「広辞苑第7版」

カテゴリー: 文具/電子機器/カバン/辞書, Books

2017/12/18  21:10


 

この人は映画化もされた「舟を編む」の主人公のモデル?

 

ゲスト:平木靖成(ひらき・やすなり)岩波書店辞書編集部副部長
テーマ:広辞苑改訂第7版
2017年12月18日@日本記者クラブ

 

「国語+百科」辞典の最高峰と言われる「広辞苑」の第7版が2018年1月12日に10年ぶりに刊行される。改訂版の柱は類義語(似た意味の言葉)の充実と古典用例の総点検・書き換えの2本。社会が変われば、語釈も変わる。

三浦しをんの小説で映画化された「舟を編む」の主人公、馬締光也辞書編集部員のモデルと目された。本人は否定したが、本当はどうか。

早稲田大学ジャーナリズム大学院設立10周年シンポジウム

カテゴリー: 【メディアリテラシー研究】, ジャーナリズム

2017/12/17  21:33


 

「AIは記者にとって代わるか」シンポジウム第二部

 

イタリアからSkype参加のシッラ・アレッチさんの報告(第一部)

 

早稲田大学ジャーナリズム大学院(J-School)設立10周年シンポジウム「AIは記者にとってかわるか?」が12月17日、早稲田キャンパス大隈小講堂で開催された。AIがもたらす可能性、社会やジャーナリズムが抱えているジレンマについて白熱した議論が交わされた。

朝日新聞大阪本社社会部記者の矢吹孝文氏が自社で採用しているアドバンスト・メディア社(鈴木清幸社長)のディープラーニングを実装した音声文字化システム「AmiVoice」(アミボイス)を紹介した。

報道機関では取材映像や音声の確認・共有のため、取材後に書き起こしを行っているが、これが大きな業務負担になっているのが実態だ。これを解消するために映像音声の文字化に特化した音声認識システムを実現した。

アドバンスト・メディア社は月額基本料金3万5000円+月額1ライセンス2万円で今年11月6日から発売を開始した。

現段階では「タッチタイピングの早い記者」としての位置づけだが、朝日の社会部では「これがないとどうにもならない。昔には戻りたくないとみんなが言っている」という。

今後、話者の振り分け、要約、固有名詞や専門用語などの強化につながっていければとの声が現場では強いようだ。

シンポジウムの模様は画面分割し、アミボイスを活用しながら、行われた。議論の中身が画面の左手に大写しに展開されていった。

パネリストは津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)、平和博(朝日新聞IT専門記者)、畑仲哲雄(龍谷大学社会学部准教授)、久木田水生(名古屋大学大学院情報学研究科准教授)の4人。進行は田中幹人早稲田大学大学院情報学研究科准教授。

津田:早稲田で教えるきっかけになったのは早稲田小講堂で、J-スクールの前身だった。原点に戻った感じで、ひどく楽しみにしている。

平:昭和のジャーナリストという立ち位置で今日はやらしていただきたい。

畑仲:早稲田とはほとんど縁がなくて、呼んで頂いて光栄だ。かなり昭和な人間。古いタイプの新聞記者の育ち方については分かっている。議論に参加したい。

久木田:こういう立派なところに呼んでもらって光栄だ。

田中:今日のパネルでは「未来シナリオ」を提案してパネリストの反応を聞く手法を取りたい。

▇「ストレートニュースはAIが書く」新聞社の出現

平:コスト削減時代が続く。機械的な作業をAIが代替し、生産性を上げていくことは1つの手段になる。ただし、それだけだと競争力になっていかない。空いた時間をクリエイティブなものに生かしていく。決算記事にAIを導入したAP通信は20%削減を実現した。20%ルールをさまざまな分野で活用できる。

▇「無駄な意見」を削除するプラットフォームの出現

▇世の中の事象をデータ化して集め、正直に利用しうる良心的なビッグブラザー」社会の到来

 

 

 

会場の大隈小講堂に入るのは初めてだった

 

政治経済学部には巨大なビルが建っていた

『詩人なんて呼ばれて』

カテゴリー: 会見メモ

2017/12/15  20:02


 

 

会場からの質問に答える谷川俊太郎氏

 

ゲスト:谷川俊太郎氏
テーマ:著者と語る『詩人なんて呼ばれて』
語り手:谷川俊太郎
聞き手:尾崎真理子読売新聞編集委員

 

「日本でもっとも有名な、ただ1人の職業詩人」谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)氏が12月15日、日本記者クラブで会見した。1931年12月15日生まれ。この日が誕生日で86歳だった。

 

朗読する谷川俊太郎氏

 

読売新聞の編集委員、尾崎真理子氏が3年ごしのロング・インタビューを1冊の本にした。本書には全2500作から厳選した詩20編と書き下ろし1編が収められている。語り手と聞き手が会場でさらに話し合い、谷川氏による詩の朗読も行われた。

対談の中で彼の印象的な言葉を拾った。

・国民詩人という言い方は僕全然わからない。どういう人が国民詩人なんでしょうね。(尾崎=誰もが名前を知っていて、詩で食べている人)。詩だけでは食べてませんけどね。名前は知っているけど、読んでない人が大部分ですね。

・(石原吉郎さんを発見されたのは谷川さんですね。谷川さんのすごいところはまっさらな、詩の言葉だけで背景も何もわからない時点でこの人はすごいと言い切られている)。そうお?そうかなあ。石原さんの詩を見てびっくりした。これこそ詩だという言葉だった。あとになってシベリア体験などがあったことを知って余計感動したんですね。

・あいつは親父がちょっとえらくてインテリでさあ、いいとこのぼんぼんだからという風に僕はとっていますけど。(父親は哲学者で法政大学総長だった谷川徹三氏)

・(詩の評価はどれだけ詩集が売れるかとか、どれだけ批評が出るだとかじゃなくて、10年、20年、50年、60年たっても読み継がれているという1点だけに絞られてきている。)『二十億光年の孤独』(1952年、21歳当時発表した第1詩集)は時代遅れで、今は137億光年まで宇宙は大きくなってきている。なんでああいう本がいまだに読まれるのか良くわからないですね。

・中国の詩の朗読会というのは日本と違うのはすごくハデなんですよ。日本は何となく暗い感じがするが、向こうは詩と詩の間にどんちゃん、どんちゃん音楽が入るわけで、何か居心地が悪い感じ。一種スペキュレクタクル的なものになっている。

・(谷川さんは昨年11月に香港国際詩歌之夜2017に出席された・・) 中国人のエネルギーはすごいですね。(行列はしない)ワッとその辺に群がっちゃう。誰にサインしていいのか分からない。(すごい活力がありますね)

・(日本の若い小説家の、この雰囲気は曖昧すぎて伝わらないと思うものほど人気があるんですね。筋書きの面白さということではなく、ちょっとぼんやりした不安みたいなものが良く伝わっているのかなと思うことすらある) コミックスなどのようにビジュアルがもう圧倒的に国際的に優位になっているんでしょう。言語の役割というのが一種特別なものになりつつあるという印象があるんですよ。ビジュアルである程度伝わってしまうようにみんな思っているんじゃないか。ビジュアルの優勢を今を見ていると、言語的な表現が要らなくなるような形で、ビジュアルのほうが先行している怖さがある。(余白とか余韻とかが消されてしまって・・) そんな感じしますね。

・(日本語という言葉についていろんな実験をされてきた。詩人なんですけど、日本語のプロだった)生活に必要だったんですね。詩だけを好きになれていては生活が成り立たない。注文があれば自分ができることは全部引き受けてやっていかなければ。これがまず基本なんですね。絵本のテキストとか映画の脚本とか、自分の問題意識として出てくる。詩以外の日本語と接して、そこでちょっと苦労したことが詩にちゃんと返ってきて詩を豊かにしているんじゃないか。

・(谷川さんのお仕事は『鉄腕アトム』の主題歌の作詞から、現代詩でごりごりの政治的にも理論的にも高度の水準を目指している人々にもおーっと思われるような実験の両極をやってこられたところがすごい) 手塚治虫さんから直接、電話がかかってきて、「主題歌を書いてくれないか」と。言葉に詰まってくると、このヘン、「ラララ」でいいんじゃないの、みたいなことで適当。でも、「ラララ」で歌が生きたのは事実で、あの経験は僕にとっても、強い(この項『詩人なんて呼ばれて』141ページ)。

・(Q詩人は食えているのか?)職業事典に詩人という項はないんです。著述業にしなければいけない。詩の原稿料は波が激しくて、同人雑誌だとほとんどゼロ、1000円くらい。(逆に)コマーシャルメッセージに近いようなものは一編100万円というケースもある。これが月に1編もないから、詩だけで食うというのは今でも大変じゃないかな。ただ私は今はブランドになっているんですね。谷川ブランド。私の詩を読んでなくても、名前で商売できている。自分では気にいってないですけど。まあそういう世の中だなという感じですね。

三是寿司

カテゴリー: 英語力/情報力/文章力

2017/12/13  22:52


 

「三是の寿司」看板も手を変え、品を変えて

 

私の好きな三是寿司(港区代々木2)で3人忘年会をやった。代々木とはいうものの、京王線新宿駅の裏手。都庁にも遠くない南新宿だ。自分のテリトリーである。

大学の仲間で、1人は地方新聞社に入って、今は2つの大学の講師をやっている。もう1人も講師を始めたものの、業容縮小で撤退。今は来春の子ども作文教室立ち上げに向けてボランティア活動を行っている。2人とも団塊世代だ。

私はフリーでジャーナリストをやっている。しかし、フリーとは名ばかりで、毎月書くのは1~2本程度。とてもこれで飯を食っているとは言えない。

来年は70歳代に突入する。死ぬまで現役を標榜してきたが、現役は苦しい。さて、どうするか。

羽生善治「永世7冠」会見

カテゴリー: 会見メモ

  22:34


 

登壇する羽生永世7冠

 

報道陣もものすごいことに・・・

 

ゲスト:羽生善治氏
テーマ:永世7冠会見

第30期竜王戦7番勝負で竜王を奪取し、史上初の永世7冠を獲得したばかりの羽生善治(はぶ・よしはる)氏が登壇した。会見では、自身の将棋観やコンピューター時代の棋士のあり方などに言及、次の目標として「通算1400勝」を挙げた。国民栄誉賞については「検討していただけるだけでも名誉なこと」と語った。

山持ちが割りを食う

カテゴリー: 花/木/樹, 講演会/シンポ/セミナー/勉強会

2017/12/11  19:36


 

岐阜大学の川﨑晴久名誉教授(左)

 

次世代の林業機械、森林管理システムを考えるNPO法人農都会議の「林業技術の革新」に関する勉強会が開かれ、枝打ちロボットの研究開発に従事している岐阜大学工学部の川﨑晴久名誉教授と航測レーザー計測技術による林業支援を行うアジア航測の矢部三雄社会システム開発センター総括技師長が語った。

▇川﨑晴久岐阜大名誉教授(工学部機械工学科)

・林業経営は長期的な林業採算性が悪化し、人材の価格が非常に低下している。森林所有者は経営意欲を低下させている。

・林業の作業現場は高齢化率(65歳以上)が21%と高い。全国産業平均に比べると、2倍以上だ。最近若い人も入っているものの、全体としては高い。労働災害発生率は1000人に対し28.7人と製造業・全産業の5~6%に比べダントツに高い。林業は「危険な産業」という実態を表している。

・森林の管理の放棄が始まっている。平成23年の立木伐採面積7.4万ha、植林面積2.4万ha。この差5万haは切った後何もしていないことに近い状態。伐採すれど、植林もしない「ほったらかし」の森林が5万haとなっている。伐採は進んでいるものの、植林面積を増やす林業家の意欲が衰えているのでこの差が累積していく。日本の至るところが切り取った状態の山になる。

・森林管理の放棄の結果、災害防止機能、水源の元を作る機能、環境保全とか、生物多様性機能といった多面的機能が低下する。「医療の砂漠」と言う言葉があるようだが、山がそういう状態になっていく。

・人工林としてやってきたところはどんどんそういった状態になりつつあるのではないかと危惧している。

・林業経営が持続的になる仕組みを考えていかないと難しい。生産性の向上、労働効果の低減、安全性の改善、林業副産物の活用(バイオマス産業)といった課題を解決していく必要がある。

・植林した木を刈れるのは何年先か。次に刈れるのは早くて40年後。50 年、60年、100年。自分が植えた木は自分の子どもじゃなくて、孫の代に切る。そういう長期ビジョンが見渡せるような施策が背景にないと木を植えて次に行きますという手が上がってこない。100年長期ビジョンでの研究開発、経営支援が要る。

・森林で育林作業を支援するロボット技術が大きな課題。ロボットの開発について国は大きな旗を振っていない。日本中ロボットの研究をやっている大学はいっぱいあるし、研究者もたくさんいる。森林分野のロボットを研究している人・グループは3つぐらいしかない。産業用、民生用、医療用ばかり。あまりにも少なすぎる。国が誘導していない。林業労働者も声を上げない。何を研究していいのか分からない。育林にとらわれずにこういうロボットの開発が重要だと思っている。

・ロボットの研究者+国の機関+現場の人の3者が意見交換する場を作られるべきだ。

・森林管理システムがなかなか確立されていない。日本の山は資源を生まない山とするのか資源を生む山とするのか。基本的な政策をしっかり持たないと、「植えて育てて」というところに行かない。行くような仕組みが必要だ。

・森のサイクル:植栽→雑草刈り(下刈り)→真っ直ぐにするために密に育てる→太くするために間引く→枝打ちする→間伐→主伐 最低で40年、へたすると100年。そういう流れの投資ができるような仕組みがないとなかなか林業家が手を出せなくなってくる。そうならないように育成支援ロボティクスが課題だ。

・森のサイクルは造材→搬出→運搬→利用という別の流れもある。高性能林業機械を導入して積極的にやっていると考えている。多くは海外製の製品を少しモデルチェンジしたタイプのものを導入することに近い。

・循環してロボット化してやる部分はロボット化は皆無だ。間伐の場合、木に登ってまず落ちて死ぬ。いくら熟練でもその日の木や人間の状態による。非常に危険な作業だ。枝打ちの出来る人が少ない。育林事業者は枝打ちをしなくなる。枝打ちをしないで集成材のようにして使う発想だ。したくてもできないという発想。

・枝打ちをしたい人ができるような仕組みを作っていく。枝打ちのためには①無節な良質な木材生産(柱を直に見せることがなくて、なかに節があろうが、なかろうが構わない)②木材の輸出強化③食害防止④森林の環境保全⑤水資源の保全-が必要。

・このためにはインテリジェント枝打ちロボットが必要だ。18kg以下が目標。昔は30kgだった。2人必要だったが、1人でもできるようにしたい。

・作業していると同時に森林管理の状況が蓄積される。GPSとIOTを利用して森林管理・作業管理に向けた通信システム技術が必要だ。ロボットが作業したときに、作業しているときの状況、枝の数、太さなどが分かる。これを通信機能を使って送ると、同時に森林管理の状況も蓄積される。IOT通信機能を持ったインテリジェント枝打ちロボットシステムの開発が重要だ。

・昔作られた枝打ちロボットはあるものの、日本では販売中止になっている。大学等で研究開発された例はあるものの、実用化されたものはない。

・事業化計画については「レオニックス」が担当する。

 

アジア航測の矢部三雄総括技師長

 

▇矢部三雄アジア航測国土保全コンサルタント事業部総括技師長

・航空機(セスナ機6機)から地上をセンサーで測って地図を作成する会社。平成22年(2010年)からそうした技術を森林に応用。航空レーザー計測技術を用いて広範囲の森林をハイスピードに計測している。

アジア計測(東京都新宿区西新宿)東日本は東京都調布飛行場(東京都三鷹市)、西日本は国管理の八尾空港(大阪府)を基地にしている。自らの会社で航空機を自主運用して撮影するのはアジア航測だけ。

1994年(平成6年)と2016年(平成28年)における木材価格の比較

 

・木のボリュームから丸太のボリュームを引いたのが「歩留まり」と呼ぶ。丸太にする場合は立木からの75%ぐらいまで落ちる。丸太の量から製材品にする場合は良くて6割まで落ちる。いろんなセミナーで幹部は無視した説明をしているので要注意。

・立木の価格が落ちている。3720円⇒840円。1本からとれる製材品価格は8480円⇒7830円。そんなに落ちていない。製材品は国際価格ですからあんまり変わらない。

・「山には木がたくさんあるのになぜ出てこないのか」に対する1つの答えがこれだ。山で木を育てる段階と、山から切って丸太を工場に持って行く段階、丸太を製材品に加工する段階を3つに分けて、それぞれの取り分がどう変化してきたか。

・今日本の加工場で何が起こっているかというと、丸太を安く買えるのですごく儲かっている。ウハウハだ。中小の製材工場が同じ土俵で生きているので、その人たちが生きている土俵で丸太が流通する。大規模な効率の良い製材工場はその分全部儲けになる。そういう構造だ。

・山に全部しわ寄せが行っている。森林所有者はいくらで木を作ったか、60年前から育てているので、資金が必要なときに木を売却する。経営意欲は低下している。ここをぶちこわすのが私のテーマだ。なぜぶちこわすのか。森林所有者に自分の森林の価値を理解してもらうため。これが一番手っ取り早い。

・航空レーザー計測とは、航空機に搭載したレーザー測距装置を使用して地表を水平方向の座標(x、y)、高さ(z)の三次元で計測する方法。レーザーを照射する機械であり、地上から跳ね返ってくるレーザーを受け取る機械。1秒間に20万発から40万発発射する。捕捉するまでの時間を正確に測ると、撃ったところから当たったとこまでの距離が正確に分かる。航空機の位置も正確に分かる。

・昔は人間が写真を推測して見て等高線図(コンタ図=contour map)を作っていた。見えないところは見えない。航空レーザー計測だと火口列が発見された。地図を作る上で革新的な技術と評価されている。

・木の種類によって反射強度に変化がある。その特徴を活かして樹種も特定できるようになった。レーザー計測結果を色分けすると誰でも分かるようになった。樹頂点(木のてっぺん)も特定できる。しかし、太さは分からない。それがレーダー計測の結果、1本1本の枝葉の広がりを特定することができた。本数、樹高、太さも分かった。

・「あなたの山はこれだけ面積があって、丸太にしたらこれだけ出てくる。今の価格ならこのくらいになるはずなので、素材生産業者のいいなりになって売ったらだめですよ」と言った情報を森林所有者に提供している。

・日本は外材が安くて負けたというが、これは昔の話。今は日本のスギのほうがずっと安い。なぜかというと、製材工場が買いたたいて安くしているから。パルプも海外から入ってくるチップのほうが高い。

・道を作る場合もどこに道を作れば効率的かも把握できている。路肩クラックの把握も容易。

・若い人は市販スマホの中にデータを全部入れて山に行く。山に行くと、どこにいて、どんな木があってなどすべて分かる。これが最近受けている。ちょっと年配者は「赤色立体地図」を紙に印刷して山に行く。コンタ図は道に迷うが、これだと道に迷わない。

・伐採するときにそのデータを使えないか。ハーベスタヘッド。ICT林業、スマート林業。

・境界明確化のためのツール。飛行機飛ばして、計測して、解析までして、こんな位の丸太が出ると分かる。ha当たり3500円。ところが1000haやったら350万円。営業に行ったらそこで終わり。

「英語を話せる人」と「挫折する人」の習慣

カテゴリー: 英語力/情報力/文章力, Books

2017/12/10  19:50


 

西真理子氏の本

 

書名:「英語を話せる人」と「挫折人」の習慣
著者:西真理子(英語コーチ/ビジネススキル講師)
出版社:明日香出版社(2015年7月21日初版発行)

 

「英会話学校には通わない&留学・海外経験ゼロ」なのに外資系バイリンガル秘書になれた英語コーチ/ビジネススキル講師の西真理子氏が書いた英語の勉強法についての本だ。

もう50年も勉強してきて、何度も何度も「挫折する人」となって、そろそろ歳だからもうやめようと思っている人間にとっては結構、励まされる内容ではある。このブログに一度書いた「”開き直り”英語塾(上)」(2012年1月19日)を読み返しながら、もう一度悔しい思いをしてみようかなと思っている。少なくてもそういう思いを持たせてくれる内容である。

英語を話せるようになるためには、英語の勉強を正しく「習慣化」する必要があると書かれていること。正しい勉強法を「習慣化」し、やり続けると効果は必ず出る。習慣を1年続ければ、効果を保証する。普遍的な勉強法だ。英語では無くても、何事もそうかもしれない。

・自分のスタイルを見つけること

・原理原則を守ること

・結果が出なくても続けること

・挫折を力にしていくこと

・あわてずに時が熟すのを待つこと

・待つということは「続ける」こと

「勉強法はあくまでも方法論にしか過ぎないが、そこに血が通い、肉となったときに、学習者の「チカラ」となって働いてくれるものだと信じています」と書かれている。信じるか、信じないか、そのどちらかだ。

実践編。どういう風に「習慣化」するか。

▪I think で話す癖をつける ⇒ 英検準2級の面接問題で練習する。

▪音読を習慣にする ⇒「名演説やスピーチ、映画の長めのセリフ、または好きな物語の一節でこの音読をやって暗誦する」

 

魚海船団神田司町本店

カテゴリー: 酒/酒場/居酒屋

2017/12/08  23:49


 

若かれし時、千葉で一緒だった仲間と2人で神田で飲んだ。私は大腸全摘したのでたくさんは飲めなかったが、少しは飲んだ。飲んだのは鮎正宗の燗酒。新潟県妙高市の山あいにある蔵元らしい。

水の良いところは良い酒ができる。鮎正宗は明治8年(1875年)創業だという。灘の菊正宗や桜正宗は飲んだことがあるが、鮎正宗は初めてだった。そんなに酒臭くなく、飲みやすかった。胃に優しい酒は心もホッとさせてくれる。

 

寒ぶり刺身

 

冬の味覚と言えば・・・ぶりでしょう。鰤料理祭りをやっていた。12月4日~9日までの1週間。

冬の味覚「寒鰤」。「今年はたくさんの鰯(イワシ)を食べ、脂の乗りも良く、しっかり太っております。冬の代名詞 この機会にご賞味ください。その日仕入れた分だけのご用意 売り切れの際はご了承ください」

 

「寒ぶりのなめろう」

 

脂の乗ったぶりはなめろうでも旨い。

ぶり大根や寒ぶりのしゃぶしゃぶもあった。なにせ鰤料理祭りである。

魚海船団神田司町本店(千代田区内神田2)。東京・神田に生まれて30年。築地直仕入れ、漁港直送の旨い刺身食わせます」の老舗海鮮居酒屋。

「原子力の衰退と自然エネルギーの台頭」

カテゴリー: 再生可能エネルギー, 資源/エネルギー/環境, 電力ビジネス

  22:15


 

原子力は衰退すると発表するマイケル・シュナイダー氏

 

公益財団法人 自然エネルギー財団主催のメディア懇談会「世界の原子力発電の現状と展望」が8日開かれ、世界原子力産業現状報告(WNISR)2017の主要執筆者兼発行者であるマイケル・シュナイダー氏が「原子力は衰退し、自然エネルギーが台頭している」との知見を発表した。

第2回ナノセルロース展

カテゴリー: 東京日誌Ⅱ

2017/12/07  23:59


 

 

環境省Nanocellulose Vehicle(NCV)モデル事業

 

CNFパイプ

 

環境とエネルギーの未来展「エコプロ2017」が7日、東京ビッグサイトで開幕した。期間は9日(土)まで。注目企画は第2回ナノセルロース展。ナノセルロースの事業化をリードする国内外の企業が一堂に介する日本最大の専門展だ。

「ナノセルロースナノファイバー(CNF)は鋼の5分の1の軽さで5倍の強度を持ち、学術分野でも用途開発でも日本が世界の最先端を走っている夢の素材。日本には豊富な森林資源を有するとともに、川上を担う製紙産業から用途開発を担うさまざまな産業まで高い技術の集積がある。CNFという新たな産業を育て、国際競争を勝ち抜くための大きな強みだ。

政府は未来都市戦略2017においてCNFの利用促進に向けて研究開発や国際標準化を進めていくべきと位置づけ、支援を行っている。CNFを世界に先駆けて自動車や家電等に利用するためにも樹脂複合化や国際標準化、安全性評価のための研究開発に年間6億円を投じるとともに、国際標準化機構で標準化を推進している。

CNFの新たな市場が生まれ、アベノミクスの第3の矢、すなわち成長戦略を支えるわが国初のイノベーション投資につながることを期待している」と経産省の大串正樹(おおぐし・まさき)政務官は語った。

また林野庁の牧元幸司次長は「日本の森林資源については戦後植林された木が60年、70年とたってまさに利用できるタイミングを迎えている。切って、使って、植えて、育てて、大きく育つことによってCO2を吸収して地峡温暖化防止に役立つサイクルをうまく回していく。これが重要だと考えている」と述べた。

さらに、「そのためには木材需要が大事。建材としての利用はもちろんではあるが、新需要の開発も極めて重要。その中でCNFが新用途として期待されている。軽量、高強度、低環境負荷。林野庁ではより小規模な施設でより環境負荷が少なく、特殊の器具を使わず汎用機械でできる技術開発を森林総合研究所等を中心に進めている。小規模な施設であれば、中山間地域でも立地できるのではないか。地域を元気づける大きな力になるのではないか。一層力を入れていきたいと考えている」と語った。

文科省研究開発局の田中正朗(たなか・まさあき)局長は「バイオマスから化成品等を製造することはカーボンニュートラルや省エネの観点からCO2排出削減に大きく貢献すると期待されているが、なかでもCNFは超軽量、高強度という特徴を有し、車体等などさまざまな製品への応用など低炭素社会の実現に大きく期待される革新的な材料だ」と指摘した。

環境省地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室長の水谷好洋(みずたに・よしひろ)氏は、「地球温暖化計画に基づき2030年度26%削減に向けた対策を着実に実施すると共に、地球温暖化対策と経済成長を両立させながら、長期目標として2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減を目指している」と述べた。

CNFについては脱炭素社会の実現に向けたテクノロジーの1つだと考えている。昨年度より、自動車分野の低炭素化を目指す事業として産官学総勢21機関の参加するコンソーシアムによる世界初のナノセルロース・ビークル(NCV)プロジェクトを始動している。

同プロジェクトでは自動車の部品をCNFを活用して軽くて強い素材に置き換えることで10%以上の軽量化にチャレンジしている。材料製造から車体製造、走行に至る総合的な二酸化炭素の削減効果を検証してCNFの有効性を実証していきたいと述べた。

そのほか家電、住宅、建材に活用する試みもスタートしている。CNFの社会実装を見据えてリサイクル技術の強化・実装についても行う予定だ。