菓祖神「萬寿神社」

カテゴリー: 東京日誌

2005/06/12  19:34


 「福島県郡山市の萬寿の森に、お菓子と縁結びの神様『菓祖神 萬寿神社』がございます。お菓子の神様といわれている橘菓の祖・田道間守命(たじまもりのみこと)、日本に初めて饅頭づくりの技術を伝えた饅頭の祖・林浄因命(りんじょういんのみこと)、柏屋薄皮饅頭を創始した初代本名善兵衛命(ほんなぜんべいのみこと)の3柱が合祀されております・・・・」(包み紙から)

 福島県の知人からいただいたのが「柏屋薄皮饅頭、こしあん」。柏屋(郡山市富久山町久保田字宮田127-5)は創業嘉永5年(1852年)とか。薄皮饅頭では全国に名前が知られている老舗だそうだ。郡山市は奥州街道の宿場町。確かにおいしい。

 萬寿神社があるのは柏屋の開成店(郡山市朝日1-13-5)の敷地内。林浄因命は後村上天皇(1328-1368)に饅頭を献上して喜ばれ、饅頭が取り持つ縁で、宮中に仕える女性と結ばれたことから、「縁結びの神様」とも言われている。

 春(4月第3日曜)と秋(10月第3土曜・日曜)には毎年、「まんじゅう祭り」が催される。祭りには柏屋の創業年数にちなんだ150余㎏の大饅頭が奉納され、全国から多くの参詣者で賑わうという。日本人の神様好きも大変なものだが、饅頭まで神様にしてしまうとは・・・・・

電中研「エコキュート」開発設備見学

カテゴリー: 東京日誌

  18:40


 財団法人「電力中央研究所」(本部・東京都千代田区大手町1-6-1)の横須賀地区にある研究施設を見学した。敷地面積は20万㎡。電気事業に関する研究と、その成果を通じた社会への貢献が最大の任務だ。研究費などの運営費は9電力の寄付によって賄われている。見学した主な研究設備は以下の通り。

 ▼CO2ヒートポンプ実験装置=自然冷媒を用いた高性能ヒートポンプの研究

 大気の熱を汲み上げて、自然冷媒CO2に伝え、それを圧縮することで高温にして、その熱でお湯を沸かすシステムがヒートポンプ給湯機。エアコンなどのヒートポンプはこれまで、フロンガスを冷媒に用いているが、オゾン層破壊や地球温暖化問題から使用が制限される方向。電中研では自然界に存在し、毒性・可燃性のないCO2を冷媒に使用することに成功し、2001年5月「エコキュート」(商品名)を世に送り出した。30%の省エネ性が売り物だ。今後の課題は高性能化(高効率、高出力)、小型化。
 
 ▼バイオマス/廃棄物炭化・溶融・ガス化実験設備=多様なバイオマスの混合利用が可能な                                  高効率発電システムの開発
 「バイオマス」は動植物から生まれた再生可能な有機性資源のこと。代表的なものに家畜排泄物や生ごみ、木くず、稲わら・もみがらなどがある。これらのバイオマスの持つエネルギーを電気や液体燃料に高効率で転換する技術の開発に取り組んでいる。ここでは木質系および廃棄物系バイオマスを混合利用でき、中小規模(数トン~200トン/日)でも高効率で環境にやさしいガス化発電技術の開発を行っている。

 ▼減圧アーク除染装置=プラズマを用いた放射性配管類の表面除染技術の開発

  安定したエネルギー供給を行うためには、原子力発電所の解体時などに発生する配管類の放射性廃棄物を再利用し、環境負荷を低減することが重要。放射性廃棄物の表面に付着した放射性核種を除き、きれいにするために、放電の一種である減圧アークが金属基板上の酸化皮膜を選択的に高速で除去する性質を利用し、これを表面除染技術として応用したものだ。化学液を用いた化学除染など既存技術に対して、除染時に発生する新たな二次廃棄物が少ないのが特徴だ。基礎研究を継続中で、実用化にはまだ時間がかかる見通しとか。

 見学した6月7日は曇天ながら、三浦半島西岸の相模湾はほど良い風が吹きわたっていた。見学を終え、サーファーたちの姿を眺めながら、バスで逗子に。せっかくだから、電車で3駅の横須賀まで足を伸ばす。湾内には潜水艦が2隻。軍港である。駅前のスナック「マイルストーン」(横須賀市汐入町1-3中丸ビル2F)から湾を眺めながら、めったにこない理科系情報の洪水に疲れた脳を休めた。
 

こだわりの別宅

カテゴリー: 丹波日誌

2005/06/05  22:39


知人の別宅に一泊した。茨城県の山間部で、東京から車で2時間ほど。知人夫妻は毎週金曜夜に千葉県の本宅から出掛け、土曜日曜を別宅で過ごし、日曜日の夜、”本宅”に戻る。そんなライフスタイルがすっかり定着し、そのうち、別宅が本宅になるかもしれないという。

 デザイナーの仕事をしているアーチスト夫妻だけに、懲りかたが半端ではない。すべて手作りなのだ。家の構造からすべて自分たちで設計し、内装もオリジナルだらけ。設計と同時に、ミニチュアのセットまで作る懲りよう。土台だけはさすがに、本職に任せたが、それも自分たちの仕様通り。思い入れが違う。

 「土地を探すのに7年かかった。電柱と電線が1本も見えないところにこだわった。すべてはこれから始まった」という。篠竹で覆い尽くされた丘陵を切り拓いた別宅のテラスの前面には棚田が広がる、のどかな眺め。夜はカエルの鳴き声を聞きながら、山菜が主役の料理とワインを傾け、朝は鶯の声で目覚める。

 30分も車を走らせると、陶器の里・笠間。「回廊ギャラリー門」の素敵な民芸家具を楽しんだ後、元村長氏の家を移築した喫茶店「栗の家」(茨城県西茨城郡岩間町土師1285)で食べたモンブラン(砂糖と栗だけで作られたケーキ)のおいしかったこと。絶品だった。都会も刺激的で楽しいが、田舎暮らしもこれまた、味わい深い。どちらも楽しめるのが最高に違いない。

 

「波除稲荷神社」本大祭

カテゴリー: 東京日誌

2005/06/03  10:00


 波除稲荷神社 本大際 6月9日(木)-12日(日)
   11日(土)13時~宮神輿、お歯黒獅子御巡行
   12日(日)連合渡御 、町内大中小みこし山車

 東京・築地市場の場外市場の前にある「市場橋」交差点の角に、またしても何やら、東屋のような建物が建った。その板塀に張られていたのが上のちらし。波除神社のお祭りの予告で、どうやら仮設の東屋では神楽が奉納されるような感じだ。先の鉄砲洲稲荷神社もそうだったが、東京も祭りの多い場所だ。

 あちらが「開運の守神」だったのに対し、こちらは「災難を除き、波を乗り切る」のが御利益。350年ほど前の築地一帯は一面の海だった。江戸幕府4代将軍家綱の時代に埋め立てを始めたものの、波が荒くて工事は難航。

 ある夜、海面を光を放って漂うものがあり、船を出してみると、それは立派な稲荷大神の御神体だったとか。現在の地に社殿を作ってお祀りし、盛大な御祭をすると、それからというもの、波風はピタリと収まり、工事は進行、埋め立ても完成したという。

 住民はその御神徳のあらたかさに感じ入り、稲荷神社に「波除」の尊称を奉ったのが由来とか。災難除け、厄除け、商売繁盛、工事安全などなど・・・。場外市場の奥にある小さな境内に参ると、ちょうど仕事を終えた市場関係者とおぼしき長靴姿の男性が手を合わせているのが目に入った。長靴は場内市場関係者の仕事姿だ。

               

蔵元盛田直営の酒蔵料理「蔵人厨ねのひ」丸の内店

カテゴリー: 東京日誌

2005/05/28  22:13


 蔵元「盛田」

 「1665年、寛文5年、当家は尾張小鈴谷の地において清酒醸造を始め、以来340年、伝統と革新の精神のもと、日本古来の食文化の継承を担って参りました

 今日大蔵では、多くの蔵人が技を磨き知恵を重ね酒、味噌、醤油、たまりなどの日本人の味わいを日々丹念に醸造致しております

 又一方、トータルフードカンパニーへの挑戦として多岐に及ぶ新しい食事業への取り組み、新しい食文化への提案をも行っております」

 盛田家の15代目当主が盛田昭夫氏、言わずと知れたソニーの創業者の1人である。現在は盛田英粮氏が16代目当主を務めている。盛田の社主だ。

 この蔵元「盛田」が経営する酒蔵料理の店が「蔵人厨ねのひ」。くろうどくりや、と呼ぶ。奈良朝のころから、正月初めの「子の日」に野山へ出でて小松の苗を根引き、和歌を詠んで長寿延命を祝うという宮人達の雅ゆかしい風習があった。このめでたい由来に重ねて、11代当主盛田久左衛門によって名づけられたとか。

 東銀座にあった店が2004年9月14日、 丸の内オアゾ6階(東京都千代田区丸の内1-6-4)に丸の内店をオープンした。店内はオープンキッチンで、非常に雰囲気のある店だ。店員は胸脇に「盛田」、背中に「ねのひ」の文字の入った法被を着用。男の料理人はねじり鉢巻姿だ。気持ちがいい。ほかに、名古屋店。

 加齢につれて、田舎志向を強めているが、都会も悪くない。特に、東京は日々、急激な変貌、進化を遂げ、刺激的だ。自然に満ちた田舎も結構だが、その田舎の良さ、伝統的な古さを取り込んだ都会の貪欲さには敵わない。さて、どうするか。

イカリソース

カテゴリー: 東京日誌

2005/05/26  10:20


子どものころから、ソースと言えば、「イカリ」しか知らなかった。カレーでも何でもソースをかけていた。他のメーカーがあることさえも、知らなかった。醤油はこれまた「ヒガシマル」である。薄口醤油だ。もちろん、色は薄いが、味は決して薄くない。

 その「イカリソース」(大阪市福島区)が5月24日、大阪地裁に会社更生法の適用を申請し、経営が行き詰まった。消費低迷で業績が悪化していたところへもってきて、5月18日に、木村敏社長(当時)が産業廃棄物処理機械のリースに絡む詐欺容疑で逮捕されたことが追い討ちを掛けた。

 イカリの創業は1896年。前身は国産第1号の本格的ウスターソースを製造した「山城屋」だ。業界大手の「ブルドックソース」が支援を決め、同社の下で会社再生を目指す。「イカリ」ブランドが残るのか、「ブルドック」に統一されるのか、「イカリ」ファンにとっては気になるところだ。

「ニュースの天才」

カテゴリー: 映画/テレビ/舞台

2005/05/22  18:16


  商売柄、「ニュースの天才」は見なければいけない映画だと思っていた。ロードショーは終わっていたが、5月21日(土)から新橋文化劇場で上映が始まった。ビリー・レイ監督の監督デビュー作品。原案はピュリッツアー賞受賞記者のバズ・ビッシンジャー。

 1998年に起きた「THE NEW REPUBLIC」のスタッフライター、スティーブン・グラス(当時25)が同誌で発表したスクープ記事41本のうち27本の全体または一部が捏造だったことが判明。同誌が米大統領専用機に唯一積んである権威ある政治雑誌であったことで大きな反響を呼んだ。映画はこの事件を基に作られている。

 ニュース=事実。しかし、その事実は1つではなく、大体はいくつもの事実で構成されているのが普通。事実の組み合わせ方によって、全体のニューアンスが異なることも起こり得る。構成する事実の1つが間違っているために、誤報につながることも生じ得る。

 確かに、ニュースには”商品”としての性格もある。報道機関を名乗って、報道事業を行っているものの、基本的には株式会社による商業行為。読者に読んでもらわなければならない、買ってもらわなければならないからだ。しかし、そのために、事実を捻じ曲げたり、ましてや事実を捏造することはジャーナリストの死を意味する。

 映画では大手コンピューターソフト会社ジュークマイクロニクスがイアンと名乗る少年ハッカーの恐喝に屈して多額の報酬の支払いに応じたことをすっぱ抜いた「ハッカー天国」という記事を検証しているが、米国と日本とでは記事を作るプロセスが違うのか、なぜあんなことが間単に、しかも27本もの記事について、同僚の編集者の誰もが気づかないまま、起こり得たのか信じられない。

 いくらジュークマイクロニクス社がネバダ州にあるからと言っても、電話帳にも記載されていないことなど早い段階でチェックできたはず。ハッカー少年の顔写真は載せないまでも、入手しておくべきなのは初歩的な取材だ。どんな少年なのか、是非とも知りたい。そのあたりがなぜ、きちんと行われていなかったのだろう。

 人間のする仕事だから誤報や盗用は起こり得るが、捏造はあってはならないこと。起きてはならないことが起こるのが世の中で、それもニュースとして消費されていく。グラス事件の後も、新聞界の名門ニューヨークタイムズ紙のジェーソン・ブレア記者による記事捏造事件が発覚した。人間って、やはり欠陥のある存在なのだろう。

男の嫉妬

カテゴリー: 東京日誌

  13:48


 「人間の感情のうち、嫉妬ほど厄介なものはない。とりわけ日本のように、エリートの育成や才能の発掘に冷淡な横並び社会においては、子どもをめぐる学校やPTAの人間関係から、企業や官庁の人事競争にいたるまで、嫉妬は日本人のカルチャーの域にまで達している」(山内昌之東京大学教授、新潮社「波」2001年5月号)

 嫉妬と言えば、女の専売特許のように思っていたら、どうもそうではなく、「男の嫉妬」も相当なものではないかと感じている。人間、誰でも自分のことが一番大事で、自分が最も優れていると思いたいのは自然な感情。少なくても、人より自分が劣ることだけは積極的に認めたくないのは素直な気持ちだ。認めたら、自分があまりにも可哀相だし、大げさに言えば、生きていく自信すら失いかねない。落ち込むことはなはだしく、重症だと、立ち直れない。

 日本の社会は表向きみんなどんぐりの背比べ。会社人生でも、一応、新入社員は全員、社長を目指す資格を有する。平等が前提である。しかし、部長あたりからは、もうその人の実力ではなく、基本的には”情実”や運不運で決まるのが実態だ。不思議な力学が働いているようだが、方程式の解は誰も知らない。

 最近の自分の感情の苛立ちの源泉は何だろうか、と考えていて、ある日、同僚と立ち飲み屋でジントニックを傾けながら、「それは嫉妬ではないか」と気づいた。「なぜ、あの人が、あのポストに・・・」という気持ちが消えなかったからだ。

 自分より秀でている人には嫉妬するらしい。女は見た目絡み、男は仕事絡みで。でも、本当にあの人は優れているの?秀でているの?そのこと自体が認められなければ、どうしたらいいのだろう。自分より秀でていなかったら、嫉妬ではないのだろうか?自分より秀でているかどうかは誰が判断するのだろう。疑問は尽きない。

 こんな感情を抱くのは、要するに自分に自信がないからだろう。自分と他人を比べるからこそ、嫉妬するのだろう。組織の中にいては、比較するなというほうが不可能だ。階級社会の欧米では日本ほど、嫉妬は起きないのかもしれない。

 「嫉妬といえばすぐに連想するのは、男女の間柄のもつれであろう。あるいは、女性間の葛藤を思い浮かべる人も多いだろう。しかし、断然厄介なのは、男同士の妬みなのだ。自民党の総裁選びをめぐる混沌を見るまでもなく、政治の世界でも男の嫉妬は凄まじい。国を滅ぼす」(山内氏)。男の嫉妬というものは、げに恐ろしや。

 

機械貧乏

カテゴリー: 丹波日誌

2005/05/19  23:58


 5月のGWに帰省するのは珍しかったが、その季節でないと分からないことに気づかされて、ちょっと面白かった。どこの田舎でも同じだろうが、昼間はヒバリが実によくさえずっていた。加えて、巣づくりの場所を探すツバメが家の中まで突進してくる。

 夜になると今度は一転、カエルの合唱である。水田では田植えが真っ盛り。満面に水が張られ、カエルの歌は気持ち良さそうである。高塀の脇には平戸つつじが満開だった。春が進むにつれて種類も異なり、平戸の次は霧島が開花するとか。

 それにしても田植えの景色が一変した。手植えは完全に姿を消し、どの田も機械による作業ばかり。かつては半日から1日は掛かった作業が今や数時間で終わる。問題は農機具のコスト。作業時期が重なるため、どうしても各農家が自前の機械を保有することになる。機械代も高額だ。

 部落で共同使用すればいいのに・・・と思うが、なかなかそうはいかないらしい。「共同所有だと、どうしても、大事にしない。おかしなものだ」との声。1-2年も経つと、新製品が登場する。どうしても、新しいのが欲しくなるのは人情のようだ。かくて、エンドレスに機械貧乏が続く。

剣豪ミステリー作家・鈴木英治

カテゴリー: Books

2005/05/15  18:42


  よくもまあこれだけ書ける、と驚嘆している。2004年は何と7冊だ。どれも書き下ろしで、しかもシリーズが違う。剣豪ミステリーという意味では同じだが、それにしても、読む側をあきさせない力量の多作家だ。シリーズごとに出版社が違う。感嘆すべきプロだ。

  鈴木英治。1960年、静岡県沼津市生まれ。「時代小説界の新進気鋭として今最も注目を浴びている作家のひとり」と紹介されているが、たまたま読んだ1冊に嵌まった。後はどうにも止まらない。読むべき本は多いのに、ついそちらに手が伸びて、困っている。

 原尞が昨年11月、10年ぶりに新作長編「愚か者死すべし」(早川書房)を出して逆の意味で読者を驚かせているのだから、鈴木英治なら10年間で70冊か?!。ときどき本屋をのぞいて、いくら何でもまだそんなに経っていないから、新刊が出ているなんてあり得ないだろう、と思って行くと、それが何としっかり、本棚に並んでいるのである。唖然、愕然、呆然・・・。

 
▼第1回角川春樹小説特別賞受賞作(1999年)=ハルキ文庫

 ・義元謀殺・上下  (2001年9月18日第1刷発行)

▼剣豪ミステリー(ハルキ文庫)

 ・飢狼の剣      (2001年6月18日第1刷発行)
 ・闇の剣        (2002年3月18日第1刷発行)
 ・怨鬼の剣      (2002年11月18日第1刷発行)
 ・半九郎残影剣   (2003年4月18日第1刷発行)
 ・半九郎疾風剣   (2003年9月18日第1刷発行)
 ・水斬の剣      (2003年12月18日第1刷発行)
 ・魔性の剣      (2004年4月18日第1刷発行)
 ・夕霧の剣      (2004年9月18日第1刷発行)
 ・烈火の剣      (2004年12月18日第1刷発行)
  ・白閃の剣      (2005年9月18日第1刷発行) 
 
▼手習重兵衛シリーズ(中公文庫)

 ・闇討ち斬       (2003年11月25日初版発行)
 ・梵鐘          (2004年1月25日初版発行)
 ・暁闇          (2004年3月25日初版発行)
 ・刃舞          (2004年9月25日初版発行)
 ・道中霧         (2005年3月25日初版発行)

▼父子十手捕物日記(徳間文庫)

 ・父子十手捕物日記 (2004年12月15日初版)
 ・春風そよぐ      (2005年1月15日初版)
 ・一輪の花       (2005年2月15日初版)

▼口入屋用心棒(双葉文庫) ※新シリーズ

 ・逃げ水の坂      (2005年7月20日第1刷発行)