‘花/木/樹’ カテゴリーのアーカイブ

世界の木材需要は「柱」から「挽き板」へ

カテゴリー: 花/木/樹

2018/02/17  23:35


 

日本CLT協会の有賀康治氏

 

日本CLT協会業務推進部次長の有賀康治氏は2月17日、東京ビッグサイトで開かれた「木と住まい大博覧会」で「新しい建築材料CLTと建築設計」と題して講演した。

CLTは柱と梁ではなくて、まず挽(ひ)き板にする。世界の需要の中心は柱・梁ではなく、挽き板に移っている。挽き板にすればツーバイフォーになり、集成材にもなる。

集成材だと同一方向に木を並べるが、CLTの場合は縦、横に並べる。どんな広い面積でもOKだ。プレハブの格好の材料だ。木口(こぐち)を斜めに切ったり、丸く切ったりするので面白いインテリアができるとインテリアデザイナーにはいろいろ使ってみたいなという話がある。

CLTの出現によって柱から面の時代に木のデザインも大きく変わってきている。木を上手に使い切ることで21世紀型の産業を作る。木材コンビナートを作る。岡山県真庭市はバイオマスとCLT・集成材を合わせて地方創生を目指している行政の見学が多い。

鉄筋コンクリ-トを鉄骨とCLTに切り換えようとしている。鉄筋コンクリートはトラブルが多かった。新国立競技場では基礎工事でさえプレキャスト工法を使うようになっている。将来の建設現場を変えようとしている。

林業が成長産業化し成功する自治体・地域と都市の木質化を目的に建築現場を変えるゼネコンの体質が大きく変わってくる。2~3年間で林業の成長産業化と都市の木質化の両輪は21世紀型の産業。

石油・石炭を燃やして成長してきたのは19世紀、20世紀型の産業だ。再生可能な木を使って都市の木質化と林業の成長産業化をやることが21世紀型の産業だ。このチャンスをつかみ取るかどうかが微妙な所で、21世紀型産業の勝ち組に入ってほしい。

CLTを都会風にうまく使っている実物件を有しているの高知県、バイオマス+CLT+集積場なら岡山県真庭市が一番進んでいる。

 

木を多用した「森の建築」

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ, 花/木/樹

  21:08


 

隈研吾建築都市設計事務所の横尾実社長

 

これからの住宅・建築がよく分かる木材総合展示会が2月16-18日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。耐震、省エネ、健康、木材利用、ITのうち木材利用について2人の話を聞いた。

1人は隈研吾建築都市設計事務所の横尾実社長の「木を多用した森の建築」。横尾氏は自然と建築の溶け合う状態を「森の建築」と呼んでいたとし、木が森の建築を構成する非常に大きな要素であり素材であると強調した。

▇森舞台(1996、宮城県登米市=とめし)

 

夢舞台(隈研吾建築都市設計事務所)

 

伝統芸能伝承館。1996年オープン。昔は登米町(とよままち)と呼んでいたが、合併後は登米市(とめし)と簡略化されている。その年の最も優秀な建築物に贈られる日本建築学会賞を受賞。230年の歴史のある登米能(とよまのう)の舞台を再現した。

山裾に開くように配置し、舞台を作った。建物をばらけさせて自然の中に溶け込ませようとした。能舞台、見所(観客席)などを配置した。地場スギを使った。この物件で木の量感、ボリューム感の良さを感じた。

舞台については壊れても良いから木造にしてくれとの要請があった。3.11でもほぼ大丈夫だった。舞台の鏡板には日本画家の千住博氏による岩絵の具を使った老松と若松が描かれた。

▇京王線高尾山口駅(東京都八王子市、2015年)

 

改修プロジェクト。ミシュランの三つ星取得を契機に乗降客が増加した。駅を綺麗に理想化したいとの要望があり、コンペ開催。受注した。

京王線のデザイン構造のフォーマットで全部作られ玄関口としての顔が乏しい佇まいの駅舎。大きな庇(ひさし)をかけ、その下をコミュニティーを形成する軒下の広場として使えるようなスペースにしたい。

川から山につながるような山並みの流れを活かしたい。広場で待ち合わせ、そこから出発する現象が起きている。

暖かみのある木の素材で玄関口としての顔を作ることを実践している。柱は鉄骨。寒々しい駅舎を木を多用することで暖かみの感じられる空間に変質させた。

スギ材。古葉を見せる。

温浴施設の極楽湯を作った。竹を天井に使っている。

▇獺祭ストア本社蔵(山口県岩国市、2016年)

 

獺祭ストア本社蔵(同社HPから)

 

川の流れている谷筋にあるロケーション。谷筋の緑と溶け合う素材としてはやはり木。建物を覆うようなデザインにした。

民家の佇まいをしている。内容物を継承しながら建物を一新する。

 

▇新国立競技場(東京都新宿区・渋谷区、2019年11月)

 

新国立競技場

 

神宮外苑の緑豊かな環境に溶け込ませるのが最大のテーマ。高さをできるだけ抑えて平べったい風景とする。水平の線がデザインの基調となっている。

庇が特徴。外環全体に暖かみを感じさせる。ルーバー(Louver=軒ひさし)。

全国から調達した木材でルーバーを作る。震災の復興を祈念する意味する復興五輪としての位置づけを持っている。国産木材も積極的に使っていこう。スギ材。沖縄県はスギがほとんど自生していないため琉球松で代替する。

日本らしさが求められる。対比すると西洋の建物との違いは素材。日本は雨が多く高温多湿だ。よって使い材料としては日本が木で、西洋は石。木+庇。庇が日本らしさで、それが軽やかに作られている。木自体が比重の軽い物である。伝統建築が培ってきたもの。できるだけ先端を薄く見せることにこだわった。

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構造自体が木造であるものはほぼない。あえて木造に拘るのではなく、木の持つ質感や暖かみを伝える、感じてもらうことが非常に大事な視点ではないか。できるだけ引き立てるように作っていく。

これから木材はものすごい可能性を秘めた材料だ。事務所もかなり積極的に使っている。20世紀の時代は「ないもの」から「あるもの」を作る時代だったが、21世紀は人口減を招きつつある中で、「あるものを使っていく」という視点が大事。

建築で考えた場合、それは「木」ではないか。50年物の木が日本全国一杯ある現状もある。できるだけそういった資源を使っていく。使うことで環境の持続にもつなげていく。木材産業の振興にもつながっていく。そのような連鎖した「森の建築」といった流れを引き続き取り組んでいきたい。

サルスベリせん定

カテゴリー: 花/木/樹

2018/02/04  16:45


 

サルスベリをすっぽりと

 

小さな庭にサルスベリを植えた。そのサルスベリが大きくなって2階まで届くようになった。あんまり大きな木は庭木には向かない。気になっていたので、2週間ほど前に高さ2.5メートルほどで切った。

 

切った幹を小枝にする

 

切ったままでそのまま放置していたが、過日の雪でどうにもならなくなった。今朝、小平市に行って戻ってきた際、思い切ってせん定した幹を小枝にした。

サルスベリは中国原産の落葉中高木。切った後に伸びた枝の先に花が咲く。今年はどうだろうか。

百日紅(ヒャクジツコウ)は別名。7~9月の3カ月も咲き続けることで「百日紅とも呼ばれるが、咲くのは1つの花ではなくて、次々に新しい花が咲くからそう言うそうな。1つの花の寿命は1日らしい。

 

3つのゴミ袋に

 

切った枝を小さい枝にしたら、ゴミ袋3つ分になった。明日ゴミに出したい。軟らかくて簡単に切れた。

 

植後8年目の梅一輪

 

梅の季節だ。初孫を記念して植えた枝垂れ梅も7年目になった。小学校も2年生。春から3年生になる。早いものだ。明日からまた寒さが厳しくなるという。咲いた花がしぼむことのないよう祈りたい。

山持ちが割りを食う

カテゴリー: 花/木/樹, 講演会/シンポ/セミナー/勉強会

2017/12/11  19:36


 

岐阜大学の川﨑晴久名誉教授(左)

 

次世代の林業機械、森林管理システムを考えるNPO法人農都会議の「林業技術の革新」に関する勉強会が開かれ、枝打ちロボットの研究開発に従事している岐阜大学工学部の川﨑晴久名誉教授と航測レーザー計測技術による林業支援を行うアジア航測の矢部三雄社会システム開発センター総括技師長が語った。

▇川﨑晴久岐阜大名誉教授(工学部機械工学科)

・林業経営は長期的な林業採算性が悪化し、人材の価格が非常に低下している。森林所有者は経営意欲を低下させている。

・林業の作業現場は高齢化率(65歳以上)が21%と高い。全国産業平均に比べると、2倍以上だ。最近若い人も入っているものの、全体としては高い。労働災害発生率は1000人に対し28.7人と製造業・全産業の5~6%に比べダントツに高い。林業は「危険な産業」という実態を表している。

・森林の管理の放棄が始まっている。平成23年の立木伐採面積7.4万ha、植林面積2.4万ha。この差5万haは切った後何もしていないことに近い状態。伐採すれど、植林もしない「ほったらかし」の森林が5万haとなっている。伐採は進んでいるものの、植林面積を増やす林業家の意欲が衰えているのでこの差が累積していく。日本の至るところが切り取った状態の山になる。

・森林管理の放棄の結果、災害防止機能、水源の元を作る機能、環境保全とか、生物多様性機能といった多面的機能が低下する。「医療の砂漠」と言う言葉があるようだが、山がそういう状態になっていく。

・人工林としてやってきたところはどんどんそういった状態になりつつあるのではないかと危惧している。

・林業経営が持続的になる仕組みを考えていかないと難しい。生産性の向上、労働効果の低減、安全性の改善、林業副産物の活用(バイオマス産業)といった課題を解決していく必要がある。

・植林した木を刈れるのは何年先か。次に刈れるのは早くて40年後。50 年、60年、100年。自分が植えた木は自分の子どもじゃなくて、孫の代に切る。そういう長期ビジョンが見渡せるような施策が背景にないと木を植えて次に行きますという手が上がってこない。100年長期ビジョンでの研究開発、経営支援が要る。

・森林で育林作業を支援するロボット技術が大きな課題。ロボットの開発について国は大きな旗を振っていない。日本中ロボットの研究をやっている大学はいっぱいあるし、研究者もたくさんいる。森林分野のロボットを研究している人・グループは3つぐらいしかない。産業用、民生用、医療用ばかり。あまりにも少なすぎる。国が誘導していない。林業労働者も声を上げない。何を研究していいのか分からない。育林にとらわれずにこういうロボットの開発が重要だと思っている。

・ロボットの研究者+国の機関+現場の人の3者が意見交換する場を作られるべきだ。

・森林管理システムがなかなか確立されていない。日本の山は資源を生まない山とするのか資源を生む山とするのか。基本的な政策をしっかり持たないと、「植えて育てて」というところに行かない。行くような仕組みが必要だ。

・森のサイクル:植栽→雑草刈り(下刈り)→真っ直ぐにするために密に育てる→太くするために間引く→枝打ちする→間伐→主伐 最低で40年、へたすると100年。そういう流れの投資ができるような仕組みがないとなかなか林業家が手を出せなくなってくる。そうならないように育成支援ロボティクスが課題だ。

・森のサイクルは造材→搬出→運搬→利用という別の流れもある。高性能林業機械を導入して積極的にやっていると考えている。多くは海外製の製品を少しモデルチェンジしたタイプのものを導入することに近い。

・循環してロボット化してやる部分はロボット化は皆無だ。間伐の場合、木に登ってまず落ちて死ぬ。いくら熟練でもその日の木や人間の状態による。非常に危険な作業だ。枝打ちの出来る人が少ない。育林事業者は枝打ちをしなくなる。枝打ちをしないで集成材のようにして使う発想だ。したくてもできないという発想。

・枝打ちをしたい人ができるような仕組みを作っていく。枝打ちのためには①無節な良質な木材生産(柱を直に見せることがなくて、なかに節があろうが、なかろうが構わない)②木材の輸出強化③食害防止④森林の環境保全⑤水資源の保全-が必要。

・このためにはインテリジェント枝打ちロボットが必要だ。18kg以下が目標。昔は30kgだった。2人必要だったが、1人でもできるようにしたい。

・作業していると同時に森林管理の状況が蓄積される。GPSとIOTを利用して森林管理・作業管理に向けた通信システム技術が必要だ。ロボットが作業したときに、作業しているときの状況、枝の数、太さなどが分かる。これを通信機能を使って送ると、同時に森林管理の状況も蓄積される。IOT通信機能を持ったインテリジェント枝打ちロボットシステムの開発が重要だ。

・昔作られた枝打ちロボットはあるものの、日本では販売中止になっている。大学等で研究開発された例はあるものの、実用化されたものはない。

・事業化計画については「レオニックス」が担当する。

 

アジア航測の矢部三雄総括技師長

 

▇矢部三雄アジア航測国土保全コンサルタント事業部総括技師長

・航空機(セスナ機6機)から地上をセンサーで測って地図を作成する会社。平成22年(2010年)からそうした技術を森林に応用。航空レーザー計測技術を用いて広範囲の森林をハイスピードに計測している。

アジア計測(東京都新宿区西新宿)東日本は東京都調布飛行場(東京都三鷹市)、西日本は国管理の八尾空港(大阪府)を基地にしている。自らの会社で航空機を自主運用して撮影するのはアジア航測だけ。

1994年(平成6年)と2016年(平成28年)における木材価格の比較

 

・木のボリュームから丸太のボリュームを引いたのが「歩留まり」と呼ぶ。丸太にする場合は立木からの75%ぐらいまで落ちる。丸太の量から製材品にする場合は良くて6割まで落ちる。いろんなセミナーで幹部は無視した説明をしているので要注意。

・立木の価格が落ちている。3720円⇒840円。1本からとれる製材品価格は8480円⇒7830円。そんなに落ちていない。製材品は国際価格ですからあんまり変わらない。

・「山には木がたくさんあるのになぜ出てこないのか」に対する1つの答えがこれだ。山で木を育てる段階と、山から切って丸太を工場に持って行く段階、丸太を製材品に加工する段階を3つに分けて、それぞれの取り分がどう変化してきたか。

・今日本の加工場で何が起こっているかというと、丸太を安く買えるのですごく儲かっている。ウハウハだ。中小の製材工場が同じ土俵で生きているので、その人たちが生きている土俵で丸太が流通する。大規模な効率の良い製材工場はその分全部儲けになる。そういう構造だ。

・山に全部しわ寄せが行っている。森林所有者はいくらで木を作ったか、60年前から育てているので、資金が必要なときに木を売却する。経営意欲は低下している。ここをぶちこわすのが私のテーマだ。なぜぶちこわすのか。森林所有者に自分の森林の価値を理解してもらうため。これが一番手っ取り早い。

・航空レーザー計測とは、航空機に搭載したレーザー測距装置を使用して地表を水平方向の座標(x、y)、高さ(z)の三次元で計測する方法。レーザーを照射する機械であり、地上から跳ね返ってくるレーザーを受け取る機械。1秒間に20万発から40万発発射する。捕捉するまでの時間を正確に測ると、撃ったところから当たったとこまでの距離が正確に分かる。航空機の位置も正確に分かる。

・昔は人間が写真を推測して見て等高線図(コンタ図=contour map)を作っていた。見えないところは見えない。航空レーザー計測だと火口列が発見された。地図を作る上で革新的な技術と評価されている。

・木の種類によって反射強度に変化がある。その特徴を活かして樹種も特定できるようになった。レーザー計測結果を色分けすると誰でも分かるようになった。樹頂点(木のてっぺん)も特定できる。しかし、太さは分からない。それがレーダー計測の結果、1本1本の枝葉の広がりを特定することができた。本数、樹高、太さも分かった。

・「あなたの山はこれだけ面積があって、丸太にしたらこれだけ出てくる。今の価格ならこのくらいになるはずなので、素材生産業者のいいなりになって売ったらだめですよ」と言った情報を森林所有者に提供している。

・日本は外材が安くて負けたというが、これは昔の話。今は日本のスギのほうがずっと安い。なぜかというと、製材工場が買いたたいて安くしているから。パルプも海外から入ってくるチップのほうが高い。

・道を作る場合もどこに道を作れば効率的かも把握できている。路肩クラックの把握も容易。

・若い人は市販スマホの中にデータを全部入れて山に行く。山に行くと、どこにいて、どんな木があってなどすべて分かる。これが最近受けている。ちょっと年配者は「赤色立体地図」を紙に印刷して山に行く。コンタ図は道に迷うが、これだと道に迷わない。

・伐採するときにそのデータを使えないか。ハーベスタヘッド。ICT林業、スマート林業。

・境界明確化のためのツール。飛行機飛ばして、計測して、解析までして、こんな位の丸太が出ると分かる。ha当たり3500円。ところが1000haやったら350万円。営業に行ったらそこで終わり。

平林寺で紅葉見物

カテゴリー: 動物園/植物園, 桜/さくら/花見, 登山/山歩き/ハイキング, 花/木/樹

2017/11/25  21:34


 

総門を入ってすぐ左に紅葉があり、多くの人がカメラを構えていた

 

これは山門だ

 

本堂右にあった樹齢500年の高野槙(こうやまき)

 

平林寺境内林散策マップ

 

平林寺は5年ぶりだった。お目当ては紅葉で、周囲は大混雑だった。天候も暖かで、こんなにすばらしい紅葉は初めてだった。京都には永観堂、高山寺、東寺などすばらしいスポットが多いが、どこもかしこも人工的だ。

平林寺は1375年にさいたま市岩槻区に創建され、荒廃を繰り返しながら、1663年には川越藩主・松平伊豆守信綱の遺言により、現在の野火止に移された。

 

これは美しい!

 

まだ紅葉しない葉っぱに光が射す

 

さまざまな色が重なり合うこの1本は実にすばらしかった

 

この緑もいずれ紅葉するのだろうか?

 

少し歩く目の先が輝いて見えた

 

どう見ても柿の実がなっている?!

 

とにかく華やかで・・・

 

色の交錯の中に青空が・・・

 

先生が「ここがポイントだよ」

 

とにかく広い平林寺境内林

 

これぞ紅葉

 

こんな道を歩きます

 

こんな環境で眠れたら

 

竹林と紅葉

 

起点に戻ってきたらまだ多くの人が・・

 

古来より水源の乏しかった武蔵野は一面ススキ野原の広がる風景だったが、江戸時代に野火止用水や玉川上水を引いたことで、一帯はめざましい発展を遂げ、人口増加に伴い、暮らしを支える燃料や肥料となる雑木林が形成され、武蔵野は水と林のある風景へと変わって行った。

1968年(昭和43年)には平林寺境内林は武蔵野の風情を広くとどめる文化財として、国の天然記念物に指定された。後年の追加指定も合わせて、現在はおよそ東京ドーム9個分の43ヘクタールとなっている。

平林寺に残された自然と文化の資産である雑木林を再生し、後世へ受け継いでいくために、2014年度(平成26年度)より文化庁、埼玉県、新座市との連携のもと、境内雑木林の整備保全事業が進められている。

 

近くの「たけ山」でうどんをいただく

 

紅葉見物後、お腹が減って、手延べうどん「たけ山」で食事した。昔と同じだったが、来年1~2月にリニューアルするという。

実りの秋

カテゴリー: 東京日誌Ⅲ, 花/木/樹

2017/11/05  15:03


 

今年もしっかり実りました

 

日当たりの悪い裏庭に植えた柿の木に今年は柿がたくさん実を付けた。実を付けた枝は限られていて、いずれも少しでも光の当たるほうを向いている。かなり色づいた。

10月に新潟・弥彦温泉で泊まった宿で「おけさ柿」を売っていた。柿はそんなにおいしいと思ったことはなかったものの、家に帰ってきて食べたら、とてもおしいかった。それから今年は柿づいている。

そんな柿も私にはもぐ権利がない。孫がもいでいった。残った柿を食べた。おしいかった。2014年は鈴なりだった。毎年、なぜこんなに違うのか。

蛸けやき

カテゴリー: 旅行/移動/街歩き, 花/木/樹

2017/10/06  09:02


 

7階の部屋から見ると、あれは何だろう?

 

そばに寄ってみると、「蛸けやき」だという

 

樹齢1000年余のご神木。8本の大枝があることから蛸けやきと呼ばれているそうだ。

どの土地にもその土地らしいものがある。急に見つけてきたものとは思えない。

4年物梅ジュース

カテゴリー: 丹波日誌, 花/木/樹, 食べ物

2017/07/27  20:47


 

4年物の梅ジュース

 

母が亡くなって4年経った。葬式が済んだころ、「梅がたくさんなったが、ジュースでも作る?」と姉が言った。そうして梅ジュースを作ることになった。

梅と氷砂糖だけだったのがエキスが出て、こんな感じになった。決めたわけではないが、4年経って色濃く浸かった。家を貸すことになったので、試飲した。実においしかった。

ほおずき

カテゴリー: 花/木/樹

2017/07/09  22:47


 

木曽路谷原店に飾られた「ほおずき」

 

7月10日(月)の前日、1日早い誕生日を孫3人を含めた7人で祝ってもらった。木曽路谷原店で遅い食事をしたあと、わが家に帰ってバースデーケーキを食べた。69歳。昨年は近所のうなぎ屋で地うなぎ重を2人で食べた。経済的に苦しいと言いながら、結構うまいものを食べている。ぜいたくかもしれない。

ほおずき市と言えば、浅草寺のほおずき市が有名だ。毎年7月9日と10日の2日間だけ開かれる。7月10日は特異な功徳日で、室町時代にはこの日に参拝すると千日分になる「千日詣」とされた。

気になること、知識の泉」によると、江戸時代に入ると、この千日が「4万6000日」のご利益が急増。大インフレが起きた。いわば一生分のご利益である。ただ、コメ一升の米粒が4万6000粒だから一升=一生を同じにした江戸ッ子のだじゃれではないかという説がある。

現在の愛宕神社(港区)では「千日詣」に合わせて、煎じて飲むと子どもの夜泣きに効く「ほおずき」が売られて人気を博していた。浅草寺もそれに真似て、いつの間には浅草寺のほうでもほおずきを売るようになり、こちらのほうが有名になったという。

ほおずき市は初夏の訪れを感じるものだ。風鈴の付いた釣りかご入りのほおずきを買って、家の軒先に吊しておくのも初夏の味わい方かもしれない。

 

大きなバースデーケーキだった

「さくらんぼ」再び

カテゴリー: 花/木/樹, 食/食堂/レストラン

2017/07/01  20:14


 

JAさくらんぼひがしねの佐藤錦

 

光が丘IMA専門店街の八百屋さんに「JAさくらんぼひがしね」(山形県東根市)共選の佐藤錦が並んだ。680円だという。3日前に日本記者クラブで食べたものもおいしかったが、一回り小粒ながらこちらもGOODだ。

さくらんぼ生産量で日本一を誇るのが山形県。その中でもJAひがしねは本場中の本場。旬の6月20日頃になると、共選場にさくらんぼが集まり、フル稼働で選果が行われる。全国の卸売市場を経由せずに、山形県から産地直送で届く。

国産さくらんぼの王様は「佐藤錦」。大正時代に山形県東根で誕生した。生みの親である佐藤栄助氏の名と砂糖のように甘いことから「佐藤錦」と命名された。

味は良いが日持ちしない「黄玉」と酸味は強いが日持ちの良い「ナポレオン」を交配した。そこで生まれたのが「佐藤錦」だった。口に入れると、プチッと弾けて、強い甘みとほのかな酸味のハーモニーが広がる。

JAさくらんぼひがしね選果場には、管内の生産者が育てた自慢のさくらんぼが集まる。生産者だけでなく、第3者の目で一粒一粒を厳しい基準で選別する。これが「共選」だ。

M玉→L玉→2L玉。種の大きさはほとんど変わらない。だから大粒ほどおいしいんですよ!!