‘途上国/ODA’ カテゴリーのアーカイブ

国際協力60周年記念シンポジウム

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会, 途上国/ODA

2014/11/17  22:14


岸田外相

岸田外相

 

ヘレン・クラークUNDP総裁

ヘレン・クラークUNDP総裁

 

ロサリオ・フィリピン外相

ロサリオ・フィリピン外相

 

カマウ・ケニア運輸・インフラ長官

カマウ・ケニア運輸・インフラ長官

 

田中明彦JICA理事長

田中明彦JICA理事長

 

ペイジ米ブルッキングス研究所シニアフェロー

ペイジ米ブルッキングス研究所シニアフェロー

外務省「開発協力セミナー」

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会, 途上国/ODA

2014/05/29  22:15


「ODAの理念・歴史と現状」

「ODAの理念・歴史と現状」

世界経済動向

カテゴリー: 会見メモ, 資源/エネルギー/環境, 途上国/ODA

2014/02/14  23:45


渡辺博史氏

渡辺博史氏

 

テーマ:最近の世界経済の動向-マクロ経済・金融を中心に
会見者:渡辺博史JBIC(国際協力銀行)総裁
2014年2月14日@日本記者クラブ

JBICは株式会社ではあるものの、日本政府100%出資の特殊銀行。元の日本輸出入銀行だが、再編され、現組織は2011年に定められた株式会社国際協力銀行法に基づいている。日本の輸出信用機関だ。

海外資源の開発・取得や日本企業の競争力維持・向上のための融資を行う。最大の役割はグローバル・インフラ投資、なかでも成長センター・アジアへの投資だ。民間銀行では大きすぎるカントリーリスクを引き受けるのが仕事だ。

それにしても最近のJBICの出資・融資活動は目覚ましい。未曾有の財政危機と言いながら、さまざまなプロジェクトに気前よく、何千億円という資金を投入しているからだ。もちろん将来的な資源確保やインフラ投資のためには巨額の資金は必要で、先を見据えた投資は必要だ。しかし、無い袖は振れない。

JBICの2013年年次報告書によると、2012年度の資金調達額(実績)は2兆5998億円。そのうち最大なのは外国為替特別会計からの借り入れで1兆7449億円だった。全体の67%を占めた。財政投融資からは4000億円、政府保証外債2053億円、回収金などその他自己資金1806億円だった。

JIBICには財政機関債の発行が認められているが、12年度はゼロだった。11年度は500億円が発行された。13年度予算では200億円と記載されている。

JBICは13年2月、日本企業の海外M&A、インフラ、資源分野などにおける中堅・中小企業を含め日本企業の海外展開を推進する目的で「海外展開支援出資ファシリティ」を創設。同年4月には「海外展開支援融資ファシリティ」も新設した。

さらには日本企業の製造拠点の現地化が進行することに伴い、日本企業の海外拠点の取引支援に向けた融資制度を拡充する一方、09年創設の「アフリカ投資ファシリティ」を「アフリカ貿易投資促進ファシリティ」に発展的に改編。

また、日本企業のロシアへの投資・事業展開を支援する「日露投資プラットフォーム」の運営も始めた。JBICはまさに日本の海外経済戦略の先兵だ。

渡辺博史氏は2008年10月からJBICの経営にタッチし、13年12月、奥田碩総裁の後任となった。大蔵省国際金融局長、財務官を歴任した元通貨マフィア。海外紙誌のマンガを読み解きながら世界政治・経済を解説した。

10年6月2日の会見でも同じような解説を聞いたことを覚えているが、今回も氏の博識ぶりには驚愕した。会見内容を自分なりに理解しようと試みたが、無理だった。それで、日本記者クラブサイトに掲載された鈴木美勝時事通信解説委員の「会見リポート」を掲載させてもらうことにした。

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“渡辺流”解説 漫画で読み解く世界経済

 

「最近の世界経済の動向」と題して行われた記者会見は型破りだった。延々40分間余にわ たって、フィナンシャルタイムズ紙や英エコノミスト誌などに掲載された漫画をひとつひとつパワーポイントで紹介、世界情勢をシャープに活写する渡辺流の解 説は、まさに名人芸の域に達していた。

ユーロを懸命に支えるメルケル独首相の怒り、最悪の危機を脱したもののL字型回復しか見込めぬスペイン経済、ヘルスケアに足を取られたオバマ米大統 領の苦悩、そして第1の矢しか飛んでいないアベノミクスの危うさ等々―渡辺氏は難題山積の国際情勢を描いた漫画を通して世界のいまを読み解いてみせた。そ の手法は霞が関―大手町では知る人ぞ知る渡辺流だが、漫画に込められたメッセージを子細に読み取る能力と平易に解析する表現力は、並みのエコノミストや学 者にはまねできないだろう。

ちなみにSF好き、Mystery好きの少年・青年として育った氏は、本職のマクロ経済・金融に関する論文以外に『ミステリで知る世界120カ国』をも上梓した、硬軟両用の書き手でもある。こういう人を才人というに違いない。

時事通信解説委員 鈴木 美勝

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木原生物学研究所を訪ねる

カテゴリー: 科学/技術/イノベーション, 途上国/ODA

2013/11/18  23:10


干ばつに強い小麦を育てる

干ばつに強い小麦を育てる

 

アフガン人留学生に指導する坂智広横市大教授

アフガン人留学生に指導する坂智広横市大教授

 

「開発コンサルタント」とは何か

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会, 途上国/ODA

2012/12/19  20:09


第2回国際協力JOBセミナー(JICA市ヶ谷ビル国際会議場)

 

国際協力分野でキャリアパス(career path)を目指す大学生を対象としたjobセミナーに出席した。大学生ではなかったが、「開発コンサルタント」に興味があった。

援助の現場では政府系援助機関(JICA)、国際機関、NGOと並んで開発コンサルタントも主要なアクターだが、一般的にはほとんど知られていない存在だ。就活する学生の気分でセミナーを聞いた。

■社団法人「海外コンサルティング企業協会(ECFA)総務マネージャー・大塚一雄氏

・援助実施機関が発注するプロジェクトを競争を経て受注・契約し、実際に開発途上国で計画立案・設計、技術移転等の仕事を行うのが開発コンサルタント。プロジェクトの管理をJICAが行い、実際にプロジェクトを実施するのは開発コンサルタントだ。

・あらゆる分野で活動しているが、大別してエンジニアリング系(技術)と非エンジニアリング系(ソフト)の2分野。市場規模は900億円(平成23年度)。ODAが全体の9割を占める。インフラ中心で、地域的にはアジアが半分、次いでアフリカ。

・業界の労働市場は約2万5000人。シニアも活躍している。専門性がなければ仕事できないので、新卒の場合は自分の価値を証明できる「修士号」が必要だ。特に文系非エンジニアリング系は修士号はマスト。中途は専門分野での実務経験が重要だ。青年海外協力隊員経験者は開発コンサルの予備軍的存在だ。

■JICA地球環境部森林・自然環境保全第一課 谷口光太郎氏

・事業サイクル(案件発掘・形成→事前評価→実施準備→実施→実施終了→事後評価)は3-5年。プロジェクトは計画通り進まないので、モニタリングを通じた軌道修正が重要だ。

・事業の実施に関連する役務・サービスを求めて、高度な専門性が必要な業務を開発コンサルに発注する。開発コンサルを提出する成果物(報告書)を検査し、対価を支払う。

・専門家は長期と短期があり、長期は省庁からの派遣され、短期は大学の先生や公募する。

■日本工営 柴山知洋氏

・従事案件の運営・管理に関わるアドミニ業務(調達・労務管理・契約管理・会計・税務など)や専門家、対外とのコーディネーション業務の占める割合が高い。

・現在従事中のミャンマー・マングローブ総合管理計画プロジェクト(技術協力プロジェクト、2009-2013年)。

・コンサルは業務経験が必要。黒子的役割。

■JICA国際協力人材部国際協力人材センター課 田村えり子

・援助業界の労働規模は約2万5000人→入口は非常に狭き門

JICA関連             約1万7000人
開発コンサルティング企業       2500人
NGO(約500団体)           4000人
国際機関                  1000人

・その他・・・企業(CSR活動、BOPビジネス)、中央官庁、地方自治体、大学、民間財団、国際協力関係機関(JETRO、HIDAなど)

JANIC設立25周年記念シンポジウム

カテゴリー: 講演会/シンポ/セミナー/勉強会, 途上国/ODA

2012/12/07  16:06


国際協力NGOも25周年の節目に(日比谷図書文化館)

 

国際協力NGOセンター(JANIC)設立25周年記念シンポジウム
テーマ:貧困削減に向けて 日本のNGOが果たす役割
主催:特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター
場所:2012年12月7日、日比谷図書文化館地下コンベンションホール

「国際開発ジャーナル」創刊45周年記念謝恩会

カテゴリー: 途上国/ODA

2012/11/30  23:56


霞が関ビルを仰ぎ見る

 

返礼挨拶に立つ荒木光弥氏

 

ODA専門誌「国際開発ジャーナル」が創刊されて11月20日で45年。それを祝う会合が30日夜、千代田区霞が関ビル35階の東海大学校友会館で行われた。250人が集まり、盛大だった。

「元気の出る援助」とは何か

カテゴリー: 途上国/ODA

2012/06/13  22:46


田中明彦JICA理事長(真ん中、日本記者クラブ)

 

独立行政法人国際協力機構(JICA)の田中明彦理事長の昼食会が13日、日本記者クラブで開催されたので出席した。田中理事長は東京大学副学長(国際担当)からこの4月1日付で就任したばかり。国際政治そのものの援助について、国際政治学者がどういう話し方をするのか関心があった。

田中理事長は日本のODA(政府開発援助)の歴史について停滞、批判、組織再編を経ながら、世界システムの変化に対してもそれなりに対応してきたと総括。明治維新後から戦前までの国家建設の経験や援助受入国として高度経済成長を達成した開発経験に基づき「自助努力への支援」に絞ったのが日本のODAの特徴であると分析した。

「自助努力支援」のためには具体的に①オーナーシップ(受入国側の強いリーダーシップと責任感)②成長志向(経済インフラの整備と民間セクター開発)③能力開発(新しい知見の受入国側システムへの取り込み)-の3つのアプローチを採用し、アジア地域では多くの国で経済成長と貧困削減を同時に達成し、日本的アプローチが極めて有効であったとの認識を示した。

田中理事長は日本のODAが新たに直面している課題として、人々があまねく利益を享受できる包摂的成長(Inclusive Growth)に対するニーズに応え、格差と不均衡をまず挙げ、その解決に向けたアプローチを取っていく必要性を強調した。また「人間の安全保障」(人々が恐怖や欠乏から解き放たれ、安心して生存でき、人間らしい生活ができる状態をつくること)や気候変動、感染症対策、大規模災害など地球規模の課題への取り組みの重要性を指摘した。こうした取り組みの実践の場がアフリカ開発だ。

こうした日本のODAの歴史・特徴・課題を踏まえた上、「元気の出る援助」として、①平和を構築する援助(復興支援・国づくり支援、局地紛争対応、紛争周辺国支援)②市場が拡大する援助(包摂的成長と広域インフラ整備、民間連携支援)③知識を高める援助(地球規模の諸課題を対象とする途上国との国際弓道研究の推進)④友情の輪が広がる援助(国内研修、専門家・コンサルタント派遣、JICAボランティア、南南協力)-を挙げた。

日本のODAはかつて世界1位を続けたこともあったが、ネット(実質支出純額=借款の返済分を差し引く)では現在世界5位。しかし、グロス(実質支出総額)では世界2位で、存在感は大きい。組織再編を経て、「1援助機関として、これほど多いオファーできるメニューを持っている組織は世界にもない」(田中理事長)。それほどの存在だ。「こういうJICAが頑張ることで日本も強くしていきたい」(同)と意気込みをみせた。

『一つの国際協力物語 タイのモンクット王工科大学』発刊記念会

カテゴリー: 途上国/ODA

2012/04/26  23:20


東海大学校友会館「富士の間」

 

ODA専門誌「国際開発ジャーナル」主幹の荒木光弥氏が1年がかりで書き上げた国際協力のヒューマン・ドキュメント『一つの国際協力物語 タイのモンクット王工科大学』の発刊記念会が26日夜、東海大学校友会館(東京霞が関ビル35階)で開かれた。

私は2005年9月19日にも荒木氏の同様の趣旨の記念会に出席した。そのときも69歳という実年齢と見た目の若々しさとのギャップに驚いたが、あれから6年半経って、氏も今や75歳。しかし、滑舌の良さ、仕事に対するにじみ出る意欲・熱意・意気込みは健在で、またしても同氏の「年齢不詳ぶり」にびっくりした。

本を書くのは楽なことではない。いくら日々書き続けていても、そう簡単には書けない。書くに値することを、歴史に残す意味のあることを、後世の評価に耐えられる内容を発表することは大変なことだ。いくら書くのが商売のジャーナリストでも、楽して書けるものは何もない。

私も掛け出し当時、先輩記者から「原稿は苦しみながら書くものだ」と教えられた。今も原稿を書くのは苦しい。毎日書いていないとなおさらだ。しかし、書くことが仕事だから、ウンウンうなりながらでも、書き続けるしかない。「書くことは苦しい」と居直れば、不思議なもので書き続けられるのだ。そうやって書き続けているうちに、書くに値するものがひょこっと輪郭を現してくる。そうなると、いつの間にか書くことが苦しくなくなってくる。マラソンでいう「ランナーズハイ」だ。

モンクット王工科大学ラカバン校(KMITL)は1960年に電気通信訓練センターとしてスタート。75年に5年制大学に昇格した。タイの工業化の進展に伴って必要となる工科系人材の主要な供給源としての役割を担った。今日のタイの経済発展を人材面で支えてきた。当初から校舎・機材の供与からカリキュラムの作成に至るまで全面的に協力してきたのが 国際協力機構(JICA)だ。KMITLは2010年8月24日、50周年を迎えた。

 

謝辞を述べる荒木氏

荒木氏は本を出した理由について、「国際協力プロジェクトの報告書は1行で済まされてしまう。40年かかったものも、それほどかからなかったものも1行。これでは感動も何もない。誰が何をやったかを明らかにしなければきちんと伝わっていかない。KMITLプロジェクトには伝えるべき人間ドラマがある」と指摘。「これからの協力は人を作って、国を支える。これが王道だ」と強調した。

荒木氏との付き合いが50年にもなるという渡辺利夫拓殖大学総長・学長は「荒木さんは風貌だけでなく、書くスタイルも全く変わっていない。とにかく熱い」と同氏のジャーナリストとしての一貫性に敬意を表した。同感だ。

海外移住資料館

カテゴリー: 途上国/ODA

2005/12/24  23:57


 「日本人の海外移住は100年以上の歴史をかさねてきました。現在、海外で生活する移住者やその子孫の数は250万人となり、ここ10数年、就労や勉学を目的に約30万人の日系人とその家族が来日し生活しています」

 こうした海外移住の歴史および移住者と日系人の現在の姿を展示しているのが独立行政法人、国際協力機構(JICA)の海外移住資料館(神奈川県横浜市中区新港2丁目3番1号)。東急みなとみらい線みなとみらい駅、あるいは馬車道駅から歩いて10分。

 海外移住の歴史や移住者の現地での暮らしぶりなどについて、趣向を凝らした展示が行われており、海外移住について多角的に知ることができる貴重なスペースだ。

 ペルー移民について調べに出掛けたクリスマスイブは企画展「広島はどうして海外移住者が多いの?」が開催されていた。

・明治政府が推進した海外殖民事業の先駆けとなったハワイ官約移民(1885年)に最も多く応じたのが山口県の420人、次いで広島県の222人。サトウキビ耕地の仕事に就いた。これが好評で、実績を積んでいく。

・この先例が北米、南米へと広島県民の海外移住に拍車を掛ける。ハワイ側も山口、広島を特定した募集を要請。実績が故郷に伝わり、親族を呼び、村の移住熱を高め、さらに移住を呼ぶ。広島は全国一の移住者11万人の「移民王国」になる。これに楽天的で穏健な県民性などの要因も加わった。