵の具を使った老松と若松が描かれた。

▇京王線高尾山口駅(東京都八王子市、2015年)

 

改修プロジェクト。ミシュランの三つ星取得を契機に乗降客が増加した。駅を綺麗に理想化したいとの要望があり、コンペ開催。受注した。

京王線のデザイン構造のフォーマットで全部作られ玄関口としての顔が乏しい佇まいの駅舎。大きな庇(ひさし)をかけ、その下をコミュニティーを形成する軒下の広場として使えるようなスペースにしたい。

川から山につながるような山並みの流れを活かしたい。広場で待ち合わせ、そこから出発する現象が起きている。

暖かみのある木の素材で玄関口としての顔を作ることを実践している。柱は鉄骨。寒々しい駅舎を木を多用することで暖かみの感じられる空間に変質させた。

スギ材。古葉を見せる。

温浴施設の極楽湯を作った。竹を天井に使っている。

▇獺祭ストア本社蔵(山口県岩国市、2016年)

 

獺祭ストア本社蔵(同社HPから)

 

川の流れている谷筋にあるロケーション。谷筋の緑と溶け合う素材としてはやはり木。建物を覆うようなデザインにした。

民家の佇まいをしている。内容物を継承しながら建物を一新する。

 

▇新国立競技場(東京都新宿区・渋谷区、2019年11月)

 

新国立競技場

 

神宮外苑の緑豊かな環境に溶け込ませるのが最大のテーマ。高さをできるだけ抑えて平べったい風景とする。水平の線がデザインの基調となっている。

庇が特徴。外環全体に暖かみを感じさせる。ルーバー(Louver=軒ひさし)。

全国から調達した木材でルーバーを作る。震災の復興を祈念する意味する復興五輪としての位置づけを持っている。国産木材も積極的に使っていこう。スギ材。沖縄県はスギがほとんど自生していないため琉球松で代替する。

日本らしさが求められる。対比すると西洋の建物との違いは素材。日本は雨が多く高温多湿だ。よって使い材料としては日本が木で、西洋は石。木+庇。庇が日本らしさで、それが軽やかに作られている。木自体が比重の軽い物である。伝統建築が培ってきたもの。できるだけ先端を薄く見せることにこだわった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

構造自体が木造であるものはほぼない。あえて木造に拘るのではなく、木の持つ質感や暖かみを伝える、感じてもらうことが非常に大事な視点ではないか。できるだけ引き立てるように作っていく。

これから木材はものすごい可能性を秘めた材料だ。事務所もかなり積極的に使っている。20世紀の時代は「ないもの」から「あるもの」を作る時代だったが、21世紀は人口減を招きつつある中で、「あるものを使っていく」という視点が大事。

建築で考えた場合、それは「木」ではないか。50年物の木が日本全国一杯ある現状もある。できるだけそういった資源を使っていく。使うことで環境の持続にもつなげていく。木材産業の振興にもつながっていく。そのような連鎖した「森の建築」といった流れを引き続き取り組んでいきたい。

マクドナルド小平天神店

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2018/02/04  16:12


ドナアピ

 

子どもの掌握はさすがでした

 

マクドナルドは日本最大のハンバーガーチェーン店。何かにつけてお世話になっている。今朝もどういうわけか、小平天神店(東京都小平市天神町2)に立ち寄った。青梅街道と新小金井海道の交差するそばにある店だ。

2018年版ハンバーガーチェーン店舗数ランキングベスト10(2018年1月4日更新)によると、マックが2888店と圧倒的に多く、2位はモスバーガー1343店、3位ケンタッキーフライドチキン1144店。4位はロッテリア、5位サブウェイ、6位フレッシュネスバーガー、7位ファーストキッチン、8位バーガーキング、9位ドムドムバーガー、10位クアアイナの順だ。

マックで注文をしようと思ったところ、裏口から「こんにちは」と言って入って来たのがドナルド君だった。そう言えば、1カ月ほど前から「ドナルド君がやってくる!」と呼び掛けていた。

「ハロードナルド!」はマクドナルドが実施しているプログラムで、毎年多くの幼稚園・保育園・小学校などの教育機関で開催している。「ドナルド・アピアランス」(ドナアピ)はドナルド君が店舗まで来てイベントを行うのだという。

社会貢献活動にも熱心に取り組んでいる。昼用に「マック+野菜サラダ」をテイクアウトした。

第2回ナノセルロース展

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2017/12/07  23:59


 

 

環境省Nanocellulose Vehicle(NCV)モデル事業

 

CNFパイプ

 

環境とエネルギーの未来展「エコプロ2017」が7日、東京ビッグサイトで開幕した。期間は9日(土)まで。注目企画は第2回ナノセルロース展。ナノセルロースの事業化をリードする国内外の企業が一堂に介する日本最大の専門展だ。

「ナノセルロースナノファイバー(CNF)は鋼の5分の1の軽さで5倍の強度を持ち、学術分野でも用途開発でも日本が世界の最先端を走っている夢の素材。日本には豊富な森林資源を有するとともに、川上を担う製紙産業から用途開発を担うさまざまな産業まで高い技術の集積がある。CNFという新たな産業を育て、国際競争を勝ち抜くための大きな強みだ。

政府は未来都市戦略2017においてCNFの利用促進に向けて研究開発や国際標準化を進めていくべきと位置づけ、支援を行っている。CNFを世界に先駆けて自動車や家電等に利用するためにも樹脂複合化や国際標準化、安全性評価のための研究開発に年間6億円を投じるとともに、国際標準化機構で標準化を推進している。

CNFの新たな市場が生まれ、アベノミクスの第3の矢、すなわち成長戦略を支えるわが国初のイノベーション投資につながることを期待している」と経産省の大串正樹(おおぐし・まさき)政務官は語った。

また林野庁の牧元幸司次長は「日本の森林資源については戦後植林された木が60年、70年とたってまさに利用できるタイミングを迎えている。切って、使って、植えて、育てて、大きく育つことによってCO2を吸収して地峡温暖化防止に役立つサイクルをうまく回していく。これが重要だと考えている」と述べた。

さらに、「そのためには木材需要が大事。建材としての利用はもちろんではあるが、新需要の開発も極めて重要。その中でCNFが新用途として期待されている。軽量、高強度、低環境負荷。林野庁ではより小規模な施設でより環境負荷が少なく、特殊の器具を使わず汎用機械でできる技術開発を森林総合研究所等を中心に進めている。小規模な施設であれば、中山間地域でも立地できるのではないか。地域を元気づける大きな力になるのではないか。一層力を入れていきたいと考えている」と語った。

文科省研究開発局の田中正朗(たなか・まさあき)局長は「バイオマスから化成品等を製造することはカーボンニュートラルや省エネの観点からCO2排出削減に大きく貢献すると期待されているが、なかでもCNFは超軽量、高強度という特徴を有し、車体等などさまざまな製品への応用など低炭素社会の実現に大きく期待される革新的な材料だ」と指摘した。

環境省地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室長の水谷好洋(みずたに・よしひろ)氏は、「地球温暖化計画に基づき2030年度26%削減に向けた対策を着実に実施すると共に、地球温暖化対策と経済成長を両立させながら、長期目標として2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減を目指している」と述べた。

CNFについては脱炭素社会の実現に向けたテクノロジーの1つだと考えている。昨年度より、自動車分野の低炭素化を目指す事業として産官学総勢21機関の参加するコンソーシアムによる世界初のナノセルロース・ビークル(NCV)プロジェクトを始動している。

同プロジェクトでは自動車の部品をCNFを活用して軽くて強い素材に置き換えることで10%以上の軽量化にチャレンジしている。材料製造から車体製造、走行に至る総合的な二酸化炭素の削減効果を検証してCNFの有効性を実証していきたいと述べた。

そのほか家電、住宅、建材に活用する試みもスタートしている。CNFの社会実装を見据えてリサイクル技術の強化・実装についても行う予定だ。

大塚耕平民進党代表が会見

カテゴリー: 会見メモ, 政治/外交/国際/軍事, 東京日誌Ⅱ

2017/11/29  23:35


 

会見する大塚耕平民進党代表

 

ゲスト大塚耕平(民進党代表)
2017年11月29日@日本記者クラブ9階会見場

 

民進党の大塚耕平代表が29日、日本記者クラブで会見した。元日銀マンで参院歴16年。民進党分裂の責任をとり辞任した前原誠司氏の後任として代表に就任した。10月31日付で就任1カ月。

「火中の栗を拾う」ことになった代表就任について、「ここは私のようなタイプの人間の働きどころ」と胸を張った。2001年に愛知県選挙区から立候補し、当選。17年目に入った現在は3期目。

2009年からの民主党政権では内閣府副大臣(鳩山内閣)、厚労副大臣(菅内閣)を勤めた。趣味は仏教。この日に話題は2つだった。

日本の民主主義は進化の途上にある。発展途上だ。国会ができて128年、男女普通選挙になって71年、小選挙区制になって23年、総選挙で政権交代が起きてたった8年にしかならない。

憲法は国民を「主権者」としているが、果たして主権者とは何か。実感できる機会は総選挙のときに政府を選べること以外にはないのが実情だ。

小選挙区制を導入しないと政権交代は起きないとの認識の下に同制度は1996年から導入された。旧民主党もそのときにできた。2009年に初めて1回の選挙で第一党が入れ替わった。国民が自分の意思で政権を選んだのはこれが初めてだ。

2012年は民主党からすれば下野したことになるが、国民側から言えば、自民党政権を選んだことになる。2017年9月27、28、29の3日間は政権交代が起きるかもしれないし、少なくても安倍退陣の可能性が高いとみんなが思った。国民に主権の権利行使の機会を一瞬果たしかけた。しかし、結果的にはそういうふうにはならなかった。

今回の総選挙では民進党は届出政党にならなかったが、立憲民主党と希望の党を合算すると2076万票となり、自民党の1855万票を221万票も上回った。しかし、志は良かったが、詰めが甘かった。「国民が政府を選択できる」ということでなければ健全な民主主義は維持できない。

総選挙は4年以内にやってくる。そのときに政権を選択していただける構図にもっていけるかどうか。これが私の仕事だ。

保守とリベラルは対立概念ではない。しかし、永田町やマスコミにおいては単純化されて、対立構造として使われており、これを乗り越えないとわれわれの連携にとってもハードルになるのではないか。

これは総理のみならず、関係者すべての考えていただく機会を提供した。保守は伝統や慣習を守るという概念で、改革とは相反する概念だ。さわさりながら、大切なものを守った折には改革にも取り組まなければならない。維持するための改革、保守するための改革を持ち出した。

一方、リベラルは本来は自由主義。個人の自由、自己責任を原則とする概念だ。社会保障や社会的弱者の救済はストレートの出てこなかったが、個人の自由を守るためにはその当事者の責任では無い理由で自己実現が阻まれている状況はまずい。そうした自由を守るためには政府が積極的に手を差し伸べるべきだとの思想に発展し、日本ではこれをリベラルと言っている。

保守とリベラルは対立概念ではなく、保守にとってどのような貧困は保守という考え方を守るために手を差し伸べても改革をするべきものなのか。リベラルにとってもどのような自由を守るために政府が手を差し伸べるべきか。

保守は好戦的でリベラルは平和的であるという概念も重大な間違いだ。何が正しいとか何が正義とかはソクラテス以来いまだに結論が出ていないというよりも定義ができない。だから熟議を尽くせば尽くすほどより良い結論に到達できるかもしれないので、議論を尽くせ。これが民主主義だ。

本当の対立軸は民主主義をより重んじる勢力か、民主主義をかなり軽く考えている勢力か。どっちに政府をお預けになるか。それを問うことが重大な対立軸ではないか。

 

会見場から日比谷公園をのぞくと、外は紅葉していた(前は千代田区立日比谷図書文化館)

白兎海岸(鳥取市白兎)

カテゴリー: 旅行/移動/街歩き, 東京日誌Ⅱ

2017/05/11  09:07


 

白兎海岸は誰もいなかった。見えるのは恋島。

 

大黒さんの作曲碑

 

世界の民謡・童謡。日本の童謡「大黒さま」は1905年「尋常小学唱歌第2学年」に掲載された文部省唱歌。大黒さま(大黒天)として信仰されている大国主命が登場する日本神話「因幡の白兎」のストーリーが描かれている。

作詞者の石原和三郎と作曲者の田村虎蔵は、「大黒さま」のほかにも、『金太郎』、『花咲爺(はなさかじいさん)』などの日本の昔ばなしの歌を両名のコンビで作曲している。

 

道の駅「白うさぎ」

 

丹波滞在中は雨か曇りだった。最初に晴れた日に出雲大社に行くことにした。パワースポットしてつとに有名だ。宿も玉造温泉に確保した。田舎暮らしもこういう楽しみがなければつまらない。

丹波市からだと約250km。氷上-養父までは北近畿豊岡道がつながっているものの、養父市で終了。後はひたすら国道9号線をハチ北口や村岡ファームガーデン、湯村温泉を走り、蒲生トンネルの中で鳥取県に出る。鳥取県に入ると、そこは岩美町-鳥取市に入る。

右手に鳥取砂丘を眺めながら鳥取バイパスを通過する。このバイパスはどうも無料だ。そして着いたのが白うさぎで有名な白兎海岸。道の駅「神話の里 白うさぎ」(鳥取市白兎)。

みはし「くず餅」

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2017/05/01  21:06


みはしの「くず餅」

 

5月1日。今日から5月が始まった。上野の東京都美術館で展覧会が始まり、案内状が送られてきた。私は病院、家人が行った。

上野公園前に和菓子屋「みはし」がある。甘味処。そこでくず餅を買って帰ってくれた。2人前だが、ちゃんと2人分のきな粉と黒蜜が別々の容器に包まれていた。

おしいかった。確か最近、浅草の船和のくず餅を食べた記憶がある。世の中にはヤマのようにおいしいものがあるものだ。老舗も多い。

 

練馬区立幼稚園入園式

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2017/04/10  15:33


 

にゅうえんしき

 

 

枝垂れ桜の木が若い

 

花も若い

 

やがてはこんな風に

 

練馬区立幼稚園の入園式が行われた。終わったころに行って写真撮影をした。恐らく、もう二度とない入園式だ。

最近は3年保育に人気が集まり、2年の幼稚園は少ない。しかし、保育園は劣化しており、子どもは可哀想だ。恐らく経済的事情を優先すれば、保育園ばかりになっていくのだろう。

言ってみれば、幼稚園は恵まれた子ども達の通う場所かもしれない。

山桜とソメイヨシノのコラボ

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ, 桜/さくら/花見

2017/04/08  16:17


 

 

桜見物の隠れたベストスポット

 

山桜(花心が赤く、まもなく花は散る)

 

こちらはソメイヨシノ

 

石神井川の桜が満開だ。上新田橋の上から眺めた桜が一番だ。左手に山桜があって、その背景にソメイヨシノが咲き乱れる。とにかく綺麗だ。いつの間にか、名所になってしまった。この季節、必ず1人から2人はいる。

桜は匂わない。残念ながら匂いはしない。

土曜の午後も3時すぎ。昨日とはうってかわって、午後になるといまにも降り出しそう。どんよりと曇った空の下でもしっかりと咲いている。今が満開だ。いつまでもつだろうか。

石炭需要、欧米日の減少を新興国が補完し0.2%微増

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2017/03/24  00:04


 

JOGMEC調査部の竹原美佳氏

 

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は23日、石炭と天然ガス市場の最新動向についてブリーフィングを行った。

石炭はエネルギー需要の伸びの鈍化と地球温暖化対策への対応により、将来的に割合を減少させる動きは見られるものの、足元の需要は堅調。新興国を中心に今後需要は伸びる見通しであるとの見方を示した一方、天然ガスについてはクリーンエネルギーとして将来的に増加させる動きが見られるものの、経済性や需給調整、流動性、インフラ整備で石炭に比べ劣後。また、環境問題への対応やコスト削減により再生可能エネルギーとの競争が激化、ガス需要の不確実性が増大するとの見通しを示した。

調査部の竹原美佳氏は、いくらであれば石炭から天然ガスへのスイッチング(交換)が可能なのか。国あるいは地域で比較したいと考えた。域内で安価な天然ガスの調達が可能な地域以外ではCO2コストまで含めなければ石炭火力に対して天然ガス火力が優位に立つことはできないとの結論に達した。この結果、各国・各地域でのスイッチングについては検討の対象から除外した。

国際エネルギー機関(IEA)は石炭および天然ガスの需要に関して逆の動きを示している。一次エネルギーに占める石炭の比率は中・長期的に緩やかに減少していくものの、天然ガスは約43%の増加を示している。

パリ協定の発効により気候変動による対応の必要性が世界の共通認識となっており、石炭が減り、天然ガスおよび再生可能エネルギーの伸びが顕著。先進国(+中国)では石炭減少、天然ガス増加なのに対し、新興国では石炭、天然ガスがともに増えている。中東では天然ガスが大きく増加する。

パリ協定に基づく各国の削減目標を反映したIEAの新政策シナリオで長期的なトレンドは示されているものの、実際の燃料選択はその国の輸送インフラや経済発展状況によって大きく異なるのではないか、との結論に達した。

 

石炭開発部の国吉氏

 

石炭開発部の国吉氏は、石炭市場・産業界の動向について話をした。IEA新政策シナリオによると、石炭の需要は20年にかけていったん減少したのち、40年まで年率平均0.2%でわずかに増加するとみている。欧米、日本については減少するものの、インド、東南アジアの増加が他地域の減少を補完し、結果的に横ばいに推移していく。

石炭は世界に広く分布しており、産出する国内で使用される例が多く、その一部が輸出マーケットに出てくる。世界の石炭消費量は年間約80億トン弱。そのうち中国(約半分)、インドを合わせると世界の約6割を占める。世界の消費量の17%。

世界消費の半分を占める中国は国内の石炭を使っている。輸入量は1割以下だが、この変化が世界の貿易量に大きな影響を及ぼしている。これが今の実情だ。

石炭の貿易量は2000年の6億トンから15年には13億トンへの約2倍に増加している。このうち輸出国では豪州が30%と横ばい。増加が著しいのがインドネシア(9%→28%)とロシア(6%→12%)、輸入国では2000年時点ではインド3%、中国0%だったが、インドは17%、中国15%、日本15%(00年にはトップの24%)、韓国10%(10%)だった。アジアのポーションが大きい。

 

石炭業界のコールフォロー

 

石炭は貿易量の17%。主たる貿易市場はアジアと欧州だ。産地/炭鉱による品質の多様性。発電等の設備が特定銘柄の石炭品質をベースに設計されている場合が多い。

チョコの博覧会

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2017/02/14  23:43


 

可憐な姿

 

とにかくシンプル!

 

モロゾフのシンプルなチョコレートだ。家人が誰かに差し上げる”次いで”に私にも買ってくれた。結構な贈り物をありがとう。

去年は双子のツインからベルギーチョコが送られてきた。今年はなかった。もうソロソロそんなものから卒業したい。

日経夕刊で「神戸スイーツの世界」が始まった。書き手は福田芳久氏(51)。神戸本社の洋菓子大手モロゾフは「日本で初めてバレンタインチョコレートを発売した会社」である。1932年(昭和7)年だった。会社創設は1931年8月8日だから翌年だ。

バレンタインチョコは「今や『愛の告白』というよりは、『チョコの博覧会』の雰囲気」だという。「欧米の贈り物の習慣を紹介しながら、チョコを普及させようという、今でいう『コト消費』のようだ」。

「ハート形はやはり1970年代ごろが主流で、実は80年代後半からは箱形が増え、多様化した」。86年の男女雇用機会均等法の施行などで女性の社会進出が広がった時期で、会社の中で渡すことが増えると、「さりげなく渡せる箱のほうがいい」。

メッセージも「感謝」「幸福・健康」「成功・合格」など恋愛と直接関係のないメッセージも。それでもセンターは愛だというものの、それも「愛情・感謝」とか。「『愛情』だけでは重い時代のようです」(販売促進部の田口了一氏)

*日経紙を参考にしました。